福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    何故こんなに執拗に追い詰めたのか?気に触る事があったのか、最終的に賠償金を求め裁判、教師と生徒と親という立場。読み始め母親の話で、なんて酷い教師だ!と、怒りながら読み進め、ん?なんか誤解?騙されてる?マスコミで取り上げられた情報を信じ鵜呑みにするのも考えものだ。

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    2025年11月26日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    これが実話とは思えなかった。
    ノンフィクションだからか、事実が淡々と述べられているので、読みやすかった。
    こんなことってありえるのか?PTSDを診断した医師の適当さがひどすぎる。

    有田さんが解説で書かれていたが、ワイドショーも週刊誌も一旦、報じたらそれっきり、垂れ流し状態なのだ。
    結構杜撰だなと思う取材で、勝手に体罰教師だと報道されたあと、特に何も報道されなかったら全国の人は体罰教師なんだと思うよなー。実際冤罪であって、後で違うと判決が出てもそれを知らされることがなければ世の中では体罰教師の認識のまま。
    本当に怖い。自分自身もテレビを鵜呑みをしないようにしたい。
    ただ、本当に犯罪を犯す人たち

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    2025年11月14日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    事の顛末が読みやすい文体でまとめられており、時系列的に知ることができました。ケーススタディとして必須の1冊かと思いました。
    ただし、動機は何だったのだろうかと疑問が残りました。

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    2025年10月21日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    フリーのライター・福田ますみの執筆したルポルタージュである。実際に福岡で起こった「殺人教師」事件を追っている。事件の経過、関係者の取材など実に丁寧に取材・執筆されていて、現実の事件だけに逼迫感やスリリングさがあり、食い入るように読んでしまった。もちろん、この事件には教訓もあるし、知ることで経験知として多くを学ぶ。しかし、それだけではない。読み物としてのルポ、ドキュメントそのものとして素晴らしい出来になっているからこそ、僕らの興味をぐっと惹きつけるのである。

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    2025年09月25日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    こうした出来事は本当に氷山の一角にすぎない。報道は大きく取り上げるのに、いざ裁判の内容が当初の報道と異なっても、その後の訂正や謝罪はほとんどなされない。そんな姿勢に、果たして報道する資格があるのか疑問を感じる。もし間違えたのなら、謝罪まで含めて責任を果たすべきであり、そこに覚悟や信念が見えなければ仕事として成立していないと思う。

    日頃から片側の主張だけを鵜呑みにしないように心がけている。何も見ていないのにSNSなどで他人を攻撃するような人間にだけはなりたくない。

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    2025年09月20日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    実写していたので気になり読んでみた。実話なのが怖い。胸糞悪い所も多々あるけど一瞬で読み終えた。人間が1番こわいですなー

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    2025年09月11日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    これは面白かった

    マスコミが如何に刹那的で責任のない報道をしてるかがよくわかる
    長きに渡り、事件を最後まで追う筆者はすごいなと思った

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    2025年08月20日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    匿名

    購入済み

    映画を観てから即購入

    映画を観てから、すぐに原作が読みたくなり購入しました。
    映画の話はどこまでが本当なのか、、気になって気になって。
    読み進めていくうちに、「こんな話もあったのか!」と驚くことばかりでした。
    映画と同じく、原作もすごく面白いです!

    #ダーク #深い #ドロドロ

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    2025年07月23日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―(新潮文庫) 無料お試し版

    購入済み

    映画見て原作も気になっていてお試し版が読めるようなので読んでみた
    良かった
    胸くそな描写もあるけれど多くの人に真実を知ってもらいたい。
    まぁこれも真実じゃない可能性があるのが怖いけど︎

    続き読んでみたい

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    2025年07月13日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    288P

    福田 ますみ
    専門誌・編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。以後、様々な雑誌、webメディアへの寄稿を続けてきた。学校での「教師によるいじめ」として全国報道もされた事件の取材を通して、他メディアによる報道が、実際はモンスターぺアレントの言い分をうのみにした「でっちあげ」だったことを発見。冤罪を解明した過程をまとめた『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』で、2007年に「新潮ドキュメント賞」を受賞。他に『モンスターマザー 「長野・丸子実業高校【いじめ自殺】でっちあげ事件」』では、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞。他、『暗殺国家ロシア:消されたジャ

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    2024年09月06日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    ネタバレ

    非常に面白かった。内容が恣意的に操作されている疑いがあるが、それでも面白いと思える。

    ポリコレ ポリティカルコレクトネス、政治的な正しさ、の略。

    東京オリンピックでトランスジェンダーの重量挙げ選手が女子選手として出場し、話題となったことを覚えている人がいると思う。そして同じ重量挙げ選手のトランスジェンダーではない女子選手が「フェアではない」という意見を述べていたことも記憶にあった。

    本書で書かれている2020年にSNSであげられたセリーナ・ソウルさんの動画で彼女が女子短距離選手として奨学金を得る機会を失ったことが印象に残った。彼女がその機会を失ったのは二人のトランスジェンダーの選手がタイ

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    2022年05月31日
  • でっちあげ 4巻(完)

    n.

