星野仁彦のレビュー一覧

  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉

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    <職場編>ということですが、特に全編は発達障害一般のことについて書かれていますので、職場以外のことに興味がある人にも適する内容になっています。

    発達障害者が職場に適応するためにどのようなサポートが必要なのか、極めて丁寧に書かれていて、読み物というよりはハウツー本のような感じになっています。「言われたことはメモする」「自分だけの部屋を作る」とか、何だか当たり前のことを言われているような気がするけれども、実際の発達障害者のサポートに当たっては、本当に大事なことなんでしょう。
    「職場を配置換えしてもらう」などは、日本の今の現状ではなかなか難しそうです。最後のところでも触れられていますが、DSM

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    2011年11月20日
  • 末期がんを克服した医師のゲルソン療法のススメ~5年生存率0%からの生還~

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    自分自身もがんを患っている精神科医という珍しいプロフィールと、
    内容(ゲルソン療法※食事療法)に興味があり衝動買い。

    内容は話自体も感動的だし、自分の実体験を通して、
    がん告知されたときの患者の心境とその後家族と一緒に
    乗り越えてきたエピソードが書かれている。

    可能性を感じさせてくれる名著だと思います。

    あとは、がんにかかるような人がこのような健康的な食事療法に
    興味を持ち、実践してくれるかどうか。。そして徹底できるか。

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    2010年06月20日
  • 機能不全家族 心が折れそうな人たちへ……

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    うつ、ADHDやAS(アスペルガー症候群)などの軽度の発達障害など、
    現代社会において周りの人とは同じ生活をする事ができずにいる人達がいることを知る。
    鬱のように、精神的なものではなく、
    体調が悪いだけだと思い込み、
    原因がわからずに、寝込んでしまうパターンは、
    周りの人の理解も得づらく治す事も難しい。
    ADHDやASは、育った環境が問題なのではなく、
    病気と考えてよいだろう。
    雑務や家事、先を読んで手順を考える事、
    やりかけた仕事を確実に続ける事が苦手、
    衝動をコントロールできないなど、
    健常者との境界線を引くのが微妙で難しいのではないだろうか。
    世間に名の知れた、優秀な人々の中にも、
    この

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    2009年10月07日
  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉

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    どんな人でも短所と長所があるが、発達のばらつきが大きい場合には特に、能力や適性と、職場や職務とのマッチングがとても重要になる。周囲の理解や配慮も必要。相互理解を深めて、誰もが働きがいをもてる職場環境を整えていくことが、社会の成熟なのかなと感じた。

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    2024年11月12日
  • 発達障害に気づかない大人たち

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    社会に多くいる境界知能、その具体的な病気としてやり玉に挙げられやすい発達障害がどんなものなのか理解できました。

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    2024年09月06日
  • 奥さまは発達障害

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    アスペルガー症候群と双極性障害(躁鬱病)を抱えた筆者が医者に貢がれ結婚、甘やかしてもらう話。
    精神障害の当事者の話は貴重で面白い。
    でも普通の精神障害者には王子様なんて現れないので参考にはならないよね。

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    2023年09月18日
  • 発達障害を見過ごされる子ども、認めない親

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    軽度発達障害についてとてもわかりやすく書かれていた。
    親が発達障害を認めようとしないのは「普通」であることが社会の規範とされ、横並び意識の強い日本ならではの現象ともいえる。
    ここにも出てきた「普通」という言葉、私たちは「普通」という言葉に縛られている気がする。
    発達障害は早期に適切な対処をしていけば改善できるし、二次障害を防げる。そのために自分にできる支援は何か考えていきたい。

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    2023年06月30日
  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉

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    ずっとそうではないかと疑惑のあった身内が発達障害と診断されたので、改めて発達障害の人の特性を知るため本書を手に取った。

    本書では発達障害のなかでも、主にADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害…のうちのASD(自閉症)、のうちのAS(アスペルガー)(ADHD以外は現在名称が変わっている可能性があるが、今でも使われている)について焦点を当てている。
    発達障害の人たちが日常生活の中で、そしてタイトルにもあるように、職場でどのように振る舞えばいいか、また周りの人たちはどのように接したらいいのかなどを、著者自身の失敗談・経験談・著者が診た患者さんたちの事例などを元にアドバイス。
    そう、著者自身

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    2023年03月03日
  • 発達障害に気づかない大人たち

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    脳の情報フィルター機能の低下 人の話を聞いている際にも周りの音が聞こえてしまう
    衝動性 思ったことを言ってしまう、無遠慮な言葉

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    2020年03月18日
  • 奥さまは発達障害

    ネタバレ 購入済み

    発達障害者としてのさかもと未明

    カードで買い物しまくっても、ぜんぜん全く羨ましくは感じない。
    あぁ、この人はたまたまお金があったから借金ダルマにならなかっただけで、目先だけの贅沢な暮らしからは何も生まれないのだと感じるから。

    それに私自身、軽度のADHDっぽくって、小島慶子さんにすごく親近感がある人間なんだけれども、小島さんやさかもとさんみたいに自力でお金を稼いで暮らしている発達障害の方を羨ましいなんて一片も思わない。ただただ、凄いなって思うだけ。発達の苦しみの中で自活の道を開けた人たちを尊敬する。

