福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ 1巻

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    20時過ぎの家庭訪問。2時間近くの滞在。果たして何があったのか?…教師による虐め。下された懲戒処分。センセーショナルな報道。「史上最悪の殺人教師」のレッテルが児童側が起こした訴訟により、事態が一転する。虐めなどなかったの判断。処分は取り消される。全ては「でっちあげ」だったのか?…原作を読んだのは10年以上前。何かスッキリしない感じがした記憶が残る。事件には当事者それぞれの立場によって違う捉え方がある。ストーリーが単純であることはない。現在映画上映中だが、まだまだ様々な可能性があることは認識しておきたい。

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    2025年08月27日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    福岡「殺人教師」の真相

    平成15年に福岡市で起きた事件を追う記者のノンフィクションドキュメンタリー。
    平成15年当時に小学4年生と言えば我が子とほぼ同じ年齢の児童を受け持つ担任の身に降りかかった事件ということになる。

    「でっちあげ」だと答えを知っているにもかかわらず、冒頭の週刊文春の引用記事を読んで「とんでもない鬼畜教師だな」と思ってしまう。
    私たちがいかに〝言葉〟に支配されているのかを痛感させられた。

    モンスターペアレントが主要因として語られるのだが、その根底には「代理ミュンヒハウゼン症候群」に近いものがあるのではないかと感じた。(文中には出てこないが、私が受けた印象)
    そうでなければ

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    2025年08月21日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    モンスターペアレント代表vs教師
    みたいな話。10年以上の判決。実話なことにびっくり。映画に綾野剛が出るため事前に小説読もうと思ったのがきっかけ。
    この小説を読んだら教師になりたい!って思う人は少なからず減るんじゃないかな。逆に言えばこういう事もありえる。って視野に入れながら仕事できるような。。。
    自分も仕事柄、勘違いからトラブルになる事もあるし気をつけよう。
    学校側も学校側。両親も両親。裕ニも裕ニ。記者も記者。みんな可哀想。
    実話なことを分かってから読んだから想像しやすくて最後までスラスラ読めた。
    こんな事もあるんだなぁ。。

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    2025年08月19日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

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    2025.8 4冊目。

    「本を読む人はうまくいく」でおすすめの本として記載があり、ずっと気になっていたので読んでみた。

    なにかが琴線に触れたのかお金のためだけなのか…人ってここまで手の込んだやり口や虚言ができるものなのかと怖くなった。
    原告側の登場人物は勝つために嘘を重ねていたのか、裁判とはそういうものなのか…とモヤモヤが残るものとなった。

    片側の意見を鵜呑みにすることで悪い方へ傾くことは仕事でもよくあることなので、双方の意見を聞くこと、虚偽報告や不作為はないかと判断することの大事さを改めて知ることができた気がする。



    綾野剛ではないなー…と思った。

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    2025年08月17日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    高校生が自殺した
    学校が悪い、バレーボール部が悪いという流れで
    裁判になったのだけど・・・
    とんでもない母親でした
    タイトルにもなっているくらいですがほんとにひどい
    こんな人がのうのうと暮らしているのかと思うと
    怖すぎます
    そして今回もマスコミ
    ほんといいかげんにしろと、もうちょっと報道について
    考えていただきたいです
    ひどい母親でした

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    2025年07月11日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

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    ロシアの新聞記者のお話
    ロシアの真実を報道する新聞社の記者が消される
    ロシアってそんな国だったのですね
    おそろしいです
    それでも真実の報道をやめない記者たち
    多くの新聞社は批判をしない報道だけ
    それってジャーナリストですか?
    その本人たちに問いたい

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    2025年07月06日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    購入済み

    こんな事があっていいのか⁈

    こんな事が実際にあったとは本当に信じ難い。
    この両親は一体何がしたかったのか…

    学校という閉鎖的な世界で、先生が生徒に対しての体罰、子供同士のいじめ、そして生徒が先生に対して反抗したり、そう言った事が実際にあるとは思う。
    本当に身につまされる思い。
    救いは、この先生の潔白が証明されたこと。

    モンスターペアレンツ、不登校…
    この小説を読んでとても考えさせられた。
    読んで良かった。

    #怖い

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    2025年04月25日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

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     ロシアの大手新聞社「コムソモーリスカヤプラウダ」のタブロイド化に、50名余りの記者が反対した。そこで1993年、これらの人たちが結成して創刊したのが「ノーバヤガゼータ」である。民主主義、言論の自由、基本的人権の尊重の重視、また一般市民や弱者の立場に寄り添って報道するという、ロシア国内では珍しいリベラルな論調で、インテリ層に向けた新聞である。
     ソ連時代において、党や政府の機関紙であった新聞、雑誌の大半はソ連崩壊を機に厳しい検閲から解放された。ただしその代わりに、政府の補助金はなくなり、独立採算制となった。その後、エリツィンが政権を担って市場経済を導入してから、ハイパーインフレが起きた。その影

