杉山登志郎のレビュー一覧

  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害の外観がわかった。

    発達障害は、自らの責任で受けたものではないので、きちんとサポートするシステムこそ歴史の進歩である。

    人が「できない」と心の中で責めてしまう時もあったので、「できない」ことを責めずに人を個人として捉えようと思った。

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    2020年03月11日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害に対して自分が持っていた偏見がずいぶん解けたと思う。もし自分の子どもが発達障害だったら、悲観せず丁寧に関わり、適切に支援を行えば将来、自活できる可能性が高いと知ることができた。偏見や感情的な対応がその子の将来の自立を妨げることになるとわかった。

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    2020年02月21日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    発達や子育てについて、物語仕立て、というか、掛け合いの対談形式で語られていく。工夫が凝らされていて、読みやすかったと思う。杉山氏の本は何冊か読んだことがあるし、しっかりしたご自分の主張とか考えを持っておられていることは、感じていたので、そのあたりが楽しんで概観できたんじゃないかな。ここから先、もっと知りたいということも多々あった。そのへんは、自分で本を探して読み進めるのが、勉強というものだろう。

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    2019年04月11日
  • 発達障害のいま

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    発達障害の人はいじめや虐待などに遭いやすく(相手の気持ちが読めない、特定のこだわりがある、知的障害がない場合は発達アンバランスがあると気づかれることがないのでなま家やサボりと勘違いされて叱責を受けやすい)、発達障害に虐待などのトラウマが加わることで、精神的な障害が発症しやすくなる。

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    2019年04月04日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    難しいテーマをわかりやすく書いた本である。
    子育てってマニュアルがなくて困る。どうやったらいいの?と答えを求める人も多いと思う。この本は、そんな人に対して「こうしたらいいよ」と単純な答えを与える本ではないけれども、なんとなく「こうしたらよい」とわかるようになっていると思う。
    自分自身子育てをしていく中で、何が子どもにとってよいのか考えながら子育てしていきたい。

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    2018年12月04日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    タイトルと内容が違うように思います。

    発達障がいを「個性」と表現するのを耳にします。我が子2人は今で言うところのASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)。診断を受けた頃は私も「個性」と思ってましたが、それはやはり違うのではないかと思うようになりました。

    なので、「発達障害は個性ではない」と言う杉山先生の言葉には、すっきりしました。

    この本では「愛着障害」に重点が置かれているので、「発達障害」という言葉にひるまず、子育て中の方、妊娠中の方に特にお薦めかなと思いました。

    「発達障害ではなく、発達凸凹」という表現がいいです。

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    2018年10月28日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    ネタバレ

     杉山先生の愛着障害・発達障害についての一般向けの本。架空の教授杉本先生と女性編集者の対談形式とすることで、オリンピックやめるべきとか、新自由主義は子供を幸福にしないとか、自由奔放な(一部はトンデモ)意見を表明している。小児科医から見て、ちょっと見方が違うな、と思う部分もある。しかし、一般の方が読んで、愛着形成の重要性を理解してもらうにはちょうどよいと思う。学校の問題に対する主張は特に自由で、幼稚園6年生とか、どうみても実現不可能(笑)。

     個人的には、この本を読んで、これからは小児科医もトラウマ治療をある程度勉強しなければいけないなあ、と意を新たにした次第。

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    2018年09月25日
  • 発達障害のいま

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    発達障害と発達凸凹の違い。虐待・トラウマとの関連。
    遺伝子とエピジェネティクスと発達障害との関連など
    多岐にわたって分析されている内容です。
    とくに虐待とそのトラウマからくる凸凹ではなく障害に
    なってしまうことについて、詳しくかかれているのと
    それが遺伝も含めて、連鎖すること。その連鎖が環境因子と
    なってエピジェネティクスとの関連で発症していくこと
    につい多くかたられています。
    虐待については、絶対に関係ないと思うのですが、何が
    トラウマになっているのか?自分も何をトラウマとして
    もっているのか?些細なことかもしれないが。
    ということをかんがえさせられてしまうところもあります。
    凸凹は確かにおおくあって、自分も絶対に凸凹はあった
    と思います。そこが障害にいかに結びつかないように
    なるかが大事だし、それができればいいと思っています。
    息子がもし、本当に凸凹はあるが障害になっていない
    のであれば、それは母親も含めて家族のおかげかも
    しれませんし、偶然かもしれません。また回りに恵まれた
    のかもしれません。でももしかしたら、本人の努力というか
    本人の力であったのではないかと最近思っています。

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    2017年02月19日
  • 発達障害の子どもたち

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    子どもだけではなく、大人であっても、成功体験というのは大事なもので、失敗から学ぶとも言うけども、結局のところ成功を目指しているわけで、成功なくしては何が失敗かも分からないというか。成功ばかりで挫折を知らないのも問題だろうけど、発達障害を持つような子であれば、そんな心配もないだろう。子どもにとって一番実力を発揮できる環境を見つけられたら良いんだろうけども。
    少々学術的なというか、論文的なところが多くて、良くも悪くも説得力はあるけども、少々読み通すのにしんどいところもあり。でも参考になるところもいっぱいあった。

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    2015年06月17日
  • ギフテッド 天才の育て方

