北見葉胡のレビュー一覧

  • なつねこ

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     この絵本は、子どもが風鈴に思い描く素敵な感性と、世界に於ける人と自然との繋がりを見事に共鳴させており、時にファンタジーは子どもの想像力から生まれたのかもしれない、そんな素晴らしさを改めて実感させてくれます。


     女の子「なみこ」は、毎年夏になると家の軒下にかけられる風鈴が大好きで、そこから響き渡る音には特別な思いを抱いていました。

    「あの おとは かぜが うたを うたっているんでしょう?」

    「あら、あれはガラスの ゆれる おとよ」

     お母さんにそう言われても納得できない、なみこは、ある夕方、庭の向こうから「チリリリン……」という音が聞こえたので、そこに行ってみると、浴衣を着た可愛らし

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    2024年07月21日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 思い出の花ちゃん

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    「恐竜のトプ」は、ややスケールが大きい感じがして、「思い出の花ちゃん」は心温まる。「あんでるせんのテディベア」は、ぬいぐるみたちの内緒話。どれも、ぬいぐるみと持ち主と家族の絆にほっこりする。りりかさんは、本当に優しい魔法を使う。

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    2024年06月23日
  • なつねこ

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    風鈴がテーマの、ひっそりわくわくするお話。
    夏の鮮やかで大きな植物と、少しレトロな深みのある色合いが素敵でした。

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    2024年05月18日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 パンダのなみだ

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    りりかさんのぬいぐるみ診療所シリーズ3。このシリーズ好きだなぁ、思い出を大切にする、ぬいぐるみが大切なことを教えてくれる、いいなぁ。ナマケモノのメッセージは、そうだろうなぁとは思ったけど、それでもジーンときた。

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    2023年07月01日
  • まよいこんだ異界の話

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    今回も良かったです。「ハンカチの上の花畑」が一番面白くて、童話ということも忘れるくらいドラマチックな世界観に夢中になりました。安房さんの短編も好きですが、個人的にはこれくらいの長さのほうがじっくり読めて楽しいです。

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    2023年01月17日
  • えほん はりねずみのルーチカ

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    コレシリーズになっているんですね。他のも楽しみ。なんとなく森の中で演奏されている楽器って笛のイメージあるよね。なぜだろう。

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    2022年12月24日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル

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    児童書らしい、かわいくて優しいお話。りりかさんが言ってたけど、子どもにとってぬいぐるみは家族なんだよな。わかるわかる。いっつもいっしょにいて、お話ししたり遊んだりして。
    これ読んでたら昔旅行先でなくしたぬいぐるみを思い出した…。確かにあの子は私にとって友達だったんだろうな、また会いたいなと思った。

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    2022年10月28日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 わたしのねこちゃん

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    このシリーズ好きだなー、ぬいぐるみ専門の診療所だけど、そこのりりかさんには不思議な力もある。はりねずみのルーチカも出てきてお得な感じ(笑) ただ、そのルーチカのお話は、児童書なのでもう少しはっきり終わってほしかったかなー。

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    2022年10月24日
  • はりねずみのルーチカ

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    #はりねずみのルーチカ
    #かんのゆうこ
    #北見葉湖
    #講談社

    同僚のおすすめで読んだ本。これはこの世界ごと楽しめるお話です。ムーミンみたいな。出てくるキャラクターみんなかわいい。イラストもたっぷりでかわいい!お話もかわいい。ちょっとだけためになる。続編があるみたいので楽しみです!

