福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    戦慄のノンフィクション
    自分の身に起こったらと思うと寒気のするストーリー
    親の思考回路と目的が気になる。何のためにこんな嘘をついて、なぜその嘘をまるで真実のように語れるのか。
    通常の論理では全く理解できない人が世の中には存在することがわかる。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    モンスターペアレンツの虚言もさることながら、その嘘本当も確認する事なく垂れ流したマスコミや、その場を丸く収めることしか考えない校長、教頭には呆れるばかりだ。

    特に週刊文春は全く読むに値しない本であることを再認識した。

    誤報をしても、素知らぬ顔して記者を続けてる奴らが実名でのってるが、ネットニュー...続きを読む
  • 月刊コミックバンチ 2023年4月号 [雑誌]
    読切『2フレで泣いてる神田さん』が面白かったです。
    主人公の八乙女くんと神田さんのやりとりがかわいくて、格ゲーはよくわからないですがそれでも楽しめました。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    ノンフィクション作品に初挑戦。
    当時幼かったからか、このような事件があったことを恥ずかしながら知らなかった。
    フェイクニュースが蔓延る今だからこそ読む価値のある本だと思った。
    マスコミのいい加減さには辟易とさせられた。
    教師目線の話のため、自称被害者の両親はどんな気持ちで、こんなでっちあげをしようと...続きを読む
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは
    非常に面白かった。内容が恣意的に操作されている疑いがあるが、それでも面白いと思える。

    ポリコレ ポリティカルコレクトネス、政治的な正しさ、の略。

    東京オリンピックでトランスジェンダーの重量挙げ選手が女子選手として出場し、話題となったことを覚えている人がいると思う。そして同じ重量挙げ選手のトランス...続きを読む
  • でっちあげ 4巻(完)
    これが実際に起こった事件だとは
    思えないくらい気分の悪くなる展開が
    多かったです。
    不用意な嘘やマスコミのせいで
    人生が狂わされるって怖いなと思いました。
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは
    死ぬほどおもろい。
    なんとなく今の世の中に不信感がある人こそ読んでみて欲しい。謎が解けてスッキリする。
    自分の答えを出す手助けになる。
    正義は振りかざすものじゃなくて、ただ存在してるだけのものなんだよ。
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは
    私が子供の頃に憧れたアメリカは、もう存在しないのだと実感した一冊。

    某ストリーミングサービスが会員数を大きく減らし、株価も急落しているとニュースになっていたが、ポリコレを意識するあまり、面白いコンテンツが少なくなっているからではないのだろうか。要するに、ポリコレを支持していても、対外的に装っている...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    読みやすく先が気になり、ほぼ一気読み。

    内容の気持ち悪さと読後感の悪さは、下手なホラー小説よりもある。

    悪意を持って他人を落としめようとする人に、善意の人は無力なのか?

  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

    真実を追うことの難しさ

     2021年のノーベル平和賞を受けたロシアのジャーナリスト、ドミトリー・ムラトフ氏が編集長を務める新聞「ノーバヤ・ガゼータ」に密着したドキュメンタリー。メディア統制が強まるロシアで事実を追い求めるが、記者や関係者が相次いで不審死を遂げる。「人間の命」と「真実の追求」という究極の選択を強いられる記者た...続きを読む
  • でっちあげ 4巻(完)

    「冤罪を作る」という「犯罪」

    凄惨な犯罪を無くす為の法やシステムは残念ながら不備も多いから一定の冤罪が生まれる※、けど冤罪を生む事それ自体がまた「凄惨な犯罪!」なんだな!と痛感する※、もし犯罪が起き!そこに更に冤罪が起きたなら「二重の犯罪、により倍の被害者が生まれる!、同時に倍の加害者も生まれる!」、それとマスコミや世間の怖さも...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    まさに「悪魔の証明」。
    部活でのいじめ自殺と思われた生徒。
    残された母親は人権派弁護士を引き連れ県議会や新聞社を巻き込み学校側との裁判にまで発展するが、母親こそがとんでもないモンスターだった。
    ろくに資料も確認せず母親を信じ込んだ弁護士とマスコミ、報道を鵜呑みにする有象無象とのあまりにも長い闘いを描...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    この母親が裁判を起こしてまで得たかった物は一体何なのか?

    母親に後悔や息子への懺悔と言う気持ちはないのか?

    これ程まで誰かを攻撃する多大な時間があったならば、息子たちと楽しい時を過ごそうとは考えなかったのか?

    理不尽過ぎる戦いで学校長始め、担任、バレー部の顧問、部員たち、事件の当事者達は...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    読み始めからずっと、
    眉間にしわ寄せ、口角下がりまくりの
    ひどい人相になりっぱなしで一気に読みました。

    (喫茶とか電車で読んでたけど、側から見たら怖いだろうなと...)

    ひどくてひどくて、信じられないことばかり続いて、しかも実話とは。

    怒り憤り悲しみやるせなさ、
    いろんな負の感情でいっぱいにな...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    モンスターとしか言いようがない

    信じられないような理不尽な言いがかりにイライラしながらも
    早く真実を暴いてほしくて一気に読んでしまった。

    これが実話というから恐ろしい。

    報道される全てが真実じゃないかもしれない。
    かといってこの話自体も全てが真実とは限らない。

    何を信じたらいいか考えさせられた。
  • でっちあげ 1巻

    この作品は一体?

    はじめ無料版で読んだときは、普通の学校のいじめっぽい話かなあと思ったけど、買って1巻全部読むとびっくり逆の展開?。これは不思議な感覚でおもしろくなりそうだなあ。
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    すべての対人業務従事者必読の書。
    特にお客さんを選べない立場であるとされる公務員、福祉、医療、教育、保育などエッセンシャルワーカーと呼ばれる人びと(こうした方々はリモートワークもできない、対人業務だから)は、校長を始めとする教師などの在り方を自分の立場に置き直して読み、備えの必要性を感じるべき。私は...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    内容は知らずに購入。
    冒頭から目を覆いたくなるようなひどい体罰と自殺強要に対する殺人教師の記事でこの教師への怒りが湧いてくる。
    そして次の章からこの教師目線で冤罪事件がなぜ起こったのかの顛末が進んでいく。
    わかりやすくこの教師に悪意を抱いていた自分はカウンターを喰らってしまった。
    この記事を書いた記...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

    同時期、御代田に居ました

    よくぞ書いて下さった、という感じです。
    親がセカンドハウスとして御代田に家を持っていたので、当時御代田に居ました。
    例の家から女性のヒステリックな怒鳴り声が響き、ビックリしたのを覚えています。
    近所の人に聞くと「あそこはお母さんがちょっとね…」と不安そうな顔をしていました。
    児童相談所に通報...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    「でっちあげ」と同様に、一度の謝罪から次々に要求が過激化しヒートアップしていった事例だったため、淡々と事実を書き、人物の発言の矛盾があれば端的に指摘する文章が読みやすくてよかった。