久恒啓一のレビュー一覧
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箇条書き多用して考える自分には耳が痛い話だった。印象的だったのは、「大局的に物事を見る」ってこと。
文中の将棋の棋士、升田幸三さんの引用がよく響きました。
「勝負」
成甲書房刊より
"将棋では感じることはできるが確認できない真理があるので、それを確かめるために弱いながらも碁を打つ。
その真理とは、下手な者ほど「局部の利益に非常にとらわれる」
「全体利益を忘れて、部分だけにとらわれる」
「ヘタは、わずかな損でもいかんといちずに思いこんで、そしてもっと大きいところがあるんだからそれを捨て石にすりゃいいのに、へばりついて、それでダメにしてしまう」
全体を見ることができれば、戦略が出てきま -
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これは感想文だから情緒たっぷりに書こう。
樋口裕一先生の「やさしい文章術」を読んだので、復習も兼ねて読んでみた。前に読んだ内容と同じようで、目新しい話が無かったのが残念。
多少新しかったのは
→自分の型を作る・専門用語は「」・書く内容は欲張らない・そうとも限らないが多いとインパクトがなくなる。
樋口式四部構成の型は 「問題提起 」 「意見提示 」「展開 」「結論 」の四つのパ ートから成り立つ。型が決まっているのが特徴。
もちろん久恒先生の図解もわかりやすい。すぐに頭の中で整理しつつ、鳥瞰図として使うのがベター。文章における接続詞が図解では矢印。
樋口先生の本から入ったので余計に文章寄 -
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ネタバレアクセントとして5年ぶりに読む。意外に、この本から学び実行を継続していることが多いことを確認した。
改めて感じたこと
・私たちが持つ「3つの時間」 P101
・平日は5泊6日、休日は2泊3日 P103
・早朝英会話 自己啓発 P110
・今日も生涯の一日なり(福沢諭吉)=ライフ・コンシャス P168
何気ない毎日でも「生涯の一日」だと考えて、大切に生きる
こんな一日でいいのかと反省を込めながら、毎日を過ごす
自分自身のルーツである先祖や子供・孫を含めた長い歴史の中での自分の一日である
・10から25歳 学習期
25から40歳 基盤構築期
40から55歳 充実期
56から70歳 飛 -
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今までは朝の通勤時間は寝ることがすべてであった。 1時間ある通勤時間は、ひたすら睡眠不足解消のために充てていた。
夜遅い時間まで、インターネットやらテレビを見て過ごし、ちょっと早めに起きて始発に乗り睡眠をとる。
子供が生まれ、帰宅後も子育てに追われ、自分の時間は子供が寝たあとの23時過ぎからだ、と考えていた。
この書籍も、あくまで参考にと読んだものである。
正直、ここに書かれていることをしっかり実行するのは自分には厳しい。 ここまで一日を完全に自己啓発のために使うとなるといつかは疲れてしまう。
ただ、自分も生活習慣を変えていかねばならない、とは常日頃から考えていたので、心を揺さぶられ -
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著者は大学卒業後、日本航空に入社。広報課長を経て早期退職し、宮城大学教授に就任し以後活発な著作活動を展開している。
著書に「図で考える人は仕事ができる」等多数。
「自分探し」という言葉が一時期、ずいぶんと流行した。
若いときには、いくら自分を探しても、自分はどこにもいないと思ったほうがよい。あなたはそこに存在しており、何の努力もせずに何かができるあなたなは、どこをどう探しても見つかるはずがない。
ならば、どうするか。自分でつくりあげていくしかない。つまり、自分探しではなく「自分づくり」をするしかない。
そこで本書は悔いのない30代を生きるために必要な仕事や人生についての考え方や行動につ -
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ドラッガーの基本的な考えを、筆者の知っている具体例で、例話として説明する形をしている。ドラッガーの下記の4冊の本からの引用
「プロフェッショナルの条件」
「チェンジ・リーダーの条件」
「イノベーターの条件」
「ネクスト・ソサエティ」
どうしても「プロフェッショナルを目指す方向ややり方」、「組織のリーダーとしての役割や仕事の仕方」、「ドラッガーのいうマネージメントの本質」、「未来型社会への提言」が多くなっている。ただし、逆にいえば、本質は押さえているとも考えられる。下記に本書の目次を列挙しておく。
第1章 「プロフェッショナル」をめざす
第2章 組織と個人の関係を押さえる
第3章 マネジメ