発達障害のいま

発達障害のいま

935円 (税込)

4pt

発達障害から発達凸凹へ。発達障害児の影に潜む家庭の問題とは? こころの骨折・トラウマはどう治す? 保護者、教育関係者から小児科医まで必読の書。発達障害の予防はできるだろうか。筆者はそれは、発達凸凹のレベルに留めることによって可能であると思う。(中略)凸凹レベルの場合、それはマイナスではない。さまざまな発達凸凹がむしろ社会を支える原動力になる時代が来ることを祈りたい――〈本文より〉

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発達障害のいま のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前著も目から鱗だったが、本書も本当に知っておくべきことが学べた、という衝撃をもって読み終えた。読むのと読まないのとでは、全く人を見る目が変わってしまう著書だ。今後の精神医学にとって、トラウマと発達障害の扱いがメインテーマという著者の主張に深く首肯した。日本の転換期を作る本だ。

    ・胎盤の重さに関係が

    0
    2013年02月28日

    Posted by ブクログ

    杉山先生の著書はどれも、読者を内容に引き付ける力があり
    読者に理解しやすく書かれています。
    児童精神領域に関することだけでなく、様々な視点で綴られているので
    大人になってから、発達障害かもしれないと気がついた人が読む事にも
    向いているかと思います。
    発達凸凹と言う呼称はとてもいいと感じました。

    0
    2012年09月12日

    Posted by ブクログ

    発達スペクトラム障害なんて知らなかった。
    そしてその傾向がある子ども・大人がこれほどまでに多いということも。

    発達障害をもつ子どものほとんどが、虐待のトラウマを抱えて、二次障害を併発している。

    こころの治療をしないと、本質はみえてこない。

    そんな子どもの親も、昔虐待をされた経験を持つ人が多い。

    0
    2011年08月31日

    Posted by ブクログ

    今の自分にはかなり参考になった。
    虐待と発達障害は密接に関連し、放っておくと大変なことになることがわかった。
    また解離性障害の子も、今の職場にいるので、接し方を考えるいい機会になった。

    0
    2011年08月13日

    Posted by ブクログ

    とても内容の濃い本だった。発達凸凹はマイナスではなく、得意を伸ばせば独創的な活動のできる人になる。だが、発達障害となると社会や周囲への適応が難しくなり、加害性、被害性を帯びることもある。また、従来の精神科診断では見落とされがちであった「発達」と「トラウマ」の問題の重要性を指摘。発達凸凹を障害にしない

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    精神病と自閉症スペクトラムの関係がわかりやすく説明されている本。トラウマ治療の方法EMDRをもっと詳しく知りたいし、簡易的にでも自宅で対処できる方法があれば知りたい。

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    凸凹理論、ここに。被虐待児童と被虐待経験のある成人を数多く診てきた著者だから語れるものがここにある。ラベルを貼るのではなく、特性として理解し、アセスメントすることが共生への第一歩だろう。システム論を援用した構造的な理解との併用が必要であるが...。

    0
    2019年07月30日

    Posted by ブクログ

    いままで読んだ3冊の発達障害の新書のうち、2冊はいい加減なゴミだったが、こちらの本はとてもよくて、まともな本だった。真摯に臨床にあたった豊富な経験と研鑽、知識から、叙述されているのはこの先生の本だけだった。

    ・トラウマの解消 EMDRの方法 (P124)
     治療者が患者の目の前に指を2本たて(人差

    0
    2018年09月27日

    Posted by ブクログ

    発達障害と子ども虐待、トラウマの関係などを解きながら、発達障害児やその家族に支援者がどのような姿勢で臨むべきかが説かれている。

    「発達障害の子どもたち」を読んで本書を読むと理解が深まって有意義。

    0
    2016年08月10日

    Posted by ブクログ

    障害者差別解消法が施行された今年度。必要な知識を与えてくれる本だと感じた。
    発達凸凹の概念は保護者との関係性を構築する中でもとて重要。
    児童が健全な発達を遂げるために何が必要か考えさせられた。

    0
    2016年05月07日

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