酒井穣のレビュー一覧
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「日本で最も人材を育成する会社」を目指しているフリービットの戦略人事部GMの酒井氏の著書です。
冒頭で今後の日本社会では平均的なスキルの人材はアウトソースに淘汰されるという予測をもとに、人材育成の重要さを示します。
内容的には人材育成について、何のために、誰を、いつ、どうやって、誰が育てるのか、その効果をどのように測定するかを論じています。
最後に著者の会社で実際に導入している事例を紹介しています。
個別の内容については確かにその通りではあるのですが、抽象的な印象を受けます。
最後の事例についても工夫はしていると思うのですが、結局、やらされ研修になっているのではないかと感じました。
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Posted by ブクログ
時代を生き抜くには今や心理学も欠かせない。心理学のキーワードをモチベーション管理、イノベーション、人材育成などいくつかの分野に分け、解説する。
マズローの欲求説やアハ体験などメジャーなものから、聞いたことのないものまで、どれもわかりやすく解説されていた。解説と、仕事においての活用法が簡単に載っているのでイメージもしやすい。ただこの手の解説本は、さくさく読める代わりに読み応えがないのはいつものこと。
心理学も最強の学問だ、と帯にあったけれど、たしかにそうだと思う。所詮人間のすることから心はなくせないし、だからビジネスに心理学を持って臨めばより良い結果が導き出せるんだろうな。心理学はテクニック -
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≪目次≫
はじめに
第1章 モチベーション(動機づけ)に関するキーワード
第2章 営業・マーケティングに関するキーワード
第3章 イノベーションに関するキーワード
第4章 コミュニケーションに関するキーワード
第5章 人材育成に関するキーワード
第6章 採用・評価に関するキーワード
第7章 リスク管理に関するキーワード
おわりに
≪内容≫
心理学的な用語をビジネスに引き寄せながら簡単に説明した本。一応関連書籍を1冊紹介してある。元はメルマガの記事がベースとなっているようだ。
興味を惹いたのは、「おわりに」のコンピュータvs人間のチェスの話。人間のプレーヤーはコンピュータに負けた -
Posted by ブクログ
心理学のキーワードを60点取り上げ、各キーワード毎に「キーワードの詳細説明」と「仕事への応用」がなされていく構成。IT技術は進歩しており人がコンピュータに負ける時代がやってきつつある。現在重要と思われている英会話やプログラミングもゆくゆくは意味のないものとなってしまう可能性もある。しかしながら、コンピュータには「人間の感情」は当分備わらないと考えられ、感情が価値を持つのではないかと筆者は述べている。すなわち本書に記載されている心とビジネスのつながりがより重要となる。サラリーマンとして月給を貰うだけの生活ではなく、自分はその月給を貰う価値があるのかと自問自答しつつ、リスクを負いながら自分の付加価
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Posted by ブクログ
ネタバレ成功する社員を導くのは「研修ではない」という事実
・OJTの終焉
これからの人材育成は「研修のデザイン」から「経験のデザイン」に向かう
OJT=人材の現場放置は終了する
ヒト・モノ・カネのうち、イノベーションを起こすのはヒト
モノあまり、カネあまりの時代に、ヒトが開発のターゲットとなる
人材育成の方向性は、会社ごとの「企業理念」であるべき
軸となる価値観
人材育成とは、企業理念の浸透こそある
■人材3タイプ
・積極的学習者(10%)
プロとしての自覚を持ち、習慣として学ぶ
状況に追従せず、自ら学ぶテーマを設定し、学ぶことを楽しめる
勝手に育つ人達
拡張的知能観:
自分の持っている能力 -
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【ポイント】
3/経営学的には、美味しいか、美味しくないかは、顧客が決めること。
6/料理は、誰かに、何かをして、喜んでもらうための手段であって、それ自体が目的ではない。
?プロ顔負けではなく、顧客(家族やお客様)に喜んでもらうことをめざす。
?測定にこだわり再現性(何度でも同じ味が出せること)に執着する。
?調理経験の浅さを味覚や料理に関する知識と戦略でカバーする。
18/ランチェスターの法則
21/一流シェフに負けない具体的戦略
?料理のレパートリーを極端に限定(レパートリー限定による接近戦)
?できるだけ簡単な料理にする。(難易度限定による接近戦)
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