杉山登志郎のレビュー一覧

  • 発達障害のいま

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    発達障害=発達凸凹+適応障害と言われているが、注意していると周りにも非常に多くの発達凸凹の人がいることに気づき、最近興味を惹かれ読むことになった。かく言う僕自身もかなりの発達凸凹があると自覚してはいたが、本を読むうちに自分のこともより理解できるようになった。
    発達凸凹は一般の人との感覚とは少しずれていることが多いが、そのずれは悪い点だけではなく良い点もかなりある。自分の凸凹を知ることで、周りとの関係性を築いていく中でのトラブルを減らすことができる。
    自分は普通で他の人と同じだと思っていては衝突することが多く、そう言う意味では発達凸凹のあるなしに関わらず、自分のことを知って相手との違いを理解することが良好な人間関係を築いていく重要なポイントなんだと思った。

    内容的には主に精神療法について書かれており、どの人でも応用できるものではないが、現在の精神科の診断基準でうつ病や統合失調症、双極性障害など種々の疾患があるが発達障害があればあらゆる症状を呈し、これらの疾患と誤診されていることが多いのだそう。そう言う意味でも発達障害となる前に、早期診断し本人や家族がその発達凸凹を受け入れ対処法を学ぶことができるようなサポート体制を作ることが必要だと感じた。

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    2017年04月28日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害について事例を基に噛み砕いてかかれている。そのため、知識を得るにはうってつけだと感じた。

    発達障害の概念がないと特別支援教育はできないと強く感じた。

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    2016年05月07日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害の子を持つ親として、なかなか参考になる本がなかったが、本書は入門編としてとても優れている。
    一番いけないのは親が世間体を気にして子どもに適した方法を取らないこと。

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    2015年09月26日
  • 発達障害の子どもたち

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    発達障害について網羅的に、かつ、それぞれのこどもにとって何が最良の選択であるのかを、臨床での例から教えてくれる。具体例を交えてあるので、実際にその障害を持つこどもと接した事がなくても、想像すること、自分が関わるこどもに当てはめることができ、勉強になった。

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    2014年08月16日
  • 発達障害の子どもたち

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    筆者は小児科医として、脳科学など科学的な見地から発達障がいがある子どもたちへの対応の仕方が詳細に記述されている。

    「発達障害とは、子どもの発達の途上において、なんらかの理由により、発達の特定の領域に、社会的な適応上の問題を引き起こす可能性がある凹凸を生じたもの」とし、
    自閉症、ADHD、アスペルガー症候群などそれぞれの認知の特徴に応じた働きかけの仕方によって、社会的な適応を向上させることができるとしている。

    最悪の対応は「放置」であるとし、どのような療育、教育の選択肢があり、乳幼児から就業者、成人となるまでのスパンで解説されており、子どもの幸せで健康的な生き方のひとつの可能性として、教師や指導員、健常的な子どもをもつ親にとっても必読の価値ある内容だと感じる。

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    2013年11月08日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    幼児期に保護者から度重なる虐待を受けた場合、子どもの脳に影響が出ると聞いていた。なぜ、どのような影響が出るのか、また、その影響を軽減する、もしくは再生するにはどうしたらよいのかを知りたくて読んだ。

    臨床医が書いただけあって説得力がある。事例とデータとで説明もわかりやすい。なるほど、あれはそういう意味だったのかと何度頷いたか知れない。

    大人も子供も「自己実現」が中心になったがために、もっとも支援を必要としている幼子が邪魔になる世の中になった、との筆者の指摘には深く納得する。

    幼児虐待の負債は計り知れない。
    一刻も早く、手を打たねばなるまい。

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    2013年06月21日
  • 発達障害のいま

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    前著も目から鱗だったが、本書も本当に知っておくべきことが学べた、という衝撃をもって読み終えた。読むのと読まないのとでは、全く人を見る目が変わってしまう著書だ。今後の精神医学にとって、トラウマと発達障害の扱いがメインテーマという著者の主張に深く首肯した。日本の転換期を作る本だ。

    ・胎盤の重さに関係が認められるのは、母親の年齢ではなく、父親の年齢。
    ・男性脳と女性脳の明確な違い。自閉症率の違いが。
    ・自閉症スペクトラム同士の結婚と自閉症スペクトラムと元被虐待児の結婚例が多い。
    ・虐待的絆。いくら忌避される記憶でも、子どもたちにはそれこそ生きる基盤になっている。
    ・虐待の脳への影響は、発達障害よりもはるかに甚大で広範囲。
    ・緘黙に自閉症が併存。入院が奏功する。外来で遊戯療法は無意味。
    ・人に評価されるには目立つのがよいと、無理をして立候補して、逆に顰蹙を買う。
    ・二つのことが一度にできない
    ・整理整頓が出来ない、整理魔も。
    ・興味の偏りが激しい。興味のないことを完全に無視する。代償はハウツー本の信奉として現れる。
    ・KYと他者配慮が出来ないはべつもの。
    ・集団での介入は難しい。親への指導を含んだ個別対応が良い。
    ・強く叱責された時は周囲の情報が飛んでしまい、叱られたということだけが残る。

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    2013年02月28日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    子ども虐待の治療は解離性障害の治療と言ってもいいほど。
    現在の児童養護施設に暮らす子どもたちは昭和30年代を生きているよう。家庭に恵まれず保護された、心に深い傷を負う子どもたちへのこのような扱いは、国家レベルのネグレクトではないか。