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    2022年08月25日
  • えほん はりねずみのルーチカ

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    想像の世界?のフェリエのくにの物語、幻想的な絵で不思議で優しい世界観を楽しむことができる。絵がとても美しく、絵を楽しむ絵本という雰囲気です。

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    2022年07月21日
  • めぐる季節の話

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    ネタバレ

     安房直子さんのファンタジーの世界、大好きです。お亡くなりになった後も沢山の作品が刊行されています。1943.1.5~1993.2.25(肺炎で没)。「安房直子コレクション№7 めぐる季節の話」、2004.4発行。12の童話と14のエッセイ(自伝風)が収められています。1968年、峰岸明氏と結婚、1974年、長男亨君誕生。好きな絵本は、マリー・ホール・エッツ「もりのなか」とガース・ウィリアムズ「しろいうさぎとくろいうさぎ」だそうです。ご本人は、ファンタジーのおそろしさ、果てしなさに魅かれてると。

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    2022年05月21日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル

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    素敵な、本当に素敵なお話。ぬいぐるみを直してくれる、りりかさん。ぬいぐるみって かけがえの無い存在だよね。大人になってもそれは変わらない。シリーズ化してほしい。

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    2022年03月24日
  • りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル

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    大好きなぬいぐるみと育ったりりかさんは人里から離れた古い別荘を改築して、ぬいぐるみの診療所をやっています。不便なところにあるのに、りりかさんのところにはお客様がたくさんみえます。
    さあ、今回はどんなぬいぐるみとその持ち主が来るのでしょう?二人からはどんなお話が紡がれていくのでしょう?
    児童書として心と想像力をどちらもつかわせながら、展開も早めで飽きずに読ませることが出来る本。浮かぶ景色がきれいなので、中学年の読書感想画としても良い。ネモフィラ、タイム、リコリスなど植物の使い方も素敵だった。

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    2022年01月27日
  • えほん はりねずみのルーチカ りんご とれるかな?

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    はりねずみのルーチカが、木の上のリンゴを取るために…とてもシンプルな内容だけど絵が鮮やかで可愛らしい。幼児向けのわかりやすい内容です。

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    2021年11月19日
  • わたしのともだちポルポちゃん

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    可愛らしい絵で女の子向け。でも友達がタコってのが不思議。そして話の内容もタコが色々なものになって、想像外の行動を起こします。とてもふしぎなんだけど、可愛らしい、そんな絵本です。

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    2021年10月28日
  • なくしてしまった魔法の時間

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    なんて良質なファンタジー集なんだろう。きつねの窓は子供の教科書で初めて読んだが、他にも素敵な物語がたくさん。小さいやさしい右手が、切なく心に残った。他の作品もよみたい。

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    2020年01月14日
  • 恋人たちの冒険

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    べにばらホテルに泊まってみたい。お代は人のお金なのかな?熊の火だけが悲しい別れになっちゃったね(/_;)なんか、人が別の世界を拒んじゃう終わりは悲しいなあ。やっぱり男の方が度胸が無いのかしら(´・ω・`)

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    2019年07月15日
  • まよいこんだ異界の話

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    ほとんどの話はわりとすぐに帰れるのに、なかなか帰れなかったレースの学校。何もかも捨てるつもりで行ったわけでもないだろうになあ。神業の腕になるのと、お母さん上手くらいで留まるのと、選べたならどっち選んだの、かなちゃん?

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    2019年07月12日
  • なくしてしまった魔法の時間

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    目当ては「きつねの窓」で、やっぱり何度読んでももの悲しい話だけど好きだなあ。この本の中に親を撃たれた子狐と熊とがいて、現実だと害獣なんだろうけど、やっぱり悲しい(/_;)忘れられちゃう精霊や、手を切られた魔物や、この子たち、この後幸せになってくれなきゃ悲しすぎるぞ(´;ω;`)小鬼と魔女の娘の話もなんか好き。こえだちゃんて呼ぶ小鬼が可愛いし、褒められて嬉しい魔女の娘の気持ち、わかるわ〜。

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    2019年07月03日
  • ものいう動物たちのすみか

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    「小さなつづら」が可愛かった。冬の間、のんびり出来るといいね。生き物の夢だよなあ。あったかいとこで美味しいもの食べて、ぬくぬく過ごすのって。人と他の生き物との間って、ほのぼのしてたりちょっと怖かったり、間合いが難しいわ〜(+_+)「すずめのおくりもの」小さいおいなりさん、もらいたいな〜^_^

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    2019年06月25日