星野仁彦のレビュー一覧
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発達障害について、本書でも述べられているが、そもそも「障害」という悪しき呼び名自体が誤解を招くことが多い。
彼らの悪意なき反社会行為は幾度と(そう残念ながら幾度と!)見てきた。だが脳の病と考えられているもので、「障害」と呼ばれるべきものではない。
かといってADHDやアスペが「個性」「人間性」といった生易しい言葉で語れるものでもない。
筆者は周囲の理解の大切さを語るが、私も同意見である。
だが、それはときに周囲に犠牲を強いることでもある。
共生すること、社会を営むことには多くの人々の善意と忍耐が何より大切だと、幸運にも発達障害ではない(であろう)私は思いました。 -
Posted by ブクログ
発達障害というと、落ち着きがない・キレやすい・じっとしていられないなどの衝動的なところや、人の気持ちがわからない・コミュニケーションが苦手などの特徴があげられる。しかし、女性の場合は、ぼーっとしていたり、あちらこちらに注意が移り集中できなかったりする「不注意優勢型ADHD」のタイプの人が多い。男の子の発達障害であれば、「どらえもん」に出てくるジャイアンのように、カチンとくるとすぐに暴力をふるうなど派手な問題を起こすため、大人の目にもとまりやすい。それに対して女の子の発達障害は、不注意でぼんやりしていて、すぐに自分の世界に入り込んでしまうのびた型で、派手な問題行動がないのであまり目立たず、周囲も障害があることに気づきにくい。女性の発達障害は少ないのではなく、周囲に気づかれにくいだけ。問題が顕在化するのは母親になった時。アダルトチルドレンだったりすると、その結果、子どもの健やかな成長に欠かせない「母親との愛情関係」を自分自身の子どもと築くことができないこととなる。本書は転ばぬ先の杖として読む指南書。きめ細かな心配りのできる己でありたい。
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人生や他人を傷つけるのも表現の一つには違いない。
もっとましな方法を選びたい。
依存性人格 依存的性格
特徴 協調性欠如
孤立、疎外感
劣等感
攻撃性(怒り)
自我の傷付きやすさ
両親の離別体験 48.4% 15歳以前
小児期の喪失体験は子供の人格形成 に大きな影響を及ぼす。
『精神科に行こう』大原広軌
『もっと安全な場所へ』 1990 カナダ
小此木啓吾
『ハートをむしばむ性格と行動』福西勇夫
『愛は寿命を延ばす』オーニッシュ
家庭で父親が果たす役割
両親の信頼関係
自殺は孤立の病であり、救いを求める願望の表現
人間同士が愛情や信頼を獲得してそれを維持するためには多大な努力と忍耐を必要とします。
抜毛癖 トリコチロマニア
人格発達のゆがみは病気ではない。病気ではないが、そのゆがみが反社会的な行動を引き起こすことがある。ゆがみを矯正するためには、カウンセリングによる自己洞察が望まれるが、彼らは自分の問題行動をなおしたいという動機づけがないため治療は困難だ。 -
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何なんだろう、この人って思ってた人のことを友人に話したら、それは発達障害では?と指摘されたことを切っ掛けに手に取った一冊。読めば読むほど、身近なその人は発達障害なんだということが分かった。
発達障害は治療で改善される可能性が高いけど、何よりまず本人が発達障害でえることを認識、受容しないことには始まらない。そこがやっぱり難しいんだな。
正直疎ましいな、とよく思ってしまうことが多い相手…でもイノセントな感覚を持ってる所とか、何なら見習わないといけない面も持ち合わせている。どうせなら、いい面ばかりを見て、付き合いを上手く継続させたいものです。 -
Posted by ブクログ
発達障害が大人になってから発見されることが多いのは、彼らの発達がアンバランスであり、「普通の人ならできることができない半面、特定の限られた領域では普通の人にはとてもできないような優れた才能を発揮することもある」ためだと言われると、ああそうかと思います。
発達のアンバランスなまま大人になって、人に劣る領域で問題を起こしがちな人は、うつ病や嗜好品や薬物への依存などの二次障害を発症し、原発障害が分かりづらくなりがちだというのもうなずけます。
親がカバーしていた問題点が、親の手を離れて社会に出て初めて顕在化し、障害として姿を現すというのもむべなるかなと思います。