久恒啓一のレビュー一覧
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ネタバレ梅棹貞夫の知的生産の技術の研究会、40周年の記念の本。
「要するに今私たちも含めて、年々歳々若い人達は「圧倒的な不条理」に向き合ったことがない。」
「情報収集というのはその相関の中で無限に拡大していく関心と好奇心を持ち続け問題意識を絶えず、その時代のテーマに引き寄せて収斂させていく、という緊張関係のなかでしかできないことなのです。」
「人のコミュニケーションとリスク管理」
「知識、常識、見識、美意識、発信、受信、共振、疑心、確信」
「株をもらって守りに入るより、ガレージから商売を始めている人のほうが眼は爛々と輝いているように、ボクにはそれがいい。ワクワクすることが好きだ。」
「日本 -
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● しかし、この「自分探し」ですが、私に言わせると、かなりおかしな言葉に感じます。「探す」というからには、すでに「自分」がどこかにあることが前提になっているはずです。
● 現代に生きる私たちの人生は、3つに分けることができると思っています。それは「公」と「私」と「個」です。
● 決断のポイントは、やや難しい案件や状況でも、自分が深く関わればうまくいくと思えるものにはゴーサインを出すことです。
● 「驚く心がなかったら、旅の意味はほとんどないものね。別種の文化に接することとは、驚くことなんだ。驚く心、見る目を持ちなさい。少年の心で、大人の財布で歩きなさい。」開高健 -
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人物のレファレンスとして読んだ。
10ページの紹介文だけでは十分に理解できないので、関心を持った手法については、その人の著書をあたればよい。
<第1章 書斎派の人々>
・多摩大学学長・日本総合研究所会長 寺島実郎
・作家 奥野宣之
・作家 北康利
・多摩大学教授 樋口裕一
・武者リサーチ代表取締役 武者陵司
・都市プロデューサー 望月照彦
<第2章 フィールド派の人々>
・札幌国際大学教授 松田忠徳
・作家 野村正樹
・IT教授 久保田達也
・多摩大学教授 久恒啓一
・久米繊維工業株式会社取締役 久米信行
・しいのみ学園園長 昇地三郎
・作家 小中陽太郎
<第3章 出会い派の人々>
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エッセンスは以下のとおり。
知識生産とは問題解決だ。
不条理に対する怒り、問題意識が知識生産活動につながる。
アウトプットのためには、とにかく書いてみること。
語学では基本文を覚え、後は臨機に変えていく。
テクニック覚え、型を身につけ、後は応用。
違った視点で考えよ。
ウォールストリートジャーナルを読め。
英語は必要。日本は閉鎖社会で世界情勢に対応できていない。その現況はハイさ的なマスメディアにある。
徹底してアメリカの資本主義ロジックを学べ。
歩くことは、脳の活性にとっても大切なことだ。
今は情報収集よりも、いかに取り入れるか、情報の切り捨て方が大事だ。
思考では視座が大切。
知識生産とは謎