酒井穣のレビュー一覧
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時代を生き抜くには今や心理学も欠かせない。心理学のキーワードをモチベーション管理、イノベーション、人材育成などいくつかの分野に分け、解説する。
マズローの欲求説やアハ体験などメジャーなものから、聞いたことのないものまで、どれもわかりやすく解説されていた。解説と、仕事においての活用法が簡単に載っているのでイメージもしやすい。ただこの手の解説本は、さくさく読める代わりに読み応えがないのはいつものこと。
心理学も最強の学問だ、と帯にあったけれど、たしかにそうだと思う。所詮人間のすることから心はなくせないし、だからビジネスに心理学を持って臨めばより良い結果が導き出せるんだろうな。心理学はテクニックだとどこかで敬遠していたけれど、人の本質を知るという意味ではやっぱり勉強しておくべきだと思う。 -
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≪目次≫
はじめに
第1章 モチベーション(動機づけ)に関するキーワード
第2章 営業・マーケティングに関するキーワード
第3章 イノベーションに関するキーワード
第4章 コミュニケーションに関するキーワード
第5章 人材育成に関するキーワード
第6章 採用・評価に関するキーワード
第7章 リスク管理に関するキーワード
おわりに
≪内容≫
心理学的な用語をビジネスに引き寄せながら簡単に説明した本。一応関連書籍を1冊紹介してある。元はメルマガの記事がベースとなっているようだ。
興味を惹いたのは、「おわりに」のコンピュータvs人間のチェスの話。人間のプレーヤーはコンピュータに負けたのだが、その後最強になったのはコンピュータを使った人間のチームだという。つまり、コンピュータが万能なのではなく、それを人間がいかに使うか、そこである。ということは、人間をどれくらいわかるか、が必要なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
心理学のキーワードを60点取り上げ、各キーワード毎に「キーワードの詳細説明」と「仕事への応用」がなされていく構成。IT技術は進歩しており人がコンピュータに負ける時代がやってきつつある。現在重要と思われている英会話やプログラミングもゆくゆくは意味のないものとなってしまう可能性もある。しかしながら、コンピュータには「人間の感情」は当分備わらないと考えられ、感情が価値を持つのではないかと筆者は述べている。すなわち本書に記載されている心とビジネスのつながりがより重要となる。サラリーマンとして月給を貰うだけの生活ではなく、自分はその月給を貰う価値があるのかと自問自答しつつ、リスクを負いながら自分の付加価値を高めて行きたいと感じた。
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ネタバレ成功する社員を導くのは「研修ではない」という事実
・OJTの終焉
これからの人材育成は「研修のデザイン」から「経験のデザイン」に向かう
OJT=人材の現場放置は終了する
ヒト・モノ・カネのうち、イノベーションを起こすのはヒト
モノあまり、カネあまりの時代に、ヒトが開発のターゲットとなる
人材育成の方向性は、会社ごとの「企業理念」であるべき
軸となる価値観
人材育成とは、企業理念の浸透こそある
■人材3タイプ
・積極的学習者(10%)
プロとしての自覚を持ち、習慣として学ぶ
状況に追従せず、自ら学ぶテーマを設定し、学ぶことを楽しめる
勝手に育つ人達
拡張的知能観:
自分の持っている能力は拡張的で変わりうる、成長できる、
自分の能力が高まることを実感している
・消極的学習者(60%)
役に立つことが明確な場合、報酬が十分な場合に気まぐれに学ぶ
学ぶこと自体に喜びはなく、個人的な目標を達成するだけ
この層をいかに伸ばすかが人材育成のカギ
固定的知能観:
知識は増やすことができても、自分の能力は変わらない
・学習拒否者(30%)
創造的なことが嫌いえ、言われたことだけを過去の習慣通りにこなしたい
目の前の問題の原因は常に他人にあると考える
この層の取り扱いは難しい(リソースのムダになる?)