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    2024年08月15日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    ネタバレ

    ・政治はそれぞれの人生まで丸抱えすることはできない。「機会の平等」を保障することを目指しているまでであり、「結果の平等」の保障は不可能である。

    ・悩んでいるのはLGBTQだけではなく、背が低い/薄毛/容姿が悪いなどみんないろんな部分でマイノリティーである。

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    2023年12月08日
  • でっちあげ 1巻

    REO

    無料版購入済み

    前半と後半で印象が全く異なる話。是非最後まで読んで欲しいです。何が真実なのか分からなくなる。余り見たことの無い画風です。

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    2023年11月01日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    フランクフルト学派というらしい。「文化マルクス主義」。
    資本主義の矛盾から共産革命が起こるはずだったのに、何やうまいこといかんので、資本主義を弱体化しようとした。そのためには、保守の苗床である「家庭」を崩壊させるべき。

    もはや労働者は資本家に組み込まれており、「被差別」マイノリティこそが、階級闘争の主体になっていくのである。

    こんな発想が「ポリコレ」の根本にあるらしい。

    うーん、なるほど。

    BLMにしても、かなり組織だった活動が根っこにあって、特に米国は酷いことになっている。

    安易な正義感、浅薄な倫理観、原罪感や、贖罪意識をうまーく利用されてるわけだ。それに、残念な人たちが乗っかって

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    2023年09月23日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    親に対して正しいことで戦う校長と先生は正しい。マスコミは意地悪で教員は毎回不利なニュースを出される印象があるが、校長と先生の行動は亡くなったゆうたくんに一番伝わっているに違いない。ゆうたくんの死が一番悔しいけれど、今天国でこの先生たちの行動で少しでも楽になっていると信じたい。

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    2023年09月17日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    恥ずかしながら、ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」で初めて”ポリティカル・コレクトネス”なる言葉を知った。
    その後仕事でもポリコレについて取り扱ったり、意見を交換する機会があったので、本作の序盤で書かれていること(アメリカではキリスト教でない人への配慮のために、メリークリスマスとは言えず、ハッピーホリデイと言うようになった、など)は、既に知っている知識がほとんどだったが、アメリカの極左化と日本の今後の項については、驚き、呆れてしまった。

    こちらの著者・福田ますみさんは、かなり保守的な視点から執筆しているようにも思えて、なかなかニュートラルに読むことは難しいけれ

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    2023年06月02日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    右よりだけど、これを読んで思ったのは、メディアが以下に1次情報を切り取って報道しているか、また、当事者を一部の人や他人が過度にサポートしなくてはならない社会風潮が出来上がりつつあるということ。

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    2022年08月12日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    かなりいかがわしい言葉「ポリコレ」や「BLM」。こんなのに騙されないように生きていくために必須な本だ。

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    2022年05月30日
  • でっちあげ 3巻

    n.

    購入済み

    何が真実で嘘かわからない状態で
    人を徹底的に叩く場面が
    めちゃくちゃ気持ち悪くて
    ものすごく不愉快でした。
    読んでいて楽しい気分にはなりませんが、
    今のマスコミのあり方とか
    読んで良かったのかなとも思います。

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    2022年09月28日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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    虎ノ門ニュースで紹介されて話題、ポリコレについて考察された一冊。ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)という言葉を基に、新しい正義が謳われて、もしその正義の基準に沿わないものは、全メディア総出で社会的に抹殺するまで叩かれる、SNS全盛の時代必見の内容。過去に問題になった森喜朗さんの「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」発言や、「LGBT」の表現を巡って廃刊となった雑誌「新潮45」について深く考察される。言葉狩りによる全体主義への傾倒…ポリコレについて深く知りたい人にオススメの一冊。

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    2022年04月09日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    この内容がフィクションだとしたら、そんなやつおらんやろと思うレベル。
    現実の話というのが信じられない。
    どちら側に立つのかで見方が変わるであろうが、
    この話に入り込むなら冷静に当事者たちの声を聞き判断せねばならない。何事でもそうだが上っ面の報道で理解してはいけないとつくづく思う。

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    2021年11月11日
  • でっちあげ 1巻

    n.

    購入済み

    まだ何が真実なのかいまいち掴みきれませんでしたが先の展開が気になる面白い作品です!
    ただのいじめ漫画じゃないのが良い!

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    2022年09月28日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

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    このお母さんがいまだ普通に暮らしていることが理解出来ない。「子供を持つべきではない親って、いる」…そう言いたくはないのだけど、読後に唸った。
    一番の被害者は、この母親の息子さん。
    こんな事件だとは知らなかった。
    丸子実業の名前と、イジメという言葉ばかりがクローズアップされた記憶。
    読んで良かったけれど…。
    やっぱり唸る。
    この母親は、母親でいるべきではない…。けれど…

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    2021年08月11日