子ども虐待という第四の発達障害

子ども虐待という第四の発達障害

1,870円 (税込)

9pt

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虐待された子どもたちは心だけでなく、脳の発達にも障害が生じる。そして自閉症などと極めて似た症状や問題行動に苦しむ。子ども虐待と発達障害という今日明らかになり始めた問題について第一人者の著者が臨床事例から明らかにする。

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子ども虐待という第四の発達障害 のユーザーレビュー

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    購入済み

    わかりやすかった

    杉山登志郎先生の本は、どの本も一般の人に理解しやすいように、平易な言葉でわかりやすく書かれた本ばかりです。発達障害を持つ方やご家族はじめ、支援をされている方など関わる全ての人への優しさや、実際に起きている問題(この本に関しては特に子どもへの虐待)を社会へ広く伝えたいという想いが伝わってきます。親は深

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    易変性 適応障害 愛着行動 定位行動 信号行動 接近行動 飛行場現象 離散的行動モデル 依存抑うつ 転換ヒステリー 自動化現象 水密区画化 過覚醒 蟄居(ちっ居)既往 自我状態 病理 ポリサージャリー 代償機能 世代間連鎖

    子ども虐待の通告件数は年々増加している。……今はもっと多い。
    「子どもや弱

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    被虐待児の治療について詳しく述べられた良書。同僚の先生から薦められた本であるが、本当に勉強になった。

    現在自分の勤務地でも、解離性障害であったり、発達障害であったり、学習の遅れがあったりする子が多くいる。本当に根気のいる作業ではあるが、社会に適応していけるようにしなければならない。

    私が関わって

    0
    2011年11月06日

    Posted by ブクログ

    愛着障害か発達障害か、卵かひよこ論争になりやすいが、経過を追ってみることで、ある程度の判断はつく。慎重なアセスメントが重要。そのことが知れたことが、大きな収穫だ。

    0
    2011年07月10日

    Posted by ブクログ

    「虐待」を受けると、やはり心にも体にも大きな傷を受けることになるんですね。アフターフォローも大事だと思いますが、何とか「予防」に力を入れたいものですね。

    0
    2010年09月18日

    Posted by ブクログ

    10年以上前の本だが、いま読んでもなかなか良い本だと思う。発達障害と愛着障害の鑑別など、臨床実践に基づいたデータが多くて貴重な資料である。脳科学的なデータも紹介されており、一冊でかなりの満足感。

    今でこそトラウマインフォームドケアの概念が本邦でも広まり、発達障害と思われる子どもの背景にトラウマが潜

    0
    2023年04月27日

    Posted by ブクログ

    P.174
    レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。

    無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス耐性。こうした状況を

    0
    2022年01月16日

    Posted by ブクログ

    被虐待児と発達障害児の関連性を被虐待児の方面から見いだす、というような本です。とてもわかりやすいです。環境説や遺伝子説など様々な見解がありますが環境が大切だと言うことを再確認できる、そんな本です。

    0
    2014年05月06日

    Posted by ブクログ

    DV絡みのケースに対応する際の参考にはなる。ただ、著者の先生ほどソフト・ハード面ともに整っているところでなければ、実際の治療にまでは持っていけない。だから、実際に行うことはできず、基本的な対応とか、日本の現状を知るには読みやすく、情報量が多い一冊。

    0
    2013年03月12日

    Posted by ブクログ

    被虐待児の負う心身的な傷が如何に大きなものかよく判ります。
    私自身が育った家庭が機能不全家族で
    生き辛さを常に抱えています。
    「どうして、こんな風になっているのだろう」
    と言う様な疑問が、「ああ、こういうことか」と解りました。
    自分が子どもを持ち、「親の様にはなりたくない」と言う強迫観念に駆られ

    0
    2012年09月12日

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