福田ますみのレビュー一覧

  • でっちあげ 4巻(完)

    Posted by ブクログ

    裁判で明らかになっていく沢渡家の“矛盾”。徐々に杉谷に追い風が吹くが……。“誰が主人公でもおかしくない”衝撃の冤罪劇、完結!!!
    粗雑な心理鑑定や沢渡夫婦の証言のアラが、弁護士により覆していく過程は爽快感があるものの、原告の沢渡夫婦の主張の大半を棄却する判決が出ても、現実や真実を受け止めようとせず杉谷先生を追いつめた責任を認めようとしないマスコミや校長や沢渡夫婦の姿や自分の嘘を反省していない控訴審での証言で「覚えていない」を繰り返すなどなど醜態を見せる沢渡秀二の姿と比べるとやるせない。

    0
    2026年01月09日
  • でっちあげ 3巻

    Posted by ブクログ

    “児童をいじめた”と糾弾される杉谷。「やっていない」という主張には誰も耳を傾けず、ついには全国に“殺人教師”だと報道されてしまい…。真実を求める声がいつも大きいとは限らない、困窮の第3巻。
    報道により「殺人教師」のレッテルを貼られて追いつめられていく杉谷先生の絶望感、そして心ある弁護士の真摯な調査により沢渡夫婦の証言などなどの穴を見つけて覆していく過程は、惹き込まれてしまった。

    0
    2026年01月09日
  • でっちあげ 2巻

    Posted by ブクログ

    どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。
    平成17年10月11日、沢渡夫妻の主張「教諭によるいじめ」はすべて夫妻の“でっちあげ”であると証言した、教諭・杉谷誠とM市教育委員会に対して、損害賠償を求める訴えを起こした。
    教諭による“いじめ”および自殺強要が理由である。しかし、第1回口頭弁論において、全て夫妻の“でっちあげ”である、という杉谷の証言に始まり、予想をはるかに超える全容が明かされる。
    時はさかのぼり平成17年5月12日夜分、沢渡家を訪問した杉

    0
    2026年01月09日
  • でっちあげ 1巻

    Posted by ブクログ

    どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。
    ありふれた優しい教師池谷誠は、沢渡美月により「生徒対する体罰や暴言」を告発されてしまう。
    平成17年10月6日、小さな街で起きた“体罰事件”は全国を駆け巡り、やがて裁判へと発展する。
    世論の見守る中、正義の鉄槌が下るはずが……。
    家庭訪問の段階から、美月の空気の読めなさが浮き彫りになっているのが不気味。

    0
    2026年01月09日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    Posted by ブクログ

    物語を読んでいて、この話が実際にあった話と考えられないほど衝撃的だった。 本当にこんなことが起こるのかと読みながら感じた。

    0
    2026年01月01日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    Posted by ブクログ

    事実を扱った図書とはいえこの本を読んだから事件についての全貌が分かった気になるのは良いことではない。それはこの本のテーマとしても重要で、真偽は当事者たちにしかわからないこと。

    それ前提に置いても事実を追っていくにつれて登場人物の人となりが見えてきて、モンペ夫妻特有の空気感や体制側のお固さのあるあるが一々歯痒い気持ちにさせてくる。

    事件の息子含めて関わった子供達が今を健やかに生きていて欲しいと思う。

    0
    2025年12月31日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    Posted by ブクログ

    怖いのに気になってどんどん読み進めてしまった。
    これがノンフィクションだなんて…
    前半はとにかく怖かった。家族でスラスラとウソをつく。なんでウソなのにこんなに強気にでれるんだろう。
    体罰、人種差別からのPTSD。
    先生はどんどん沼にハマっていく。
    マスコミや裁判で先生は対応を失敗してしまうけど、一般人はそんなにうまく対応できるわけないと思う。
    マスコミ、教師と保護者の関係性、組織社会。
    正にノンフィクションでした。

    0
    2025年12月31日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みだしてすぐ、こわいこわい。絶対関わったらあかん人では、、と感じた。でも先生は保護者に対して、否定や意見を言うことが難しい弱い立場だということに納得。どんどん状況が悪化していくのを読むのがしんどくなる。後半から先生が立ち向かう決意をするが、戦う間もかなりしんどいのが続いた。最後に逆転解決!とはならないのもまた辛い。これが現実というのが本当に恐ろしい、悲しい事件でした。原告がここまで被害者であると訴え続けた理由はわからないまま。しんどいけど、こういうことがあったことを知れたので、読んでよかった。

    0
    2025年12月24日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    Posted by ブクログ

    一気読み!!これがノンフィクションやなんてほんとに衝撃的で恐ろしい。
    学校って結構閉鎖的で縦型の職場で、今はこの事件の時よりかは開けてきているとは思うけれど、でもやっぱりこの事件の背景を思うと今でも色々怖いと感じるところはある。こわいこわい。今でもじゅうぶんありえる事件やなぁ。一個の組織だけでは何かあった時に切り離されたら終わりやし、いくつかのコミュニティに属してた方がいんやろなぁ。
    むがむかハラハラひやひやしながら読んだ一冊。

    0
    2025年12月17日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分も過去にモンスターに執着されたことがあったけど、これはレベルが違う。
    学校の先生って大変だなぁ。
    あと、中途半端に関わってくる議員のクソっぷりが(笑)
    一気に読み終えました。

