酒井穣のレビュー一覧
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ちょいと育成やら研修やらのことを付け焼き刃ながら勉強しようと思いまして、いつ買ったんだか覚えてないけど、手元にあったこの本を読んでみまんた。「目次」を見ていただければわかるように、「人材育成」をテーマに、基礎からその考え方がわかるように作られている。「テキスト」を書名に掲げていることに異論反論オブジェクションはございません! ただ、「日本で最も人材を育成する会社」というのは、言わばプログラム規定的な理想であって、酒井さんは自身の勤める会社がそうなることをめざしているとのこと。そのために「企業リーグ」を立ち上げたがっている点など、ユニークな指摘・願望も見られました。
本書は、多種多様な先 -
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ご機嫌な職場が失われた理由と職場コミュニティ回復の為の開発理論と方法が纏められた一冊。グローバル化(同一職業、同一賃金、フラット化)とSNS、NPOの台頭の中で、職場のコミュニケーションスタイル(情報伝達、問題対応、対話、個別対応、人間関係維持の5つの形)のバランス再考とモチベーションとの関係を示した上で、インターネットを介した競合コミュニティーへの対応、理念への議論の活性化、仲の良い職場がもつ意義と非公式なコミュニケーションを念頭に置かせた打ち手(懇親会のデザイン、中だるみを防止するファシリテーション、ピークエンドの法則等)を紹介していく。メモ(1)学習と自らの行動の基準や行動の前提となる理
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酒井さんの著書を読むのは3作品目だが、それぞれその視点や分析内容、説明の分かりやすさになるほどと思わされる。
昨今、職場の雰囲気が良くならないのは、社内のコミュニケーションが不足しているためで、対策として社内コミュニケーションを良くしようという類のことをよく耳にするが、その本当の原因や対策についてはほとんど納得できるものは見当たらなかった中で、本書から大きなヒントを得たような気がしている。
本書では「明るい職場」は「絶対につくる必要があるもの」であるが、実際には職場コミュニティーが弱体化しているとして、その原因を欲求理論、イノベーション理論、コミュニケーション理論などの視点から明らか -
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ネタバレ第一版を既読。あんまりメモってなかったから大事に読む予定。
◎第一章「課長とは何か?」
・予測不可能なVUCAの時代において、不変の管理職の本質を構築し続けることが肝要。
真理に向かって自己否定を繰り返し近づく、哲学の姿勢。
・生涯課長になる人は半分を切り、部長は10%も居ない。課長がキャリアのボトルネック。
・欧米のマネジメント理論だと経営者と従業員は対立しているが、日本だと
従業員はやがて経営者になるし、経営者・中間管理職・末端で相互に助け合うことになる。
そのため欧米だと中間管理職は消え去ると言われているが、日本だと重要な役割を持つ。
欧米のマネジメント理論を引用した日本 -
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ネタバレ・課長にとって、部下とはそもそも辞めるもの
・現場の知識では部長は課長にかなわない、責任は俺がとるから自由にやれというスタンスが管理手法の主流になる
・課長は厳しい成果主義が適用され機能としてみられるもの
・若い世代が上司に自己犠牲的な健気さを見せるのは本音を隠したアピールと見たほうが無難
・若手は先輩からでなくネットなど排他的な匿名のコミュニティからだったりする(今ならAI)
・上と下に共通するのは顧客第一主義。下は下なりに、上は上なりに考えていることを翻訳する
・ドラッカー、経営管理の96%はルーティン的な定例反復作業である、ルーティンは格下の退屈な仕事でなく重要な仕事
・課長は経営情報と -
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ネタバレ・部下の叱り方。事実関係確認→原因究明させる→論理的に指摘して叱る(信頼と期待)→感情のフォロー(明るく閉じる)
・ストレスを適度な状態に管理する、多すぎてもなくてもダメ
・コーチング。部下の価値と可能性を信じる、もちろん時にアドバイスも必要。常に引き出す工夫を。
・予算管理は茶番で非合理だけど現実。だからこそあまり時間かけずに本業に回したい。
・人事評価。本質はいかに限りある資源を配分し、いかに一人一人に納得させるのか。モチベをいかに高められるか。
・政敵にこそ褒めることで、政敵の上に立てる。
・社内政治は避けられず重要。キーマンを抑え、その人にとってとにかく有益な人になる。
・自分がキーマ -
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2011年と出版年が古く、職場コミュニティはネットコミュニティ、NPOが競合である、という前提。様々な著名人の考え方や理論を引用しての説得が、得てして説得が目的なのではと思うぐらいに多く、それらが逐一芯をくっている感覚もなく、なかなか共感しにくかった。
様々な知識を手に入れられたという点で読んでよかった。
メモ--
マレーの欲求リスト、ERGリスト
自己充実欲求と繋合けいごう希求欲求
職場コミュニティの台頭と地域コミュニティの衰退
p48.近年ビジネスにおける対話をテーマとした書籍の出版が相次いでいます。
p58.ドラッカーのコミュニティの定義、コミュニティはbe、組織はdo
中原淳、組 -
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これはリーダーシップの本か??
と言いたくなるくらい、生物や人類の歴史の話が大半を占める。
著者の主張は、リーダーシップは環境異存だから、
歴史をさかのぼって当時の環境を分析すれば、
自ずと当時ノリダーシップ像も見えてくる、という考えか!?
とにかく著者の知が大爆発していて、読み応えがある。
帯の文言にあるような「サクサク読める」なんてものではないが、
知的好奇心は満たされる。
自分は(日本以外の)歴史に関するバックグラウンドが極端に弱いので、
中々読み進めることができなかったし、
良く理解できないところもあったが、
自分の知的好奇心が勝って最後まで読み切れた印象。
(いわゆるビジネス書