星野仁彦のレビュー一覧

  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉
    <職場編>ということですが、特に全編は発達障害一般のことについて書かれていますので、職場以外のことに興味がある人にも適する内容になっています。

    発達障害者が職場に適応するためにどのようなサポートが必要なのか、極めて丁寧に書かれていて、読み物というよりはハウツー本のような感じになっています。「言わ...続きを読む
  • 発達障害を見過ごされる子ども、認めない親
    子どもたちのためにも、親に発達障害のことを伝えていかなければならない。
    発達障害だと言うことを親に伝えてきた医師が書いた本。
  • 末期がんを克服した医師のゲルソン療法のススメ~5年生存率0%からの生還~
    自分自身もがんを患っている精神科医という珍しいプロフィールと、
    内容(ゲルソン療法※食事療法)に興味があり衝動買い。

    内容は話自体も感動的だし、自分の実体験を通して、
    がん告知されたときの患者の心境とその後家族と一緒に
    乗り越えてきたエピソードが書かれている。

    可能性を感じさせてくれる名著だと思...続きを読む
  • 機能不全家族 心が折れそうな人たちへ……
    うつ、ADHDやAS(アスペルガー症候群)などの軽度の発達障害など、
    現代社会において周りの人とは同じ生活をする事ができずにいる人達がいることを知る。
    鬱のように、精神的なものではなく、
    体調が悪いだけだと思い込み、
    原因がわからずに、寝込んでしまうパターンは、
    周りの人の理解も得づらく治す事も難し...続きを読む
  • 奥さまは発達障害
    アスペルガー症候群と双極性障害(躁鬱病)を抱えた筆者が医者に貢がれ結婚、甘やかしてもらう話。
    精神障害の当事者の話は貴重で面白い。
    でも普通の精神障害者には王子様なんて現れないので参考にはならないよね。
  • 発達障害を見過ごされる子ども、認めない親
    軽度発達障害についてとてもわかりやすく書かれていた。
    親が発達障害を認めようとしないのは「普通」であることが社会の規範とされ、横並び意識の強い日本ならではの現象ともいえる。
    ここにも出てきた「普通」という言葉、私たちは「普通」という言葉に縛られている気がする。
    発達障害は早期に適切な対処をしていけば...続きを読む
  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉
    ずっとそうではないかと疑惑のあった身内が発達障害と診断されたので、改めて発達障害の人の特性を知るため本書を手に取った。

    本書では発達障害のなかでも、主にADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害…のうちのASD(自閉症)、のうちのAS(アスペルガー)(ADHD以外は現在名称が変わっている可能性...続きを読む
  • 発達障害に気づかない大人たち
    脳の情報フィルター機能の低下 人の話を聞いている際にも周りの音が聞こえてしまう
    衝動性 思ったことを言ってしまう、無遠慮な言葉
  • 奥さまは発達障害

    発達障害者としてのさかもと未明

    カードで買い物しまくっても、ぜんぜん全く羨ましくは感じない。
    あぁ、この人はたまたまお金があったから借金ダルマにならなかっただけで、目先だけの贅沢な暮らしからは何も生まれないのだと感じるから。

    それに私自身、軽度のADHDっぽくって、小島慶子さんにすごく親近感がある人間なんだけれども、小島さ...続きを読む
  • 発達障害に気づかない大人たち
    発達障害とはどういったものか、基本的な内容がわかった。
    アスペルガー症候群の本も読んでみようと思う。
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて
    漫画家でありタレントでもあるさかもと未明の半生をつづった一冊。

    機能不全家族に育ち、それ故子供の頃から疎外感を感じつつ、本人も発達障害の影響で様々な軋轢を感じて社会人になるもうまくいかず、成功しても様々な症候群に悩まされ……というまさに一筋縄ではいかない人生で、発達障害の恐ろしさを感じた。
  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉
    発達障害について、実際に職場でどう扱えばよいかを描いた一冊。

    著者自体精神科医で発達障害ということもあり、実践的で説得力があった。
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて
    第1章 まさか自分が
    第2章 そう、あなたは発達障害です
    第3章 壊れていく家族
    第4章 お母さんも発達障害だったかもしれない
    第5章 抑うつ状態との闘い
    第6章 発達障害は治せる
    第7章 思春期の危機
    第8章 薬物療法の新たな可能性
    第9章 私の居場所はどこにある
    第10章 発達障害でも幸福になれ...続きを読む
  • 発達障害に気づかない大人たち
    読んでみたが、発達障害の障害事象は結構どこにでもある短所が顕著になったもん、位の感じでみている・・・
    そこが著しくスキルが低いので、そこは配慮が必要ですね、というところはわかる。

    結局カウンセリングや対応でなんとか周りの理解を得てやっていくということになりそうですね。

    また、適材適所ってことでそ...続きを読む
  • 発達障害を仕事に活かす
    「向いている職業」が記載されているが、あまり鵜呑みにしないほうが良い
    これまでの自分の成功失敗を参考に自分で熟考したほうが良いと思う。
  • 発達障害を見過ごされる子ども、認めない親
    発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム障害・LDなど)に関して簡単にわかりやすく解説されてる本。

    少々古い本なので情報は変わってきているかもしれませんが、幼児期にみられる症状なども載っており、大きく変わっているはずはないので読む価値は十分あります。

    発達障害の子の親も発達障害の可能性がある。これ...続きを読む
  • 発達障害に気づかない大人たち
    著者:
    心療内科医・医学博士。
    注意欠陥・多動性障害(ADHD)、アスペルガー障害、学習障害などの発達障害に詳しい児童精神医学の第一人者である。自身がADHDであることを公表している。

    「障害」という名前がつくと、とても重症なイメージをもってしまう。
    日本語訳が大げさなだけであり、本質的に理解する...続きを読む
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて
    さかもと未明さんのエピソードとそれに関して星野仁彦先生の医学的な見解が交互に出てきて興味深く読みました。
    発達障害の本7冊目で、この時期にちょうど良かったです。
    最後の『取り戻せない時間、後戻りできない記憶』が未明さんが1番伝えたかった部分なんだとよく分かりました。
  • 発達障害に気づかない母親たち
    発達障害を持つ母親が意外に多いことに驚かされる。そしてその事に気付かず、自分の子供に辛くあたり家族がうまく行かなくなる。夫はうまく行かない家庭を母親に任せ、逃げ出してしまう。
    夫が妻のことをもっと知る事が大事なのだと思う。妻の育ってきた環境を、妻の親との関係を知る事が必要だ。
  • 発達障害に気づかない大人たち
    診断表あり。認知と受容から始まる。
    TODOリストを作ってそれに従って行動する。クールダウンの時間をとる。ハイテク機器等を利用する。はまらないこと。社交の場では、できるだけ愛想右翼ふるまう。笑顔。自己主張を控える。聞く。相槌をうつ。長所を見つける。ほめる。パニックしそうになったらクールダウンする。
    ...続きを読む