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わかりやすかった
杉山登志郎先生の本は、どの本も一般の人に理解しやすいように、平易な言葉でわかりやすく書かれた本ばかりです。発達障害を持つ方やご家族はじめ、支援をされている方など関わる全ての人への優しさや、実際に起きている問題(この本に関しては特に子どもへの虐待)を社会へ広く伝えたいという想いが伝わってきます。親は深く考えずに子供に関わってしまう部分がありますが、幼い頃の親の関わり方は子供の一生に関わるほど大切なのだと、この本を読んで改めて学びました。親の暴力や心理的虐待で、子供は人生のどのステージのどの場面でも、様々な問題を抱えて生きづらくなってしまいます。
どんな立場の人でも絶対に学びがある一冊です。
Posted by ブクログ
易変性 適応障害 愛着行動 定位行動 信号行動 接近行動 飛行場現象 離散的行動モデル 依存抑うつ 転換ヒステリー 自動化現象 水密区画化 過覚醒 蟄居(ちっ居)既往 自我状態 病理 ポリサージャリー 代償機能 世代間連鎖
子ども虐待の通告件数は年々増加している。……今はもっと多い。
「子どもや弱者を保護するための文化装置が働かなくなってきていることを、象徴的に表している」p12
p26「乳幼児は瞬間を生きている」
愛着の中核は官能的な記憶にあるp27
人が持つ様々な感情は、愛着抜きでは成立しない。p28
パースペクティブ(空間的、時間的、対人的な視点の移動を行うこと)……この機能の障害がある。p34
サリーアン問題だな。
解離……心身の統一が崩れて記憶や体験がバラバラになる現象の総称p38
防衛反応としての解離性健忘とPTSDの麻痺症状に違いはあるのか。
離散的行動状態モデル……生理的な状態と意識状態とがワンセットになった行動状態の間をスイッチを切り替えて移動することを表した行動モデルである。
p85しかし虐待のような反復性のトラウマの場合には、徐々に刺激内容にかかわらずフラッシュバックが引き起こされるようになる。被虐待児は、体の警戒警報が鳴りっぱなしの状態となって、すべての刺激に検討を行わず即座に過剰反応を示すようになるのだ。
普通の外傷体験との相違
虐待的な対人関係以外は存在しなくなる……虐待的きずなp98
なぜか虐待家族は子どもが多い。(支配-隷属 の関係でしか人間関係を築けない歪んだ愛着を持つ人が家族を作るのだから……当然と言えば当然である。)
過去につながれた自己意識から離れ、自分を大切な存在として新たにとらえなおす作業
(歪んだスキーマからの解放か)
Posted by ブクログ
P.174
レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。
無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス耐性。こうした状況をつくらないことこそが、我々がなすべきサポートだが、これまで述べたことから分かるように、困ったことに上記のような特徴は、実は被虐待児のもちやすい特徴にぴったり重なるのである。それでも確かに、被虐待児の中にも、明るさや人への信頼を失わない子どもたちも存在する。その特徴を敢えて取りあげてみると、次のようになる。
「人からのサポートを受け入れることができる」「記憶の断裂が比較的少ない」「衝動性が比較的乏しい」
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ビジネス・実用
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