福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    疲れた。
    こんな発想で生きて、他人に攻撃できる大人が何人もいるなんて。程度の差こそあれ、これは氷山の一角だなんて。
    自分の論理で事実を無自覚に捻じ曲げるなんてこれはもう、テロ。白い目で見られても、白い目でみるだけではなんの拘束力も強制力もない。
    しかし潔白を証明するためには、徹底的に潔白でないと難しい。一分の隙でもあればそれは潔白でない。

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    2026年03月28日
  • 国家の生贄

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    実に胸糞の悪い一冊。

    本として悪いのではない。書かれている内容があまりにも胸糞なのだ。

    旧統一教会については、ぼく自身も学生の頃、大学に原理研なんてのがあって色々悪い噂を聞いていた。霊感商法の話も知ってるし、実際当時は街角で普通にちょっといいですかって宗教の勧誘とかもあった。あれが統一教会だったかは知らんが、少なくとも学園祭の一室に立派に発表があって、むっちゃ議論した。

    だから色々叩かれてるのもさもありなんかと思ってたのは、もともと、頼んでもないのに一方的に偏った考え聞かされるの嫌いやし、多分、オウムとかの件もあったろう。合同結婚式の映像とも、ただアホなんか、としか思ってなかったというか、嫌悪してた。

    大体、あの、教祖さま御夫婦の、すまん、信者の方には大変申し訳ないが、胡散臭さと言ったら、当時色々問題になった新興宗教というか変な集団がいっぱいあって、大差なく見えたし、その辺は今でも変わってないのだけど。

    すっかり忘れてて、安倍元首相の暗殺事件後、旧日本を操ってきた悪の組織みたいに取り上げられて、だったらこんな風に叩かれるかよと見てたんだが、むしろ、コンプラ宣言とかやっててその後はほぼトラブルもないと聞いて驚いたくらい。

    それがなんでこんなことになった。

    だったら他にやばいとこいっぱいあるんちゃう。
    そんな違和感というか、唖然とする感じ。こないだとうとう高裁判決出て読んだが、絵に描いたような結論ありきで、ほぼ相対論は間違ってるレベルの似非科学と変わらないと思ったのだが。

    潰したい奴らが何十年頑張ったのね。
    共産側とか、反日スパイ側とか。

    そもそも、統一教会被害というのも、一人しかいないのを、募った。某慰安婦問題のスタートを彷彿させる。
    全弁連というのだそうだ。
    拉致監禁して棄教を暴力的に強制する。宗教で視野の狭くなった心にはそれも必要なのかなと昔ちょっと思ったこともあったが、あまりに酷い。信条に基づくものでなはく、最後は教団を訴えさせ、元信者として反教団として動員する。

    転んでしまった宗教家は気の毒だ。
    転んだ自分に罪を感じるから、必要以上に元の信仰を否定することになるのは当然ではないか。

    司法も、それに目を瞑る。何より、今回の高裁判決に至る過程が物語る。
    大体において、テロリストの主張を国が叶えてあげようって、控えめに言っても頭がおかしすぎる。しかも法解釈を変更してまで。

    経済的に合理的でないお金の使い方は全て自律的な精神活動でなはく、強制されたものだという判断は、宗教の全否定と言っても過言ではなかろう。
    だとしたら、あらゆる宗教、特にあそことかなんで放っておくか。整合性がない。

    もちろん、著者の視点、教団関係者の言葉をどこまでまっすぐ受け止めるかということはあるが、著者自身、教団の教義自体を全面的に認めているわけではない。

    問われているのは、法治国家としての日本の在り方だ。

    とにかく一読をお勧めする。
    どっち側に立つのではなく、何が起きているかは知るべきだろう。

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    2026年03月18日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    面白かった。自分は結構ノンフィクションが好きかもと思った。
    映画「でっちあげ」を見て気になったので。ほとんど映画通りで驚きだった

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    2026年03月05日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    フィクションであって欲しい作品
    モンスターを作りあげるのは、果たして誰なのか
    ただただ教師が可哀想でならない

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    2026年08月10日
  • でっちあげ 1巻

    無料版購入済み

    学校教育現場ではモンスターペアレントという存在が認知されて均しいが、それの対応を誤るとこういうことも有り得るぞっていう一種の警告のような本書。そら怖ろしい

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    2026年02月17日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    映画を観た後、原作も読みたくなり購入。映画では描ききれなかった事実まで詳細に書かれており読んでいて胸が苦しくなった。実話なんて信じたくない。この作品は現代の風潮に警鐘を鳴らす作品だと思う。

