酒井穣のレビュー一覧
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ネタバレ・「絶対に明るい職場を作る必要がある」そう断言する著者は、職場コミュニティーが弱体化する現状を踏まえ、その原因と解決について話を進めていく。
・特に興味深かったのは、その原因において、大きく3つのコミュニティ破壊が起こっていると言う。それは、人間の欲求の間に起こるジレンマ、イノベーションのジレンマ、職場の公式コミュニケーションと非公式コミュニケーションのジレンマである。フィルムカメラからデジタルカメラに市場が取って代わる「破壊的イノベーション」が、移動手段のイノベーション(電車や車など交通機関の発達からインターネットや情報手段)に重ねることができる。イノベーションとはどのような流れの中で発生 -
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ネタバレ第一章:課長とは何か?
・中間管理職向けビジネス書が見当たらない不思議
・中間管理職は組織のフラット化と共に「消え去るべきもの」として攻撃の対象にすらなっている
・マネジメント理論は、基本的には欧米から輸入されたもの
・英語版ウィキペディアの中間管理職の項目
・日本の組織は、経営者・中間管理職と末端社員が相互に助け合うような三元論を基礎にしている
・日本と欧米の企業組織はその成り立ちの背景からして異なり、日本企業には中間管理職という、日本企業ならではの強みがあるという視点を忘れるべきではありません
・課長と部長は何が違う?
・課長の部下はエース級の人材も問題社員も玉石混交
・部長の部下である課 -
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世の中には「もっと成長せよ」「昨日の自分を超えよ」という言葉が溢れている。努力を促すそれらは、いつしか不安を煽り、休むことすら罪のように感じさせる。
そうした自己啓発の空気に距離を置き、哲学という古くて新しい思考の道へ読者を誘う。哲学は答えを与えない。むしろ問いを深め、立ち止まる勇気を求める営みだと著者は説く。
成果や効率を追うほど人生と向き合わなくなる。役に立つかではなく、なぜそう生きるのかを問うこと。そこに哲学の価値がある。
前へ進むことだけが成長ではない。考えること、迷うこと、問いを抱え続けることもまた、人を成熟させる。自己啓発をやめるとは、思考を他人に委ねるのをやめ、自分の足で -
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現代の人間の問題は無気力にある。それは、自分にばかり意識を向けているから。そうではなく、自分以外の外のものに意識を向けること、そうすることで、興味を持ち、活き活きとした人生を送れる。
この本の著者も言っている、「自分の内側に求める人が稾を掴み、答えを自分の外側に求める人には、哲学と言う救済の可能性がある」は、まさにこのことである。この著書の言っている哲学とは、自分以外の外側のもの、文化や趣味などに興味を持つこと。それは、今自分の現実に役立つものではなく役立たないものである。だから、この人の言う哲学は、役立つものを勉強しようと言うことではなく、役立たないものに自ら興味を持ち、役立たないこと(今の -
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「ミドルマネジメントは欧米からは学べない」を帯に、日本独自のミドル・アップダウンに則った課長のミッションと考え方を汎用的かつ実践的に解説している貴重な書籍。
どこにも記されていない課長の業務に対して解像度が高まる。彼らが何に苦悩しどう考えどこをみて仕事をしているのか、課長と会話する人は読んでおくのがおすすめ。
課長ミッションの大きなポイントとしては予算管理と組織の人を動かすことに責任を持つこと。
経営と現場両方が見える唯一のポジションであり、大変だがやりがいもある。経営、マネジメント、コミュニケーション、というキーワードでもヒントがある。