無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2011年11月06日
被虐待児の治療について詳しく述べられた良書。同僚の先生から薦められた本であるが、本当に勉強になった。
現在自分の勤務地でも、解離性障害であったり、発達障害であったり、学習の遅れがあったりする子が多くいる。本当に根気のいる作業ではあるが、社会に適応していけるようにしなければならない。
私が関わって...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月27日
10年以上前の本だが、いま読んでもなかなか良い本だと思う。発達障害と愛着障害の鑑別など、臨床実践に基づいたデータが多くて貴重な資料である。脳科学的なデータも紹介されており、一冊でかなりの満足感。
今でこそトラウマインフォームドケアの概念が本邦でも広まり、発達障害と思われる子どもの背景にトラウマが潜...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月16日
P.174
レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。
無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス耐性。こうした状況を...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月12日
被虐待児の負う心身的な傷が如何に大きなものかよく判ります。
私自身が育った家庭が機能不全家族で
生き辛さを常に抱えています。
「どうして、こんな風になっているのだろう」
と言う様な疑問が、「ああ、こういうことか」と解りました。
自分が子どもを持ち、「親の様にはなりたくない」と言う強迫観念に駆られ
子...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
発達障害の専門家である著者が、子ども虐待という問題にからんだ発達障害(虐待の結果障害が起こる&障害があるゆえに虐待を受ける&その両者すなわち親も虐待児であったという虐待の連鎖)に関して、一般向けに症例を交えて述べた本であるが、やはりかなり専門的な内容になっていて、養護教員や障害児施設のスタッフ、小児...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。