あらすじ
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◎『りりかさんのぬいぐるみ診療所』シリーズ最新作!
大人気「はりねずみのルーチカ」シリーズのかんのゆうこと北見葉胡コンビの、
心のいたみをいやす物語。
◎りりかさんは、ぬいぐるみのおいしゃさん。
ぬいぐるみだけでなく、ぬいぐるみの持ちぬしの心までいやします。
今日は、小さいころ、かわいがっていたぬいぐるみと
悲しい別れ方をした美和子さんがやってきました。
りりかさんは、自家製のロシアンティーをいれて、呪文をとなえます。
その後、美和子さんは、ふしぎな世界にみちびかれ、
かわいがっていたぬいぐるみとのあたたかいつながりを、とりもどすのです。
「たとえ、ぬいぐるみたちと別れたとしても、かられはちゃんと思い出の中で生きていて、
いつまでもずっと、持ち主だったみなさんのことを愛し続けてくれると、
わたしは信じているんです。」(本文より)
◎”心のいたみをいやす”「わたしのねこちゃん」、
”自分を信じる心をとりもどす”「かなしみのエドワード」、
”大切な人に気持ちを届ける”「モーツァルトの願い」の3話が読めます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「ぬいぐるみが生まれてきたいちばんの意味は、自分が愛されるためではなく、持ち主を愛することなんじゃないでしょうか。持ち主がいつまでも幸せで、笑顔でいてくれることを、かれらは心から望ノゾんでくれていると思います。」
りりかさんのぬいぐるみ診療所の中で、この本が1番好きです。
ぬいぐるみと共に育ち、大きくなった今も共に暮らしている我が子が、ぬいぐるみから卒業するのはいつなのかと気を揉んでいましたが、卒業する必要はないんだと気づきました。
Posted by ブクログ
あなたが、わたしに愛情を持ってシャンプーしてくれたから、わたし、美容師になろうって思ったのよ。って、言ったねこちゃん。自分にとっては、なんてことをしてしまったんだろうと後悔していても、気持ちはしっかり伝わっていたんだね。さよならしてしまった、いつも寝る時にそばにいてくれたくまちゃんは、わたしにとっても大事だったんだなと思った
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。今回は3つのお話。
取材をしに来た美和子さんの体験...とても素敵!ぬいぐるみってお役目の引退があるのね。『思い出の国』なんと素敵な国に行けるのか。私のぬいぐるみたちもいつか『思い出の国』に行く日が来ちゃうのかな?私が死んだ時、一緒に棺桶に...なんて思うこともあるんだけど。
杏輔さんのテディベア・エドワードの話では、那須テディベアミュージアムで出会って持ち帰ったはっくんのことを思いながら読んだよ。
3つ目の話は...
はりねずみのルーチカぁぁぁ......!?ががちょうを助ける!読んだことないけど、なんとなぁ〜くタイトル知ってて、検索しましたよ。やっぱりあるじゃない『はりねずみのルーチカ』ってシリーズの本が!?こういう夜中のぬいぐるみだけの会話とかすっごく好き!これは、ルーチカのお話にがちょうが出てくるのかしら?こんな本の中を行き来しちゃう『はりねずみのルーチカ』、気になるなぁ。
Posted by ブクログ
このシリーズ好きだなー、ぬいぐるみ専門の診療所だけど、そこのりりかさんには不思議な力もある。はりねずみのルーチカも出てきてお得な感じ(笑) ただ、そのルーチカのお話は、児童書なのでもう少しはっきり終わってほしかったかなー。
Posted by ブクログ
かんのゆうこさんの童話ですね。
絵は、北見葉胡さん。
『りりかさんのぬいぐるみ診療所』シリーズだそうです。
りりかさんは、ちいさいころにふたごの白くまのぬいぐるみとくらしていました。かれらの名前は「てんくま」「ちびくま」といいます。
りりかさんが、ぬいぐるみをかわいがればかわいがるほど、やぶけたり、ほつれたり、よごれたりしてしまいます。
そこで、りりかさんは大人になると、洋裁学校に入学して、じゅうぶんな知識と技術を身につけました。
そうして、ぬいぐるみを愛する人たちが、いつまでも幸せにくらしていけるように、こわれたぬいぐるみを治療するために「りりかぬいぐるみ診療所」を開いたのです。
場所は、美しい高原の森の中。
りりかさんは、ぬいぐるみを治療するだけでなく、ふしぎな力があります………!
もくじ
わたしのねこちゃん
かなしみのエドワード
モーツァルトの願い
素敵なファンタジーのお話です。
「モーツァルトの願い」で、はりねずみのルーチカが登場します。かんのゆうこさんと北見葉胡さんコンビの代表作ですね。
ぬいぐるみにも、温かな命があると言うメルヘンに心が惹かれます(=゚ω゚=)