荒川弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ農業高校生の青春グラフィティ・コミック第3巻。
前半は2巻から引き続き御影家でのアルバイト。ここで八軒の兄・慎吾が登場。
このお兄さん、結構癖あるキャラで面白くて好きです。
そして後半は夏休みも終わり、二学期に。
一学期に八軒が名前を付けた豚「豚丼」が成長し、いよいよ食肉として売られることに。
その時、八軒はある「選択」をします。
この選択の結末は次巻へ続きます。
前巻とは違う形で「命を喰らう」ことを考えさせられる展開でした。後半は結構シリアスな感じになってます。
しかし相変わらず食べ物がウマそうで…。
とりあえず、祭りの屋台をめぐりたい(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ都会育ちの少年・八軒勇吾が農業高校での日々を過ごす青春グラフィティ・コミックの第2巻。
春の終わりに開催された突発イベント・ピザ会と、夏休みを利用した御影家でのアルバイトが本巻のストーリー。
一生懸命に物事に打ち込むことで周囲の人間を引き寄せ、イベントを成功させる。八軒はこのイベントを通じてその楽しさを覚えたようです。
その一方で夏休みアルバイトでは仕事に関係のないことに気を取られてお荷物っぷりを発揮(笑)
けれど最後の鹿解体はよく頑張ったなと思います。自分が同じ状況に直面したら、とても頑張れる気がしない…。
巻末の牛の出産シーン。確かに感動できるかグロいと感じてしまうかはその人次第。 -
Posted by ブクログ
本気には本気で返す、当たり前のことだ。
八軒が乗り越えなければならない最大の壁、父親。その父親との戦いの舞台に立つことができた証拠が、最初の言葉。
今まで話が通じない、話を聞く気がないと思い込んできた八軒ですが、父親の真意に気づくことが出来るのはいつの日か。今現在、気づくことは出来ていませんね。おそらく、戦いの舞台にたてたことは理解していても、そなぜなのかはわかっていないでしょうし。
それが、自分自身の成長によるものと気づくには、時がたってからでしょう。
いつでも、自分の成長に気づくのは、振り返ってみたとき。今、成長していると感じているのは、油断。
寮生活の一年間も終わりをつげ、下宿先での