    まぁ、なんせ最初から最後までgkbrでしたわ。

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    2012年09月24日
  • 発達障害のいま

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    杉山先生の著書はどれも、読者を内容に引き付ける力があり
    読者に理解しやすく書かれています。
    児童精神領域に関することだけでなく、様々な視点で綴られているので
    大人になってから、発達障害かもしれないと気がついた人が読む事にも
    向いているかと思います。
    発達凸凹と言う呼称はとてもいいと感じました。

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    2012年09月12日
  • 発達障害のある子どもができることを伸ばす! 学童編

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    発達障害という言葉がクローズアップされるようになってきて、発達障害と診断されるお子さんが増えてきました。
    ここまで増えてくると、苦手なことも「個性」ととらえて、自立できる大人に育てていくのが親の役目なのではないかと思います。
    この本では、発達障害児の特性ととらえて、大人になるまでにはどのようなスキルが必要か、どのようなことを目標にしていったらいいのかが、イラストを交えながら解説されています。
    「発達障害と言われたけど、これからどうしたらいいの?」と方向性を見失っているご両親には、読んでいただきたい1冊です。

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    2012年04月14日
  • 発達障害のある子どもができることを伸ばす! 学童編

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    この10年で「発達障害」の子供たちが増えているという。本当の数値はわからないが、これまで「個性」で生きてきた人が「障害」という病名をつけられて生きにくくなっていないか?
    子どもを「障害」ではなく「個性」として認めて、長所を伸ばすためには?具体的なヒントをたくさん発見できる本。

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    2012年02月12日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    被虐待児の治療について詳しく述べられた良書。同僚の先生から薦められた本であるが、本当に勉強になった。

    現在自分の勤務地でも、解離性障害であったり、発達障害であったり、学習の遅れがあったりする子が多くいる。本当に根気のいる作業ではあるが、社会に適応していけるようにしなければならない。

    私が関わっている子の親に対してどのようなケアが行われているかが分からないが、自分の教員という立場でやれることをやっていくことが大切だと思った。

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    2011年11月06日
  • 発達障害のいま

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    発達スペクトラム障害なんて知らなかった。
    そしてその傾向がある子ども・大人がこれほどまでに多いということも。

    発達障害をもつ子どものほとんどが、虐待のトラウマを抱えて、二次障害を併発している。

    こころの治療をしないと、本質はみえてこない。

    そんな子どもの親も、昔虐待をされた経験を持つ人が多い。
    そして、発達スペクトラムの確立も高い。

    連鎖が連鎖を呼んで終わらないように思える。。

    こころ、からだ。

    人間て不思議。

    全部が絡み合ってヒトがあるんだな。

    トラウマや発達凸凹の話は、大人にも非常にあてはまる。

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    2011年08月31日
  • 発達障害のいま

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    今の自分にはかなり参考になった。
    虐待と発達障害は密接に関連し、放っておくと大変なことになることがわかった。
    また解離性障害の子も、今の職場にいるので、接し方を考えるいい機会になった。

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    2011年08月13日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    愛着障害か発達障害か、卵かひよこ論争になりやすいが、経過を追ってみることで、ある程度の判断はつく。慎重なアセスメントが重要。そのことが知れたことが、大きな収穫だ。

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    2011年07月10日
  • 子ども虐待という第四の発達障害

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    「虐待」を受けると、やはり心にも体にも大きな傷を受けることになるんですね。アフターフォローも大事だと思いますが、何とか「予防」に力を入れたいものですね。

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    2010年09月18日
  • 世界一やさしいトラウマ入門 心はどう傷ついて、どうやって治るの?

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    精神科医と臨床心理士の8〜9割は、トラウマ関連の問題を解決できない(そのトレーニングを受けていないから)という著者の実感は衝撃的である。
    本書は主に子どものトラウマに焦点を当てたものであるが、ここで叙述されていることは、ほとんどが全年齢に適用できるのではないかと思う。
    児相に保護された子どもの9割以上は、元の家庭に戻るが、その場所には治療を受けていない親がいるのであり、親が治療をされないことが日本のトラウマ問題への対応の致命的欠陥であると筆者は主張する。正にその通りだろうと思う。
    良書。星⭐︎4つ。

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    2026年08月27日
  • トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか

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    逆に医学書とか論文にはなりにくい内容だけど、とても興味深い。本当にこんな治療で複雑性PTSDが改善するのだろうく?自分で試すすべもない。

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    2026年02月11日
  • 発達障害の子どもたち

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    自閉症の具体的な症例や、認知世界の違いなどに触れることができ、新たな知見を得られた。自閉症、ADHD児の特性と筆者の経験から導く、特性に合わせた関わり方のコツは参考になった。

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    2025年12月27日
  • トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか

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    トラウマケアのやり方が一般化していく過程が書かれている感。筆者の薬の使い方がホメオパシー的。身体へのアプローチも民間療法的なものと相似。過去に行われている療法にも意味があると感じた。
    心の領域を学問化した弊害もあるような気がした。学問化というよりかユング派の弊害というか…
    今後、心の領域の取り扱いがより敷居が低くなっていく気もする。心理療法、精神医学の実践家としての立場の方からの提言。

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    2025年11月13日