酒井穣のレビュー一覧

  • 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
    おもしろかった。同期から借りた本。

    これからの人材育成の実務は「研修のデザイン」ではなく、「経験のデザイン」の方向に向かうと考える著書。

    企業における人材育成の目的は企業理念の浸透にある。

    人材育成のデザインは「教えずに学ばせる」ことを目指さねばならない。

    フォワード・チェイニング、ランダム...続きを読む
  • 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
     ちょいと育成やら研修やらのことを付け焼き刃ながら勉強しようと思いまして、いつ買ったんだか覚えてないけど、手元にあったこの本を読んでみまんた。「目次」を見ていただければわかるように、「人材育成」をテーマに、基礎からその考え方がわかるように作られている。「テキスト」を書名に掲げていることに異論反論オブ...続きを読む
  • 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
    人材育成の実務は、研修のデザイン、経験のデザイン。



    ベンジャミン・ハーバーという学者はいう。



    私は人間を弱者と強者 成功者と失敗者にはわけない。

    学ぼうとする人としない人にわける。



    学ぼうという力がみんなから起きれば、会社も変わる。

    学ぶ人間が増えれば、会社は伸びる。
  • ご機嫌な職場 ――「職場コミュニティー」再構築の方法
    ご機嫌な職場が失われた理由と職場コミュニティ回復の為の開発理論と方法が纏められた一冊。グローバル化(同一職業、同一賃金、フラット化)とSNS、NPOの台頭の中で、職場のコミュニケーションスタイル(情報伝達、問題対応、対話、個別対応、人間関係維持の5つの形)のバランス再考とモチベーションとの関係を示し...続きを読む
  • ご機嫌な職場 ――「職場コミュニティー」再構築の方法
     酒井さんの著書を読むのは3作品目だが、それぞれその視点や分析内容、説明の分かりやすさになるほどと思わされる。

     昨今、職場の雰囲気が良くならないのは、社内のコミュニケーションが不足しているためで、対策として社内コミュニケーションを良くしようという類のことをよく耳にするが、その本当の原因や対策につ...続きを読む
  • 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
    「これからの人材育成の実務は、「研修のデザイン」ではなくて、「経験のデザイン」という方向に向かいます」という冒頭の文章に心から同意。特に若手(入社5年目までくらい?)においては特に重要だと思う。若手はどうしてもルーチンの比重が高くなるが、定型的な業務である分、意図的にデザイン・アサインしやすいように...続きを読む
  • ご機嫌な職場 ――「職場コミュニティー」再構築の方法
    酒井さんの本はいつも通り読みやく、わかりやすかった。

    職場を学習する場としてとらえたとき、助け合う(互酬性)が大事だということ。いっぽうで、企業組織のコミュニティーが危機を迎えていることが、理論をまじえて説明されている。
    酒井さんが実際にどのような対応を行っているかの対策案も、アイデアとして面白い...続きを読む
  • 「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
    役員からの課題図書。

    てっきり人材コンサル系の方が著者なのかと思いきや、
    もろIT系企業だったのでびっくり。

    研修では成功へ導けないことや、OJTの終焉についてなど
    何のために、誰を、いつ、どうやって育てるのかがわかりやすく
    書いてあります。

    個人的にも、研修は知識面での強化飲みに...続きを読む
  • 自己啓発をやめて哲学をはじめよう
    自己啓発と哲学は表裏の関係にあり、自己啓発は歴史のある貧困ビジネスという視点に惹かれ読んだ。本来の意味がある自己啓発はちゃんとあるはず。自分の自己啓発が作者の言うような、溺れている者に対して藁を売る貧相なものでないと思いたい。
  • ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由
    上司からもらった本です。自分はまだ介護には程遠いのでそんなに染みはしませんでした。介護は自分だけでやらなくていい、僕はこの考え方を持っていたので全然いいですが一人でやるって人もいるのかな。。。視野は広げてくれました。
  • はじめての課長の教科書 新版
    組織活性改善の示唆に。ストレス管理管理、没入状態にオフサイトミーティング。腕の見せ所は一見するとハイレベルな予算目標策定と問題への対応。褒めるときは人前、叱るときは人陰でモチベーションを高める。
  • リーダーシップ進化論【BOW BOOKS 001】
    これはリーダーシップの本か??
    と言いたくなるくらい、生物や人類の歴史の話が大半を占める。
    著者の主張は、リーダーシップは環境異存だから、
    歴史をさかのぼって当時の環境を分析すれば、
    自ずと当時ノリダーシップ像も見えてくる、という考えか!?