    この本に対しては
    発達障害者の実体験を描いたものとしては、少々古めで、知識的な面では今現在の認識などからは少し

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    2020年01月24日
  • 発達障害に気づかない大人たち

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    発達障害とはどういったものか、基本的な内容がわかった。
    アスペルガー症候群の本も読んでみようと思う。

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    2019年08月12日
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて

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    漫画家でありタレントでもあるさかもと未明の半生をつづった一冊。

    機能不全家族に育ち、それ故子供の頃から疎外感を感じつつ、本人も発達障害の影響で様々な軋轢を感じて社会人になるもうまくいかず、成功しても様々な症候群に悩まされ……というまさに一筋縄ではいかない人生で、発達障害の恐ろしさを感じた。

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    2019年05月28日
  • 発達障害に気づかない大人たち〈職場編〉

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    発達障害について、実際に職場でどう扱えばよいかを描いた一冊。

    著者自体精神科医で発達障害ということもあり、実践的で説得力があった。

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    2019年04月26日
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて

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    第1章 まさか自分が
    第2章 そう、あなたは発達障害です
    第3章 壊れていく家族
    第4章 お母さんも発達障害だったかもしれない
    第5章 抑うつ状態との闘い
    第6章 発達障害は治せる
    第7章 思春期の危機
    第8章 薬物療法の新たな可能性
    第9章 私の居場所はどこにある
    第10章 発達障害でも幸福になれる社会
    終章 ほんとうの家族を探して
    おわりに

    長年自分を取り巻く人間関係や心身の問題に悩んできたさかもと未明さんは、40歳近くなって初めて自分が発達障害を抱えていたことを知る。さかもとさんは、ADHDとアスペルガー障害を併せ持っていた。

    本書では発達障害当事者であるさかもとさんのエピソードが奇

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    2019年04月21日
  • 発達障害に気づかない大人たち

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    読んでみたが、発達障害の障害事象は結構どこにでもある短所が顕著になったもん、位の感じでみている・・・
    そこが著しくスキルが低いので、そこは配慮が必要ですね、というところはわかる。

    結局カウンセリングや対応でなんとか周りの理解を得てやっていくということになりそうですね。

    また、適材適所ってことでそのへんの配慮をしつつやっていく必要があり。

    スキル的には短所ではある部分を補うよりそこは他者にお願いして長所のぶんでカバーすることで自分としての立ち位置は確保できるんだろうな、と。

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    2019年03月30日
  • 発達障害を仕事に活かす

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    「向いている職業」が記載されているが、あまり鵜呑みにしないほうが良い
    これまでの自分の成功失敗を参考に自分で熟考したほうが良いと思う。

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    2019年02月12日
  • 発達障害を見過ごされる子ども、認めない親

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    発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム障害・LDなど)に関して簡単にわかりやすく解説されてる本。

    少々古い本なので情報は変わってきているかもしれませんが、幼児期にみられる症状なども載っており、大きく変わっているはずはないので読む価値は十分あります。

    発達障害の子の親も発達障害の可能性がある。これは確かにとしか言いようがない。

    とにかく発達”障害”という名が世の中の認識を邪魔させているというのを実感する。星野先生のいう『発達アンバランス症候群』という呼び方が良いのではないでしょうか。

    しつけのせいであったり、ただの問題行動と決めつけず、いろんな視野で子どもを観察していかないと。二次障害を

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    2019年02月11日
  • 発達障害に気づかない大人たち

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    ネタバレ

    著者:
    心療内科医・医学博士。
    注意欠陥・多動性障害(ADHD)、アスペルガー障害、学習障害などの発達障害に詳しい児童精神医学の第一人者である。自身がADHDであることを公表している。

    「障害」という名前がつくと、とても重症なイメージをもってしまう。
    日本語訳が大げさなだけであり、本質的に理解することが重要。

    ○発達障害とは
    「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」「アスペルガー症候群」「自閉症」「学習障害」などの一連の症状。
    発達障害が原因で「うつ病」「不安障害」などさまざまな合併症を引き起こしている。

    ○誤解されている事
    大雑把に言えば、脳機能の発達の凸凹(偏り)が原因であり、一時的には

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    2017年11月23日
  • まさか発達障害だったなんて 「困った人」と呼ばれつづけて

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    さかもと未明さんのエピソードとそれに関して星野仁彦先生の医学的な見解が交互に出てきて興味深く読みました。
    発達障害の本7冊目で、この時期にちょうど良かったです。
    最後の『取り戻せない時間、後戻りできない記憶』が未明さんが1番伝えたかった部分なんだとよく分かりました。

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    2017年10月07日
  • 発達障害に気づかない母親たち

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    発達障害を持つ母親が意外に多いことに驚かされる。そしてその事に気付かず、自分の子供に辛くあたり家族がうまく行かなくなる。夫はうまく行かない家庭を母親に任せ、逃げ出してしまう。
    夫が妻のことをもっと知る事が大事なのだと思う。妻の育ってきた環境を、妻の親との関係を知る事が必要だ。

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    2017年02月16日