酒井穣のレビュー一覧
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前半は著者の自己啓発に対するアンチな感じがリズミカルだった。自分自身を変えられるというのは嘘。変えられる可能性があるとすれば他者の環境になっている場合のみというのは結構本質的。頑張れば自分は変えられるっていう意識の隙を突くのが悪徳啓発ビジネスだから。
後半はサクッとした哲学史とキーガンの成人発達理論...続きを読むPosted by ブクログ -
人事育成の課題と方向性はよくよく分かった。キレイゴトだけでなく、人材育成を考える立場としては耳が痛い話。ただ具体例となると今ひとつ。何とも惜しい。
・勝ち組のビジネスパーソン100名に成功の要因を訪ねても、共通点はただひとつ。「それは研修ではない」という事実。
・人材育成のデザインは「教えずに学ば...続きを読むPosted by ブクログ -
こういう本って理論で言われてもわかんないので経験の確認の文脈で読まないとダメだと思った。経験がないとすごくチープに見える。団体管理経験のある人にオススメ。Posted by ブクログ
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筆者のフリービット社における人材育成のノウハウと理論、その背景について纏められている。人材育成の目的、ターゲット、タイミング、プログラムの設計思想、実際の取り組み、と読み進めながら人材育成の基本から実践までを体系的に学べるPosted by ブクログ
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はじめての課長の教科書
・課長は、部下を一人の人間として気にかけ、興味を持ち、熟知することで部下のモチベー
ションを高め、成果につなげることができる。
・課長には、家族的な方法で部下をまとめつつ、成果を上げることが求められる。
・部下が、「何かあれば課長が守ってくれる」という実感を持って、安心して業...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事でよく聞く用語が結構載っていたので為になった。
しかし、必要最低限の意味しかわからないし、それ以上知りたければこの本をどうぞ的な索引的印象が強い。
読み物というより、辞書としての使い方が良いのでは。Posted by ブクログ -
「日本で最も人材を育成する会社」を目指しているフリービットの戦略人事部GMの酒井氏の著書です。
冒頭で今後の日本社会では平均的なスキルの人材はアウトソースに淘汰されるという予測をもとに、人材育成の重要さを示します。
内容的には人材育成について、何のために、誰を、いつ、どうやって、誰が育てるのか、...続きを読むPosted by ブクログ -
心理学にはまるでうといが、多くの用語がビジネスの切り口と紐付けられていて楽しく読めた。
詳細を知りたいと思った場合の参考情報や、章ごとの筆者自身の考えの提示が興味深い。Posted by ブクログ -
タイトルに釣られて購入しましたが、心理学の紹介本です。
本の内容は心理学において有名なマズローの欲求5段階の説明から始まり、フロー状態の話まで幅は広いです。
この本においては触り程度の説明しかないので、紹介本としては良いのですが、浅い内容なので★3つです。Posted by ブクログ -
時代を生き抜くには今や心理学も欠かせない。心理学のキーワードをモチベーション管理、イノベーション、人材育成などいくつかの分野に分け、解説する。
マズローの欲求説やアハ体験などメジャーなものから、聞いたことのないものまで、どれもわかりやすく解説されていた。解説と、仕事においての活用法が簡単に載ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
≪目次≫
はじめに
第1章 モチベーション(動機づけ)に関するキーワード
第2章 営業・マーケティングに関するキーワード
第3章 イノベーションに関するキーワード
第4章 コミュニケーションに関するキーワード
第5章 人材育成に関するキーワード
第6章 採用・評価に関するキーワード
第7...続きを読むPosted by ブクログ -
平易に心理学のエッセンスを親書向けに書き出しているが、著者独自の視点は含まれていない単なる心理学の紹介本であった。ビジネスへの転用、利用についても一般的な視点でしかふれていないため手にとったときに思い描いた独自性はなかった。心理学の初学者には有用な入門書だと感じる。Posted by ブクログ
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心理学のキーワードを60点取り上げ、各キーワード毎に「キーワードの詳細説明」と「仕事への応用」がなされていく構成。IT技術は進歩しており人がコンピュータに負ける時代がやってきつつある。現在重要と思われている英会話やプログラミングもゆくゆくは意味のないものとなってしまう可能性もある。しかしながら、コン...続きを読むPosted by ブクログ
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成功する社員を導くのは「研修ではない」という事実
・OJTの終焉
これからの人材育成は「研修のデザイン」から「経験のデザイン」に向かう
OJT=人材の現場放置は終了する
ヒト・モノ・カネのうち、イノベーションを起こすのはヒト
モノあまり、カネあまりの時代に、ヒトが開発のターゲットとなる
人材育...続きを読むPosted by ブクログ -
会社に置いてあったので、読んでみた。
(もう、最近なんでもいいから、読みたくなってきた。)
まあ、人材育成に関与する人が読むんだろうけど、
私の立場からでも、視点を変えることができてまあまあ面白かった。
こういうたぐいは、EQに始まり、立ち振る舞いの本は
少しお腹いっぱいカモ。
たぶん、私はい...続きを読むPosted by ブクログ -
課長の教科書を書いた酒井穣さんの本。
教えることだけでなく経験させることも教育とのこと。
人材育成という観点で、会社でプロジェクトを作って育成に繋げたいと思った。
退職する人は卒業生とみなし、会社は学校みたいな役割があるとのこと。マッキンゼーや楽天を例に挙げていた。自分の会社も積極的に退職者が出るく...続きを読むPosted by ブクログ