あらすじ
物ごとを図示すると、今まで見えなかったことや全体像が驚くほどよくわかる図解思考。複雑な問題も明快にし、企画作りなどにも力を発揮する発想術。マルと矢印だけでできる簡単な使い方や仕事への効用を説いた異色の本。
目次
1章 なぜ図で考えるとよいのか
2章 図解は思考力を強くする
3章 図解はこうして描こう
4章 これからは「図解思考」でいこう
5章 図を使えば、仕事の能率が上がる
6章 図は構想力や解決力を磨く
7章 図で人生をデザインしよう
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
去年受講したセッションでの推薦図書。
うだうだ文章よりは箇条書き。箇条書きよりは図説。
アウトプットの仕方というよりは、思考法としての図説。
図にして鳥瞰的に関係性を描いて、構想力や解決力を磨く。
まだ箇条書きの羅列ってのが多いから、取り入れられるところからやっていこうと思う。
Posted by ブクログ
箇条書き多用して考える自分には耳が痛い話だった。印象的だったのは、「大局的に物事を見る」ってこと。
文中の将棋の棋士、升田幸三さんの引用がよく響きました。
「勝負」
成甲書房刊より
"将棋では感じることはできるが確認できない真理があるので、それを確かめるために弱いながらも碁を打つ。
その真理とは、下手な者ほど「局部の利益に非常にとらわれる」
「全体利益を忘れて、部分だけにとらわれる」
「ヘタは、わずかな損でもいかんといちずに思いこんで、そしてもっと大きいところがあるんだからそれを捨て石にすりゃいいのに、へばりついて、それでダメにしてしまう」
全体を見ることができれば、戦略が出てきます。"
自分は火の元を発見したら慌てて火を消して、風に煽られて反対側に火が飛び火した事も気づかずに過ごすことが多かった。もっと大局的なものの見方を身につけたいと思いました。
Posted by ブクログ
● 人間は自分がわかるものしかわからない。わからないものは、縁がないと思い切れ。
● 「マネジメントの要諦はセルフマネジメントにあり、セルフマネジメントはタイムマネジメントに尽きる」。これがドラッカー経営学の神髄ではないでしょうか。
● 「少数精鋭」という言葉は、精鋭が少数いれば勝てるということではなくて、少数になれば必然的に精鋭化するという真理を語っています。