荒川弘の"鋼の錬金術師"の第20巻。冒頭からマルコーさんとエンヴィの対決が熱かった。エンヴィの真の姿って、アレだったのね。やはりホムンクルスか。グリードとリンのやり取りも面白い。この二人で一人の行動が物語全体に与える影響が思ったより大きい。やっぱり、グリードは仲間(手下)がいないとね。大勢に流されているのではなく、それぞれのキャラが約束の日へ向けた戦いへの思いを胸に行動している事がきちんと描かれているのが良いです。それとは対照的に描かれていると思われる中央軍の上層部。少しは自分たちで考えろよと言いたい。