福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ 3巻
    何が真実で嘘かわからない状態で
    人を徹底的に叩く場面が
    めちゃくちゃ気持ち悪くて
    ものすごく不愉快でした。
    読んでいて楽しい気分にはなりませんが、
    今のマスコミのあり方とか
    読んで良かったのかなとも思います。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    こんなことが本当に起こり得るのか? と思うくらい、無茶苦茶非論理的な主張をするモンスターペアレンツと、裏付け取材なしにセンセーショナルに煽るマスコミと、その場凌ぎの本意ではない説明による火消しを目指して墓穴を掘った学校(被告の教師を含む)による、壮大な茶番劇の舞台裏。

    最大の被害者は、教師、生徒、...続きを読む
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは
    虎ノ門ニュースで紹介されて話題、ポリコレについて考察された一冊。ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)という言葉を基に、新しい正義が謳われて、もしその正義の基準に沿わないものは、全メディア総出で社会的に抹殺するまで叩かれる、SNS全盛の時代必見の内容。過去に問題になった森喜朗さんの「女性がたくさ...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    この内容がフィクションだとしたら、そんなやつおらんやろと思うレベル。
    現実の話というのが信じられない。
    どちら側に立つのかで見方が変わるであろうが、
    この話に入り込むなら冷静に当事者たちの声を聞き判断せねばならない。何事でもそうだが上っ面の報道で理解してはいけないとつくづく思う。

  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    リアルに起こった事件の真相を描いた話。

    「お前の血は穢れている」「早く死ね、自分で死ね」

    史上最悪の殺人教師は
    母親の虚言と
    マスコミの妄信で作られたものだった…。


    学校関係者なら一度は読んでおいた方がいい本。
    マスコミ関係の人にも読んでもらいたい。

    親からの学校へのニーズが
    多種多様にな...続きを読む
  • でっちあげ 1巻
    まだ何が真実なのかいまいち掴みきれませんでしたが先の展開が気になる面白い作品です!
    ただのいじめ漫画じゃないのが良い!
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    このお母さんがいまだ普通に暮らしていることが理解出来ない。「子供を持つべきではない親って、いる」…そう言いたくはないのだけど、読後に唸った。
    一番の被害者は、この母親の息子さん。
    こんな事件だとは知らなかった。
    丸子実業の名前と、イジメという言葉ばかりがクローズアップされた記憶。
    読んで良かったけれ...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    生徒が正義で教師が悪という立場を利用し、大人が正義を振りかざして悪を叩く人がいることを知った。叩く内容が真実かどうかは当人にとって重要ではなく、ただ吊し上げてリンチをする大人がいることを知り、恐ろしさを感じた。また、教育現場で教諭に対し一切話に耳を傾けてくれなかったこと、教諭の保護者に対しての気遣い...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    九州福岡の本屋にフラッと立ち読ったら、レジ前に山積みになっていたので購入。読みやすく、夢中になって一気読みした。
    当時、殺人教師とテレビの報道で知った事件に、まさかこんな真実があるとは知らなかった。
    モンスターペアレンツ…あまりに酷い。
    最初は、子供の小さな言い逃れが始まりだったのかもしれない。それ...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    下手なホラーより怖い。
    嘘を嘘と見抜けないやつは…とか、週刊文春はフィクションだと思って読まなきゃ…とか、そういう話ではない。
    正義を振りかざして誰かを叩くチャンスを舌なめずりしながら待っている人間が沢山いること。
    そういった人達にとって大切なのは、誰かを批判する材料になるモノだけで、それが真実かど...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    「でっちあげ」の次の作品。
    こちらも、こわ〜い親の話。何が本当で何が嘘なのか、わからなくなりますね。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    どうなるんだろう?と引き込まれていくドキュメンタリーです。主人公の先生の追い込まれ感と、マスコミの無責任さが際立ちます。
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    この教師の不運の発端は、交通事故のようなものではないだろうか。常軌を逸した虚言を繰り返すモンスターペアレントに、たまたまつかまってしまった。それも、常人には理解し難い言動を繰り返す、行動原理が全く不明の支離滅裂な人間に。
    さらにそこへ、弱腰の校長やマスコミなどが加わり、事態は悪化するばかり。教師自身...続きを読む
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―
    冤罪は自分にも起こり得ることなので、この本を読んでいても他人事には思えなかった。大事なのは、ありもしない事実を認めないこと、事実を事細かに明らかにしていくことだ。周りの環境が変わっても、真実は変わらない。そのことを常に念頭において生きていかなければならないと思った。
  • 月刊コミックバンチ 2020年7月号 [雑誌]
    「パパと親父のウチご飯」が読みたくて購入しました。哲さんに愛梨ちゃん、そしてマキさんの3人がお互いにお互いを思いやっているからこそ、素直に甘えられなかったりする。そんな3人の心情が言動に表れていて泣きました。ラストの展開が意外すぎて一番泣きました。
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    とても 他人ごとではありません
    ここにレポートされたような「事実」は
    私たちの すぐそばにでも
    起きてしまうこと

    なにか(目新しい)ニュースが
    報道されたその時には世間の耳目が集まる
    そして、自分に直接かかわらない限り
    それぞれが身勝手な俄か評論家になってしまう
    そして、また次のニュースが…
    ...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    週刊誌のタイトルを見ると卑劣ないじめと学校の隠蔽により、子を失ったシングルマザーの悲劇と受け取ってしまう。だけど真実は全く違う。よく起こることだけど起きてはならないこと。
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    学校現場で働く身として、「いじめは絶対に許さない」ということは基本方針であるし、いかなる例外もあってはなりません。
    しかし、生徒間のトラブルはどのような学校でも起こりえますし、教師も人間である以上、相性の合う・合わないということも皆無ではありません。
    人間関係のトラブルは「ありうる」という想定の下で...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    校長を殺人罪で告訴、マスコミを味方につけて教育現場を破壊する…。長野・丸子実業で実際に起きた『いじめ自殺事件』の教師たちの闘いを描いた戦慄のノンフィクション。
    良心を持たないサイコパスな人たち。アメリカでは25人に1人がサイコパスと言われるが、現代日本もそれに近い。周囲の人々に圧倒的な心痛を与えてし...続きを読む
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)
    学校側当事者たちのの毅然とした態度は、
    もしも週刊誌やTVワイドショー(の第一報)だけが
    情報源だったら開き直り、逆切れ、隠ぺい(の団結)
    を感じてしまうかもしれない。
    この自殺について母親の主張やその弁護士の主張は、
    ある立場からすると正しいのかもしれないし、
    一方当事者が発信してそれしか知らない...続きを読む