杉山登志郎のレビュー一覧

  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    「0歳から3歳くらいまでは子ども主体で子育てする大人が必要」だから「子育て中の両親はともに働く時間を減らす」ことが望ましいと読んで、今のところ、私は腑に落ちている。

    在宅勤務の私には、仕事モードと子育てモードの切り替えが難しい。そもそもいつからか、モード選択画面で自分優先ダラダラモードが利用不可になっていた。これじゃあ壊れるよね。

    働く時間を減らすことで、両親には自分のための時間ができるかもしれない。しかし現実的には、保育園に預けられる時間も短くなるわけだから、子育ての負荷が増えるだけかも、という点が悩ましい。

    ただ、働く時間を減らすことについて、私の場合、子どものためにキャリアを諦めたら、私の悔しさを子どもに負い目として感じさせてしまう気がしていた。でも、能動的に働く時間を減らすなら、両親ともに減らすなら尚更、そうならずに済むのかなと本書を読んで思った。

    まずは3歳くらいまでの地点にマイルストーンを置いて考えてみることにした。子どもが安心して育つことができますように。

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    2025年10月08日
  • トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか

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    これまでも、専門書の中では比較的安価で手に取りやすい部類の著書が多かったが、今回ついに新書となり、より多くの人が手に取りやすくなったのではないかと思う。内容は似たり寄ったりではあるが、TSプロトコールやTS自我状態療法など、少しずつアップデートされているのがわかる。

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    2025年08月01日
  • 発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療

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    著者さん自身が長年の経験で色々感じたことや手応えの感じてることを試したりしていっているリアルな内容だったので参考になりました。タッピングなども分かりやすくてよかったです。こんなにやる気のある専門の先生は本当に少ないと思うので、こんな先生に診てもらえたら凄く楽になるのかもなあと思いつつ、今は苦しみながらも自分でトラウマ治療を頑張ります。

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    2025年07月25日
  • トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか

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    かなり深い内容で、色々トラウマ本を読んできた自分にも興味深い内容でした。特に多重人格に関する療法なども参考になりました。

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    2025年06月07日
  • トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか

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    ネタバレ

    トラウマの知識と治療法について、『一般的な読者に向けて』とあるけど、『一般的なマニア向け』のような興味深い内容だった。
    簡易版トラウマ処理のTSプロトコール。
    神田橋先生の影響。
    発達性トラウマ症と複雑性PTSD。
    単回性トラウマと複雑性トラウマの治療法の違い。トラウマ処理技法の一覧。
    もともと発達障害がある人の発達性トラウマ症の治療。
    ケーススタディ。多重人格。
    トラウマをテーマにした本が増えていくのかもなあ。

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    2025年04月21日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    対話形式で、最初はあれ?っと思った。
    でも対話形式だから、書きにくいことも書けるし、そこに強弱も生まれるので、直接の講義を聴いている生感が生まれてよかったなと思いました。

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    2025年04月01日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害や知的障害のある子供の人生は親や先生しだいで大きく変わってしまうことがわかる。
    通常学級に適応できない子供は落ち着いて授業を受けることができない。通常学級の先生にはそういった子供に対応する知識や経験がないこともあるからしょうがないのかもしれないが。そういったなかで子供はなかば放置されることになる。
    養護学校では先生がその子に合う方法やペースをとってくれる。子供の発達や成長をうながすことができる。さらには就職についても学校がサポートをしてくれるようだ。障害者を雇用したい企業もできるだけ良い子を求めているというのが現実である。

    子供にできないことばかりさせてやる気や自信をなくさせるのではなく、悩み苦しんでいる子供に寄りそって考えることが大事。

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    2025年03月03日
  • 発達障害の子どもたち

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    とてもわかり易く整理されている

    著者によると、発達障害の分類は「知的」「自閉」「ADHD・LD」「児童虐待」
    それぞれの問題点とどのように対応していくかまで考えてあるので、この一冊だけでもかなり頭の中が整理できる

    通常学級の1対40の状態に個別の支援を期待しないという言葉があるように、ただの理想論ではない内容に納得がいった

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    2025年02月17日
  • 発達性トラウマ障害と複雑性PTSDの治療

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    ネタバレ

    難しい文章で所々分かりにくかったりもしたが、最終的にはトラウマ処理の方法が図解でわかりやすく説明してあったので良かった。
    手動処理は2周間に4〜5回やればオッケーとのことで、私もそのくらいの頻度でさせてもらってます。
    もちろん神田橋処方付きで!