    購入済み

    これが実際に起こった事件だとは
    思えないくらい気分の悪くなる展開が
    多かったです。
    不用意な嘘やマスコミのせいで
    人生が狂わされるって怖いなと思いました。

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    2022年09月28日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    死ぬほどおもろい。
    なんとなく今の世の中に不信感がある人こそ読んでみて欲しい。謎が解けてスッキリする。
    自分の答えを出す手助けになる。
    正義は振りかざすものじゃなくて、ただ存在してるだけのものなんだよ。

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    2022年05月13日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    ネタバレ

    私が子供の頃に憧れたアメリカは、もう存在しないのだと実感した一冊。

    某ストリーミングサービスが会員数を大きく減らし、株価も急落しているとニュースになっていたが、ポリコレを意識するあまり、面白いコンテンツが少なくなっているからではないのだろうか。要するに、ポリコレを支持していても、対外的に装っている人が多いのではないか。

    また、BLMについても書かれているが、思い出すのが米国ドラマ『24』の台詞。
    どのシーズンだったか忘れてしまったが、駐車場でのシーンだったと思う。
    デニス・ヘイスバート演じるデビッド・パーマーが自身と同じ人種の若者へ向けた言葉で、「自分ではなんの努力もせず、全てを肌の色や世

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    2022年04月27日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

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    真実を追うことの難しさ

     2021年のノーベル平和賞を受けたロシアのジャーナリスト、ドミトリー・ムラトフ氏が編集長を務める新聞「ノーバヤ・ガゼータ」に密着したドキュメンタリー。メディア統制が強まるロシアで事実を追い求めるが、記者や関係者が相次いで不審死を遂げる。「人間の命」と「真実の追求」という究極の選択を強いられる記者たちの葛藤が伝わってくる力作。身の危険のない日本という安全地帯から、安易な政府批判を続けている自称ジャーナリストたちにこそ読んでほしい。

    #カッコいい #感動する #アツい

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    2022年02月14日
  • でっちあげ 4巻(完)

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    「冤罪を作る」という「犯罪」

    凄惨な犯罪を無くす為の法やシステムは残念ながら不備も多いから一定の冤罪が生まれる※、けど冤罪を生む事それ自体がまた「凄惨な犯罪!」なんだな!と痛感する※、もし犯罪が起き!そこに更に冤罪が起きたなら「二重の犯罪、により倍の被害者が生まれる!、同時に倍の加害者も生まれる!」、それとマスコミや世間の怖さも※、とにかく「いつ誰もが、被害者にも加害者にも!簡単に成り得る!」そんな世の中に居る事を忘れずに気を付けたいと思わずに居られない、そんな物語※

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    2022年01月15日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まさに「悪魔の証明」。
    部活でのいじめ自殺と思われた生徒。
    残された母親は人権派弁護士を引き連れ県議会や新聞社を巻き込み学校側との裁判にまで発展するが、母親こそがとんでもないモンスターだった。
    ろくに資料も確認せず母親を信じ込んだ弁護士とマスコミ、報道を鵜呑みにする有象無象とのあまりにも長い闘いを描く。

    ゾッとしたのは母親側の弁護士が旧知で実績のあるライターに有利な記事を書かせていた箇所。
    ただ、母親側の書面に誤記が多く、あげく弁護士の懲戒請求には少し笑ってしまった。

    ちなみに母親のブログは現存しています(mixi日記も)。
    また、2015年時点では裁判で認められた学校側への謝罪広告も賠償

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    2021年03月13日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    この母親が裁判を起こしてまで得たかった物は一体何なのか?

    母親に後悔や息子への懺悔と言う気持ちはないのか?

    これ程まで誰かを攻撃する多大な時間があったならば、息子たちと楽しい時を過ごそうとは考えなかったのか?

    理不尽過ぎる戦いで学校長始め、担任、バレー部の顧問、部員たち、事件の当事者達はどんなにか辛く長い日々だったかと思います。

    次男には無事に成長して欲しいと願わずにはいられません。

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    2021年03月04日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    購入済み

    モンスターとしか言いようがない

    信じられないような理不尽な言いがかりにイライラしながらも
    早く真実を暴いてほしくて一気に読んでしまった。

    これが実話というから恐ろしい。

    報道される全てが真実じゃないかもしれない。
    かといってこの話自体も全てが真実とは限らない。

    何を信じたらいいか考えさせられた。

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    2021年02月05日
  • でっちあげ 1巻

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    この作品は一体?

    はじめ無料版で読んだときは、普通の学校のいじめっぽい話かなあと思ったけど、買って1巻全部読むとびっくり逆の展開?。これは不思議な感覚でおもしろくなりそうだなあ。

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    2020年12月29日