    川上の言い分を受け入れず大事にしないために保護者への謝罪を強要した校長に教頭、保護者の言い分だけを正当化し関係者周辺への取材を怠ったマスコミ、子供のPTSD診断なのに保護者の立ち会いを受け入れて正確な診断を行わなかった医師。誰も客観的な検証を行わなかったという事実が怖かった。私たち一般人はメディアが報じていればそれが事実だと信じてしまうもの。いつもテレビで見ているニュースですら真偽の程を疑ってしまいそうだ。
    報道後、事件の行く末を報じないというのは私がいつもメディアに感じていたことだった。他にも取材しないといけない事案があるのだから仕方のないことだとは思うが、であるならば自分たちの報道に尚更責任を持ってほしい。その1つのニュースで人生を狂わされてしまう人がまた生まれないように。

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    2026年02月16日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    書店で裏表紙のあらすじを読んで衝動買い。
    衝撃的な展開。
    マスコミの報道や人から聞いたことを鵜呑みにせず、事実を追求する姿勢を大切にしたい。

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    2026年02月06日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    映画で気になって原作?を読み切りました。以下、映画レビューと同様の感想を抱いたので記します。

    強い言葉を向けられたとき、人は物怖じし、自分を守るために不健全な選択をしてしまう。その感情は立場や年齢の違いはあれど、先生も、少年も、はたまた校長や教頭も、本質的には同じものを抱えているように思えた。どの立場も自分自身が置かれても不思議ではない場面ばかりだった。正当性の是非を考える以前に、多くの人が、多勢している意見を真実だとおもってしまう。根拠の確認もせずに。人と人との関わり方もそうだとおもうけれど、証拠のない噂話には、尾ひれがつき、悪意ある脚色が加えられ、都合の悪い部分は巧妙に伏せられる。身内の言葉に耳を傾けてしまうのはどうしたって避けられないけれど、確証のないものは、自分の目で確かめて、確かめられないなら自分から関わって、そうしてそのひとの輪郭は自分自身で確かめたい。ひとからこう言われたとか、あのひとがそう言ってるからとか。そんなものを真っ向から信じる大人にはなりたくないとおもった。

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    2026年01月30日
  • でっちあげ 4巻(完)

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    裁判で明らかになっていく沢渡家の“矛盾”。徐々に杉谷に追い風が吹くが……。“誰が主人公でもおかしくない”衝撃の冤罪劇、完結!!!
    粗雑な心理鑑定や沢渡夫婦の証言のアラが、弁護士により覆していく過程は爽快感があるものの、原告の沢渡夫婦の主張の大半を棄却する判決が出ても、現実や真実を受け止めようとせず杉谷先生を追いつめた責任を認めようとしないマスコミや校長や沢渡夫婦の姿や自分の嘘を反省していない控訴審での証言で「覚えていない」を繰り返すなどなど醜態を見せる沢渡秀二の姿と比べるとやるせない。

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    2026年01月09日
  • でっちあげ 3巻

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    “児童をいじめた”と糾弾される杉谷。「やっていない」という主張には誰も耳を傾けず、ついには全国に“殺人教師”だと報道されてしまい…。真実を求める声がいつも大きいとは限らない、困窮の第3巻。
    報道により「殺人教師」のレッテルを貼られて追いつめられていく杉谷先生の絶望感、そして心ある弁護士の真摯な調査により沢渡夫婦の証言などなどの穴を見つけて覆していく過程は、惹き込まれてしまった。

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    2026年01月09日
  • でっちあげ 2巻

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    どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。
    平成17年10月11日、沢渡夫妻の主張「教諭によるいじめ」はすべて夫妻の“でっちあげ”であると証言した、教諭・杉谷誠とM市教育委員会に対して、損害賠償を求める訴えを起こした。
    教諭による“いじめ”および自殺強要が理由である。しかし、第1回口頭弁論において、全て夫妻の“でっちあげ”である、という杉谷の証言に始まり、予想をはるかに超える全容が明かされる。
    時はさかのぼり平成17年5月12日夜分、沢渡家を訪問した杉谷は、美月の不思議な気迫に呑まれ、帰宅を切り出せず――。
    2巻では、杉谷先生がどのように「教師に対するいじめ」という濡れ衣を着せられ、校長や沢渡夫婦の圧に負けて流されるように自分に身に覚えがあるかもしれないと認めてしまうくだりは、冤罪が作られていく過程が緻密に描かれていて恐ろしい。

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    2026年01月09日
  • でっちあげ 1巻