■伸びる人材
・高畠コーチ(野球)の7項目
素直であること
好奇心旺盛であること
忍耐力があり、あきらめないこと
準備を怠らないこと
几帳面であること
気配りができること
夢を持ち、目標を高く設定することができること
・成長を加速させるもの
顧客志向を常に意識すること(社内業務であっても)
ロール・モデルを持っていること
明るく社交的であること
失敗は自分のせい、成功は運が良かったためと考える
人を見る目を持ち、他の人の力を借りること
Aクラスの人材はAクラスの人材を連れてくる
Bクラスの人材はCクラスの人材を連れてくる
つっこまびりてぃ(つっこんでもらえる能力)を持っている
・笑う機会を増やす
ガス抜き=笑う
笑うのは幸福だからではない。笑うから幸福なのだ。アラン
■育て方
人材育成デザインでは、「教えずに学ばせる」ことをめざす必要がある
人材育成の文化を根付かせることが重要
・規律と動機付け
成長をつねに意識させ、個人と組織に緊張感を与える
緊張感のない組織に成長はない
・ミラーニューロンを利用
自分の行動と、見ている他者の行動を区別せずに、
どちらでも自らを活性化させる神経細胞
ビジネススクールなど、積極的に学ぶ人が多い職場では、
ミラーニューロンの働きでより多くの人が学ぶようになる
・あるべき人材像を明確に示す
どんな能力を鍛えれば会社で認められる存在になれるか
・徒弟制度
教えなくとも、目はかける
教えると学ばないのが人間であり、自ら学ぶように仕向ける
・企業は学校になる
相互に教えあい、刺激しあう環境
・企業リーグが人を育てる
ひとつの会社だけでは学びあう環境の構築は難しい
同業の会社で育成の指標を競いあう
Jリーグの多チームによる競争がモデル
・「道真公の愛」
著者の会社の読書手当ての名称
名称に話題性をもたせることで、社内への浸透を狙う
読書をすることが学習の根幹
本を読むことが好きになれば、それだけで人材育成の半分は完成とも言える -
Posted by ブクログ
【ポイント】
3/経営学的には、美味しいか、美味しくないかは、顧客が決めること。
6/料理は、誰かに、何かをして、喜んでもらうための手段であって、それ自体が目的ではない。
?プロ顔負けではなく、顧客(家族やお客様)に喜んでもらうことをめざす。
?測定にこだわり再現性(何度でも同じ味が出せること)に執着する。
?調理経験の浅さを味覚や料理に関する知識と戦略でカバーする。
18/ランチェスターの法則
21/一流シェフに負けない具体的戦略
?料理のレパートリーを極端に限定(レパートリー限定による接近戦)
?できるだけ簡単な料理にする。(難易度限定による接近戦)
?食べてくれる人の好みを理解する。(子ャク理解による接近戦)
?食材にこだわる(敵よりよい武器を選ぶ)
?食べてくれる人を料理に参加させる(敵の持っていない武器をつかう)
29/そもそも「戦略」とは
ステップ1:「現在地」を明らかに ステップ2:「目的地」を明らかに
ステップ3:現在地と目的地を「結びつける方法(戦略)」を考える。
31/?現在地は常に変化している
?目的地は現在地ほど頻繁に変化しない。
?戦略(ルート)は、現在地の変化に応じて変化する。
◆すぐれた戦略をたてるためには、現在地の確認が鍵になる。
33/戦略立案の考え方
38/料理なんてレシピ本の通りやればよいは、完全に間違い。
レシピ本が売れるかは、使われている写真のきれいさで決まる
40/レシピ集は「こうすれば美味しくできる」という事実にすぎず、
料理の上手なひとはレシピの背後にある「共通ルール」を知っている。
45/「味覚」とは、この世の中を「自分に必要なもの」「自分に害をなすもの」
「自分に関係のないもの」の三つに分類するためのもの。
50/塩味、甘味、旨味は、ミネラル、エネルギー、アミノ酸に対応した人間が
生きていくために絶対必要なものを知らせる味覚である。
85/人間が、特定のアミノ酸を「美味しい」と感じるのは、それが生命維持に
必要となるタンパク質をつくるために必要不可欠な物質だからである。
86/多様な味を求める本能を満たすために・・
日本料理は、食材の多様性で対応
西洋料理は、ソースの多様性で対応
90/旨味調味料
?「直火焙煎八宝だし 顆粒タイプ」 ?マギーブイヨン
?「味覇(ウェイパァー)」
108/アクティビティー図 とは
117/レシピ1:カレー
128/レシピ2:餃子
135/レシピ3:バーシャカウダ
155/天ぷらの盛り付けの和紙は?
「この揚げ物は和紙の上にのせても、紙に油がしみこまないくらいカラッと
上がっている」ことを示すもの。
172/一流レストランのBGMリスト