    とにかく著者の知が大爆発していて、読み応えがある。
    帯の...続きを読む
  • ご機嫌な職場 ――「職場コミュニティー」再構築の方法
    ピークエンドの法則。
    人はピークの時と最後を覚えている。旅行や飲み会はピークと最後が大切。

    マレーの欲求リスト
    Abasement(謙虚) 譲ったり、罰を受け入れる欲求
    Achievement(達成) 困難を乗り越え、成功する欲求
    Acquisition(獲得) 財産を得る欲求
    Affiliat...続きを読む
  • はじめての課長の教科書 新版
    課長じゃないけどためになる。中間管理職向けのビジネス書、課長とは予算管理に実質的な責任を持つ管理職の中で最下位のポジション。法的にも管理職として認知される最下位のポジション。部下の業績や能力を評価すること人事査定を行うことが正式に認められている最下位のポジション。モチベーション管理が一番大切な仕事、...続きを読む
  • はじめての課長の教科書 新版
    印象に残った言葉

    「褒め上手であるだけで驚くほど多くの問題が解決してしまうことに気付いている人は、世の中を他人よりも楽に渡っていくことができる人です。」


    感想

    課長も部下も人間通し。愛を伝えること重要性を理解した。


  • ビジネスでいちばん大事な「心理学の教養」 脱「サラリーマン的思考」のキーワード
    再読。

    ★双曲割引
    「今すぐできること」の価値を非常に過大評価する傾向があり、「ちょっと待つ」ことでより大きな利益を得る行動がとても苦手。
    Cf. 15分の集中後に得られる快感より、15秒後の快感を選んでしまう
    →逆に言うと「今すぐ手に入る」ことをあえて作ることの方が、アクションが起こりやすい。ふ...続きを読む
  • 自己啓発をやめて哲学をはじめよう
    「自分こそが正しいという人間を確実に不幸にする態度を哲学はかなりの程度まで減らすことができる。自分より重要ななにかを発見するための手段であり、自分自身よりも重要なもののために生きるという救済の道」
    「自分というつまらないものを探求することをやめにして、この世界という素晴らしいとものを探求しよう」
    ...続きを読む
  • 自己啓発をやめて哲学をはじめよう
    自己啓発という言葉のせいで著者の意見にかなり偏りが出てしまうようにみえるのが勿体無いなと思ったがそれこそが狙いなのか?
    本書の最初と最後では人の人生の大きな流れは変えることができないという主張の上でそれでも自己の外側の理解を深めるために哲学を学ぼうというように受け止めた。

    中盤は自己啓発というより...続きを読む
  • 部下が働かない本当の理由
    ストーリー仕立てなのは少し間延びしてるが、解説の部分は本質をついてる内容。
    ゆとり世代も一括りにされるのはどうかと思う。
    ゆとり以上にゆとりがなく学習しないオジサンが多いのです。。
  • 自己啓発をやめて哲学をはじめよう
    「自分というつまらないものを探求するのをやめて、この世界という素晴らしいものを探求しよう」という考えから、
    自己啓発=自分探しをやめて、哲学=世界の真理探究を勧める本。

    著者の見識が紹介されており興味深い部分もある。

    一方、自己啓発=悪、のように決めつけているところには違和感もある。