酒井穣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これはリーダーシップの本か??
と言いたくなるくらい、生物や人類の歴史の話が大半を占める。
著者の主張は、リーダーシップは環境異存だから、
歴史をさかのぼって当時の環境を分析すれば、
自ずと当時ノリダーシップ像も見えてくる、という考えか!?
とにかく著者の知が大爆発していて、読み応えがある。
帯の文言にあるような「サクサク読める」なんてものではないが、
知的好奇心は満たされる。
自分は(日本以外の)歴史に関するバックグラウンドが極端に弱いので、
中々読み進めることができなかったし、
良く理解できないところもあったが、
自分の知的好奇心が勝って最後まで読み切れた印象。
(いわゆるビジネス書としての)リーダーシップの本として読むのではなく、
歴史書として読むのがよいのではないかと思う。
これをきっかけに、世界史などにも手を広げていきたい。 -
Posted by ブクログ
ピークエンドの法則。
人はピークの時と最後を覚えている。旅行や飲み会はピークと最後が大切。
マレーの欲求リスト
Abasement(謙虚) 譲ったり、罰を受け入れる欲求
Achievement(達成) 困難を乗り越え、成功する欲求
Acquisition(獲得) 財産を得る欲求
Affiliation (親和) 他者と交際し、仲良くなる欲求
Aggression(攻撃) 他者にダメージを与える欲求
Autonomy(自律) 他者の支配に抵抗し、独立する欲求
meavoidance(非難回避)ルールに従う欲求
Construction(構成) 何かを創造し、構築する欲求
Contrariance(反発) ユニークな存在である欲求
Counteraction (TEA) 名誉を守りたいという欲求
Defendance(防衛) 自分を正当化したいという欲求
Deference(恭順) 上位者に従い、仕えたいという欲求
Dominance(支配) 他者をコントロールし、統率する欲求
Exhibition(顕示) 他者の注意を惹きたいという欲求
Exposition(説明) 情報を提供し、教育したいという欲求
Harmavoidance(障害回避)痛みを回避する欲求
Infavoidance(劣等回避) 失敗を回避し、弱みを隠す欲求
Nurturance(養護)困っている人を助けたいという欲求
Order (秩序)整理、組織化し、正確である欲求
Play(遊戯)楽しみ、リラックスする欲求
Recognition(承認)認められ、ステータスを得る欲求
Rejection(拒絶)他者を排除したいという欲求
Sentience(感性) 感覚的な印象を楽しむ欲求
Sex(性) 性的な関係を構築し、そこから快楽を得る欲求
Similance(模倣)共感したいという欲求
Succorance(救援) 保護や同情を得たいという欲求
Understanding(理解) 分析、経験し、知恵を得る欲求 -
Posted by ブクログ
再読。
★双曲割引
「今すぐできること」の価値を非常に過大評価する傾向があり、「ちょっと待つ」ことでより大きな利益を得る行動がとても苦手。
Cf. 15分の集中後に得られる快感より、15秒後の快感を選んでしまう
→逆に言うと「今すぐ手に入る」ことをあえて作ることの方が、アクションが起こりやすい。ふむ。
★ファティックー意味のない言葉の重要性
コミュニケーションのきっかけ作り
★ストレスの対処法ーコーピング(原因解決・発散・回避)
状況に応じて適切な対処が変わる
その他メモ:
カタルシス
返報性の原理
没個性化ー匿名性
自己奉仕バイアス
ピグマリオン効果ーみんなを平等に贔屓する
抽象化スキルは経験の再利用性を高める -
Posted by ブクログ
ネタバレ「自分こそが正しいという人間を確実に不幸にする態度を哲学はかなりの程度まで減らすことができる。自分より重要ななにかを発見するための手段であり、自分自身よりも重要なもののために生きるという救済の道」
「自分というつまらないものを探求することをやめにして、この世界という素晴らしいとものを探求しよう」
示唆に富んだ表現が多く、知的態度を見つめ直すきっかけになる。
ただ、著者が自己啓発を憎みすぎている(笑)ことがややノイジーである。自己啓発の定義もやや曖昧で切れ味が悪い。イメージとして共有はできるがそんなに言わなくてもいいと思うのだが。
「自分の中にある「うまく言葉にならないけど、なんだか知っている気がする」というきづきを、簡単には疑えない言葉にする試みが哲学」
という言葉にとても感銘を受けた。「なんだか知っている」を放置せずに向き合っていきたい。 -
Posted by ブクログ
人事育成の課題と方向性はよくよく分かった。キレイゴトだけでなく、人材育成を考える立場としては耳が痛い話。ただ具体例となると今ひとつ。何とも惜しい。
・勝ち組のビジネスパーソン100名に成功の要因を訪ねても、共通点はただひとつ。「それは研修ではない」という事実。
・人材育成のデザインは「教えずに学ばせる」ことを目指さなくてはならない。
・「どんな能力を鍛えれば、この会社で認められる存在になれるのですか?」若手の人材にそう聞かれて即答できるものが準備できていない会社は長期的には力を弱める。
・人間の成長はその70%が経験によるもの。とくに「修羅場の経験」が重要。
・人材育成の仕事は常に組織横断的であり、現場の仕事よりも直近の重要性が低いために現場からすればどうしても後回しにしたくなる話。そして悪いことに、人材育成プログラムというのは導入コストは測定できても効果は測定しにくい。人材育成は、経営者の信念と継続的で強いコミットメントがなければ立ち行かない運命にある。 -
Posted by ブクログ
「日本で最も人材を育成する会社」を目指しているフリービットの戦略人事部GMの酒井氏の著書です。
冒頭で今後の日本社会では平均的なスキルの人材はアウトソースに淘汰されるという予測をもとに、人材育成の重要さを示します。
内容的には人材育成について、何のために、誰を、いつ、どうやって、誰が育てるのか、その効果をどのように測定するかを論じています。
最後に著者の会社で実際に導入している事例を紹介しています。
個別の内容については確かにその通りではあるのですが、抽象的な印象を受けます。
最後の事例についても工夫はしていると思うのですが、結局、やらされ研修になっているのではないかと感じました。
人材育成=人を育てるためにというスタンス自体にそもそも驕りがあるのかもしれません。
本人がいかにやる気を出すか、人材育成とはやる気を出させることが本質で、人材育成の方法論では問題は解決しないように思いました。