    これ面白いなあと思ったのが、解離性障害を持つ方へのアプローチというか、治療。
    その方法が…こんな風に言うべきではないのかもしれないけど…ちょっとメルヘンちっくで面白い。
    ミヒャエル・エンデっぽい想像を勝手にしてました。
    患者本人が、安心できる場所に建つ、安心できるお家を想像し、中に住んでいる人たちを呼び出して、みんなに声掛けして、そしてみんなを認めてあげる…。
    解離性障害を持った人とお付き合いしたことがあるので、他人事には思えない病気で。

    なんだか難しい本ではあったけど、いい勉強になったなあと思います。

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    2025年02月05日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    対話式で物語っぽいので、この先生のお考えがメインストリームで全員に認められているわけではないのかもしれないことも、でも真剣に子どもたちのことを考える真摯な気持ちも伝わってきました。「応仁の乱前の妻問婚に戻す」という思いきった提案も、何より実際に出会ったたくさんの子どもたちを基礎に社会全体の幸せを考えての柔軟な思考から導かれたものかと思いました。

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    2024年09月15日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害児に関して具体的な事例を紹介しつつ概要をまとめた本。発達障害については本人や家族の体験談などでその困難な生活を見聞きするケースが多かったのだが、この本は精神科の先生による落ち着いた筆致なのが読みやすい。本人の困難、家族の苦悩に引きずられて感情的に受け止めるより、どう対処したらいいのかを考えさせてくれる。発達障害を抱えながら、いかに現代社会に適応して生きていくか、どういう生き方が本人に取って望ましいかを冷静に考えて寄り添い、必要がなくなったら離れる(あくまでも受診なので経過良好とみたらいったん診療は終了する)。場合に応じて薬も使うし、通常学級と特殊学級のどちらに通うべきかもケースバイケースだし、今は障害者雇用が会社の義務だから、十分配慮してもらいながらその枠で就職した方がよほど安心安全に生きていけるケースもある。学習障害は適切な対処をすれば後年に大きく困ることなく社会生活を送ることが出来るという分析は非常に興味深かった。

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    2024年01月27日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    10年以上前の本だが、いま読んでもなかなか良い本だと思う。発達障害と愛着障害の鑑別など、臨床実践に基づいたデータが多くて貴重な資料である。脳科学的なデータも紹介されており、一冊でかなりの満足感。

    今でこそトラウマインフォームドケアの概念が本邦でも広まり、発達障害と思われる子どもの背景にトラウマが潜んでいることに目を向けられるようになったが、それ以前からこうした実践をしていたことが驚きである。自我状態療法やEMDRも当時からしていたのかと思うと、本当に頭が上がらない。

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    2023年04月27日
  • 発達障害のいま

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    とても内容の濃い本だった。発達凸凹はマイナスではなく、得意を伸ばせば独創的な活動のできる人になる。だが、発達障害となると社会や周囲への適応が難しくなり、加害性、被害性を帯びることもある。また、従来の精神科診断では見落とされがちであった「発達」と「トラウマ」の問題の重要性を指摘。発達凸凹を障害にしない、トラウマを作らないための周囲の対処法も説明されている。より理解を深めたい。

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    2024年08月17日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    対話式で読みやすく、何が一番大切なのかを学べる。
    遺伝や障害といった内容にも、科学的に現時点で分かっていることが端的に書かれていて分かりやすかった。