    0
    2025年08月31日
  • でっちあげ 1巻

    Posted by ブクログ

    20時過ぎの家庭訪問。2時間近くの滞在。果たして何があったのか?…教師による虐め。下された懲戒処分。センセーショナルな報道。「史上最悪の殺人教師」のレッテルが児童側が起こした訴訟により、事態が一転する。虐めなどなかったの判断。処分は取り消される。全ては「でっちあげ」だったのか?…原作を読んだのは10年以上前。何かスッキリしない感じがした記憶が残る。事件には当事者それぞれの立場によって違う捉え方がある。ストーリーが単純であることはない。現在映画上映中だが、まだまだ様々な可能性があることは認識しておきたい。

    0
    2025年08月27日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    高校生が自殺した
    学校が悪い、バレーボール部が悪いという流れで
    裁判になったのだけど・・・
    とんでもない母親でした
    タイトルにもなっているくらいですがほんとにひどい
    こんな人がのうのうと暮らしているのかと思うと
    怖すぎます
    そして今回もマスコミ
    ほんといいかげんにしろと、もうちょっと報道について
    考えていただきたいです
    ひどい母親でした

    0
    2025年07月11日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

    Posted by ブクログ

    ロシアの新聞記者のお話
    ロシアの真実を報道する新聞社の記者が消される
    ロシアってそんな国だったのですね
    おそろしいです
    それでも真実の報道をやめない記者たち
    多くの新聞社は批判をしない報道だけ
    それってジャーナリストですか?
    その本人たちに問いたい

    0
    2025年07月06日
  • でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

    購入済み

    こんな事があっていいのか⁈

    こんな事が実際にあったとは本当に信じ難い。
    この両親は一体何がしたかったのか…

    学校という閉鎖的な世界で、先生が生徒に対しての体罰、子供同士のいじめ、そして生徒が先生に対して反抗したり、そう言った事が実際にあるとは思う。
    本当に身につまされる思い。
    救いは、この先生の潔白が証明されたこと。

    モンスターペアレンツ、不登校…
    この小説を読んでとても考えさせられた。
    読んで良かった。

    #怖い

    0
    2025年04月25日
  • 暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う―

    Posted by ブクログ

     ロシアの大手新聞社「コムソモーリスカヤプラウダ」のタブロイド化に、50名余りの記者が反対した。そこで1993年、これらの人たちが結成して創刊したのが「ノーバヤガゼータ」である。民主主義、言論の自由、基本的人権の尊重の重視、また一般市民や弱者の立場に寄り添って報道するという、ロシア国内では珍しいリベラルな論調で、インテリ層に向けた新聞である。
     ソ連時代において、党や政府の機関紙であった新聞、雑誌の大半はソ連崩壊を機に厳しい検閲から解放された。ただしその代わりに、政府の補助金はなくなり、独立採算制となった。その後、エリツィンが政権を担って市場経済を導入してから、ハイパーインフレが起きた。その影

    0
    2024年08月15日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・政治はそれぞれの人生まで丸抱えすることはできない。「機会の平等」を保障することを目指しているまでであり、「結果の平等」の保障は不可能である。

    ・悩んでいるのはLGBTQだけではなく、背が低い/薄毛/容姿が悪いなどみんないろんな部分でマイノリティーである。

    0
    2023年12月08日
  • でっちあげ 1巻

    REO

    無料版購入済み

    前半と後半で印象が全く異なる話。是非最後まで読んで欲しいです。何が真実なのか分からなくなる。余り見たことの無い画風です。

    0
    2023年11月01日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

    Posted by ブクログ

    フランクフルト学派というらしい。「文化マルクス主義」。
    資本主義の矛盾から共産革命が起こるはずだったのに、何やうまいこといかんので、資本主義を弱体化しようとした。そのためには、保守の苗床である「家庭」を崩壊させるべき。

    もはや労働者は資本家に組み込まれており、「被差別」マイノリティこそが、階級闘争の主体になっていくのである。

    こんな発想が「ポリコレ」の根本にあるらしい。

    うーん、なるほど。

    BLMにしても、かなり組織だった活動が根っこにあって、特に米国は酷いことになっている。

    安易な正義感、浅薄な倫理観、原罪感や、贖罪意識をうまーく利用されてるわけだ。それに、残念な人たちが乗っかって

    0
    2023年09月23日
  • モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親に対して正しいことで戦う校長と先生は正しい。マスコミは意地悪で教員は毎回不利なニュースを出される印象があるが、校長と先生の行動は亡くなったゆうたくんに一番伝わっているに違いない。ゆうたくんの死が一番悔しいけれど、今天国でこの先生たちの行動で少しでも楽になっていると信じたい。

    0
    2023年09月17日
  • ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

    Posted by ブクログ

    恥ずかしながら、ブレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」で初めて”ポリティカル・コレクトネス”なる言葉を知った。
    その後仕事でもポリコレについて取り扱ったり、意見を交換する機会があったので、本作の序盤で書かれていること(アメリカではキリスト教でない人への配慮のために、メリークリスマスとは言えず、ハッピーホリデイと言うようになった、など)は、既に知っている知識がほとんどだったが、アメリカの極左化と日本の今後の項については、驚き、呆れてしまった。

    こちらの著者・福田ますみさんは、かなり保守的な視点から執筆しているようにも思えて、なかなかニュートラルに読むことは難しいけれ

    0
    2023年06月02日