荒川弘の"鋼の錬金術師"第10巻。マスタングvsラスト。ついに直接対決です。マスタングの執念が凄いです。やはりヒューズの件は彼の中で大きな事件だったんですね。熱しやすい焔の錬金術師としての彼が描かれている一方で、沈着冷静な司令官としての彼も描かれています。ロス少尉の件は見事でした。とっさにあそこまで出来る彼はやはり優秀なのでしょう。そして、本巻のラストでは、エドとアルの父親であるホーエンハイムが登場しました。ピナコと一緒に写ってる写真がありましたが、姿が全然変わってません。彼にも何やら秘密があるようです。