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    どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。
    ありふれた優しい教師池谷誠は、沢渡美月により「生徒対する体罰や暴言」を告発されてしまう。
    平成17年10月6日、小さな街で起きた“体罰事件”は全国を駆け巡り、やがて裁判へと発展する。
    世論の見守る中、正義の鉄槌が下るはずが……。
    家庭訪問の段階から、美月の空気の読めなさが浮き彫りになっているのが不気味。

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    2026年01月09日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    自分も過去にモンスターに執着されたことがあったけど、これはレベルが違う。
    学校の先生って大変だなぁ。
    あと、中途半端に関わってくる議員のクソっぷりが(笑)
    一気に読み終えました。

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    2025年08月31日
  • でっちあげ 1巻

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    20時過ぎの家庭訪問。2時間近くの滞在。果たして何があったのか?…教師による虐め。下された懲戒処分。センセーショナルな報道。「史上最悪の殺人教師」のレッテルが児童側が起こした訴訟により、事態が一転する。虐めなどなかったの判断。処分は取り消される。全ては「でっちあげ」だったのか?…原作を読んだのは10年以上前。何かスッキリしない感じがした記憶が残る。事件には当事者それぞれの立場によって違う捉え方がある。ストーリーが単純であることはない。現在映画上映中だが、まだまだ様々な可能性があることは認識しておきたい。

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    2025年08月27日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    高校生が自殺した
    学校が悪い、バレーボール部が悪いという流れで
    裁判になったのだけど・・・
    とんでもない母親でした
    タイトルにもなっているくらいですがほんとにひどい
    こんな人がのうのうと暮らしているのかと思うと
    怖すぎます
    そして今回もマスコミ
    ほんといいかげんにしろと、もうちょっと報道について
    考えていただきたいです
    ひどい母親でした

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    2025年07月11日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

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    ロシアの新聞記者のお話
    ロシアの真実を報道する新聞社の記者が消される
    ロシアってそんな国だったのですね
    おそろしいです
    それでも真実の報道をやめない記者たち
    多くの新聞社は批判をしない報道だけ
    それってジャーナリストですか?
    その本人たちに問いたい

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    2025年07月06日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    購入済み

    こんな事があっていいのか⁈

    こんな事が実際にあったとは本当に信じ難い。
    この両親は一体何がしたかったのか…

    学校という閉鎖的な世界で、先生が生徒に対しての体罰、子供同士のいじめ、そして生徒が先生に対して反抗したり、そう言った事が実際にあるとは思う。
    本当に身につまされる思い。
    救いは、この先生の潔白が証明されたこと。

    モンスターペアレンツ、不登校…
    この小説を読んでとても考えさせられた。
    読んで良かった。

    #怖い

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    2025年04月25日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

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     ロシアの大手新聞社「コムソモーリスカヤプラウダ」のタブロイド化に、50名余りの記者が反対した。そこで1993年、これらの人たちが結成して創刊したのが「ノーバヤガゼータ」である。民主主義、言論の自由、基本的人権の尊重の重視、また一般市民や弱者の立場に寄り添って報道するという、ロシア国内では珍しいリベラルな論調で、インテリ層に向けた新聞である。
     ソ連時代において、党や政府の機関紙であった新聞、雑誌の大半はソ連崩壊を機に厳しい検閲から解放された。ただしその代わりに、政府の補助金はなくなり、独立採算制となった。その後、エリツィンが政権を担って市場経済を導入してから、ハイパーインフレが起きた。その影響でさまざまなものの費用が高騰して、貧困層は購読する余裕がなくなった。その状況下でインターネットが普及したことで、一気に新聞離れが加速した。その為、多くのメディアはオルガルヒや政府系企業に買収されることにした。しかしこの道を選んだことで、報道の自由はかえって制限された。特にプーチン以降、国益を害する報道、国外のプロパガンダをロシアに浸透する報道に対しては厳しかった。それでもノーバヤガゼータはこれらに飲み込まれることなく、なんとか独立を保てた。

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    2024年08月15日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    ネタバレ

    ・政治はそれぞれの人生まで丸抱えすることはできない。「機会の平等」を保障することを目指しているまでであり、「結果の平等」の保障は不可能である。

    ・悩んでいるのはLGBTQだけではなく、背が低い/薄毛/容姿が悪いなどみんないろんな部分でマイノリティーである。

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    2023年12月08日
  • でっちあげ 1巻

    REO

    無料版購入済み

    前半と後半で印象が全く異なる話。是非最後まで読んで欲しいです。何が真実なのか分からなくなる。余り見たことの無い画風です。

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    2023年11月01日