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    2023年03月05日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    親との愛着形成が大切。
    そして、親が安心した状態で育児に向き合えることが子供の精神衛生上も良い。
    親も適度にリフレッシュしながら、余裕を持って子供に接して、子供にとって安全基地だと思ってもらえるような関係を作っていきたいと思う。

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    2022年07月28日
  • 発達障害のいま

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    精神病と自閉症スペクトラムの関係がわかりやすく説明されている本。トラウマ治療の方法EMDRをもっと詳しく知りたいし、簡易的にでも自宅で対処できる方法があれば知りたい。

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    2022年05月27日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    P.174
    レジリアンシーの反対、ぜい弱な個体の特徴の方が、子ども虐待のケアには学ぶものが多いと思う。それはちょうど強い個体の反対の次のような特徴である。

    無力感、孤立、低いコミュニケーション能力、状況に対する受け身性、知的なハンディキャップ、衝動性、暴力的、著しく低いストレス耐性。こうした状況をつくらないことこそが、我々がなすべきサポートだが、これまで述べたことから分かるように、困ったことに上記のような特徴は、実は被虐待児のもちやすい特徴にぴったり重なるのである。それでも確かに、被虐待児の中にも、明るさや人への信頼を失わない子どもたちも存在する。その特徴を敢えて取りあげてみると、次のようになる。
    「人からのサポートを受け入れることができる」「記憶の断裂が比較的少ない」「衝動性が比較的乏しい」

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    2022年01月16日
  • 子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害

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    新書の中では圧倒的に読みやすい。対話形式にしているので、必要ないところも多々あり
    知らない人への一冊目に良いかと

    生命を多様なあり方へ成長させる原動力は、好奇心

    複雑性PTSD/色々な問題が一緒に起きる
    躁鬱病、ぼーっとしたり、物忘れがひどい、死にたくなる、など  

    性的虐待 → 後頭葉萎縮、脳梁萎縮
    暴言被曝 → 側頭葉肥大
    体罰 → 前頭葉萎縮
    DV目撃 → 視覚野萎縮
    複合的虐待 → 海馬の萎縮

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    2021年05月28日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害は発達の凸凹
    脳の機能不全によるもの。
    出来るだけ早期に治療をすることで良い成果が得られる。
    薬物による治療も有効。
    成長につれておさまっていく症状もある。

    周囲の人の理解と協力で生きやすくなる。
    成功体験を積み重ねていくことで、社会人として生きていくこともできるようになる。


    今は困っているのは周囲の大人ではなく子どもなのだと思う。

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    2020年07月10日
  • 発達障害のいま

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    2011年の本なのだけど、紹介されていただけあって、分かりやすかった。

    分かりやすい反面、読んでいると、色々苦しいことを思い出したり考えたりしたし、今もそれが考え方や行動に及んでいたりする。

    発達障害と虐待は結び付きやすく、愛着形成の阻害とトラウマが加わることで悪化すること。
    そして、虐待は親の代から連鎖的に受け継がれていき、親御さん自身が発達障害を抱えている場合も少なくないということ。
    自閉症スペクトラム、緘黙、不登校などの背景にはこうした問題が解決されないまま、大人になっていく子どもたちもいる。

    私が知っている中でも、やはり親自身も精神的に病んでいたり、兄弟も学校に行けていなかったりという背景を持っている人がいた。

    ただ、トラウマや拒食症を治していく話や、発達障害への対応の仕方、また大人の発達障害の話など、筆者が患者さんたちと向き合ってきた姿が見え、希望も感じられる。

    学校に行けないとか、会社に行けないという状況に対して、行きたくなければ行かなくていいよ、という言葉を私自身はすんなり言えずにいる。
    よく「困り感」という言葉で表されるけれど、その困った部分を取り除けるように様々な場所に頼りながら一緒にやっていく姿勢が、まずは大事だと思う。

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    2020年05月01日