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    視覚優位、聴覚優位について具体的な記述で分かりやすく書かれている。聴覚優位の自分としてはその記述で普通と呼ばれる認知との違いを改めて知ることができた。
    個人的に最近思うのは、当事者に必要なことは自己評価を上げることと、クロックスピードを上げることの二つである。マイノリティー向けのメディアやコミュニケーションはやはり少なく、それに慣れるためにはこちらから努力するしかない。
    他者の気持ちが分かりにくかったり、オーラルだけの議論で内容が分からないことは今でもしばしばある。それを乗り越えるには、例えば喋るスピードで絵を描く、一次記憶を拡張して話の内容を絵で覚える。手帳に相手の気持ちを把握するのに必要な現象を書き出すなどである。
    はじめるに遅いはないの例の様に幾らでも改善は可能である。何しろギフテッドなのだから。生きずらいことも確かだが、乗り越える方法もあるし、むしろその強みを出す、チャンスに気付きことに注力すべきだ。
    その点では、自分や他者の理解が深まる良い内容の本だと思った。

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    2015年01月04日
  • ギフテッド 天才の育て方

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    多くの場合は発達に偏りのある天才。偏り方も多様であり,視覚優位型,聴覚優位型がある。極端に偏りがなくても全ての人も能力の凸凹はある。その意味では自らの能力を発揮できる場所にいる人は幸せである。発揮できずに苦手なことばかりを要求される場所にいる人は不幸だな。

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    2014年08月10日
  • 発達障害のいま

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    発達障害臨床における最前線。入門書と想定して読み始めたので、理解不能な部分も多かったけど、新書ならではのライブ感も手伝って面白く読めた。「発達障害とトラウマ」「発達障害と精神科疾患」との関連性をここまで深く掘り下げたものは初めて読んだ。発達障害とは、精神障害以上に根が深い障害なんだなぁというのが素朴な感想。「発達障害=発達デコボコ+適応障害」という視点による理解で、モヤモヤしていたものがスッキリした。ここに書かれてあることが、10年後にどのような評価を受けているのか。

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    2012年05月30日
  • 発達障害のいま

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    発達障害と精神科疾患が気になったので。
    第五章のトラウマの処理の治療過程で泣いてしまった私は弱いのか。
    反抗挑戦性障害の子の対処法を詳しく知りたかった。
    家庭環境の大切さを感じると同時に脳神経に因果する障害の無情さ?も知った。

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    2012年05月11日
  • 発達障害のいま

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    71点。1980年代以降「病気じゃないのに変な人」がゴロゴロ出てきて、そんな人たちにはとりあえず「発達障害」という病名がつけられた。トンデモも含めてこのような本が相変わらず数多く上梓されているのはそれだけ社会の関心が発達障害に向いているからに他ならない。今ではカテゴリは内部でさらに細分化されいろいろな病名がつけられていて、発達凹凸という言葉はこの本で初めて知った。
    「凹凸」という言葉は「障害」という言葉を使わないことで病気ではないという意味がこめられているみたいだが、とりあえず病名探索してそれまでの病気のカテゴリにない人が出てきたら、新たな病名作成。また出てきたら、、これを繰り返す。このようないたちごっこみたいなやりとりを見るに、もはや伝統的な精神分析的アプローチはこの手の対策としては役に立たないと言っていいのではないか。
    日本の臨床心理は精神分析を基盤とする力動心理学で占められているといわれているが、直接的に現在の問題を抱えた認知や行動のパターンを変容させようとする認知療法的なアプローチの方が向いているのではないか。病名なんてもうどうでもいいじゃんか。
    内面的な構造論に基づく葛藤や発達心理学的見地からの性格の問題、無意識的な欲求の抑圧を取り扱う事に精通している精神分析理論の弱点は、現実生活への適応を積極的に促進する行動療法的なアプローチであって、ゆえに両理論は対立する。
    実際の行動体験や有効な社会技能、現実的な認知パターンの学習・遂行を具体的な目標とする“認知行動療法”と、内面心理の世界の探求と過去の記憶の追想によって自己のパーソナリティと精神発達過程の理解を深めて洞察(気付き)を重視する“精神分析療法”とを比較したときに病気以前の人間、つまり「治す」必要がない人に対してどちらが有効なのかは一目瞭然だ。精神分析が必要とされうるのは、それぞれが少なからず抱える不自由な悩みの中でそれぞれが妥当な自己像を模索し、せいぜい生きるだけの智慧程度のものでいいはずで、不安や空虚を自己愛で癒し誤魔化す方がよっぽど問題ではないか、というのが生活していて思うこと。
    いらない臨床例などがところどころあるが、発達障害に関する最新情報がなんとなくわかるこの本は興味のある人ない人にもおすすめ。

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    2011年10月26日
  • ギフテッド 天才の育て方

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    2011.09.04. この杉山登志夫さんという方は、クラスメイトに借りた障害児教育の冊子でよく執筆なさっています。2Eや発達凸凹など、知らなかった考え方がいっぱいでした。視覚優位性、聴覚優位性の世界というのは、私は想像するより仕方ありません。きっと、全然違って見えるんだろうなぁ。

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    2011年09月05日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    貧困、虐待の連鎖、発達障害が相互に影響しあっている事がわかった。幼い頃の劣悪な家庭環境によって生涯にわたって苦しむ人生があるのだなとも感じた。

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    2010年04月19日