星野仁彦のレビュー一覧
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ネタバレ診断表あり。認知と受容から始まる。
TODOリストを作ってそれに従って行動する。クールダウンの時間をとる。ハイテク機器等を利用する。はまらないこと。社交の場では、できるだけ愛想右翼ふるまう。笑顔。自己主張を控える。聞く。相槌をうつ。長所を見つける。ほめる。パニックしそうになったらクールダウンする。
断る。せっかくのお話ですが、●●の理由で残念ながらお引き受けできません。すみません。相手のいうことを最後まで聞く。
やりすぎない。仕事、酒、依存症になる可能性のあるもの。
家族と過ごす時間を持つ。(楽しくなくていい)
職業選択。
メタボ予防。規則正しい睡眠のための注意。アルコールたばこカフェインの過 -
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以前勤めていた職場にそれっぽい女性がいたので、興味はありました。
日常会話、仕事に対する姿勢は普通だったのですが、自分のやり方を曲げない、人のアドバイスを聞かない、頓珍漢な事を言い出す(一番びっくりしたのは、『今日の○○さん、機嫌が悪いですね。生理なんでしょうか?』と、男の僕に言ってきた事です!男の僕には分からないし、そんな事言われても返答に窮します…)。
仕事でのトラブルも多々あり、職場では煙たい存在の彼女でしたが、発達障害なら『それなら仕方ないか~。じゃ出来る範囲の仕事に限定して、残りは他の人たちでサポートしなきゃいけないな』と感じました。
で、本書を読む前から、「発達障害者には、そうで -
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漫画家、ライターとして著名なさかもと氏が、雑誌の企画で精神科医と対談受けたこをきっかけに診断を受け、自身が発達障害、アスペルガーに該当することを知る。星野医師とのやりとりを通じ、それまでの生きづらさの原因を知った著者は大きな救いを得る。
対談相手の星野医師は「発達障害は脳の機能障害である」との観点から薬物療法を有効とする立場をとっておられます。本書での語りによると、65年生まれのさかもと氏の場合は母親に精神科への抵抗があり、満足なカウンセリングも受けさせてもらえなかったそうですが、現代においては早期の治療でかなり改善が見込まれるのだとか。
さかもと氏の回想と星野医師の見立てが交互に語ら -
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この人の家族はダメすぎて、仕事はまじめだけど酒乱の父、発達障害の母、弟も妹も、どこかおもしろくて笑ってしまう。
両親との関係がうまくいかずケンカばかりしてるんだけど、やっぱり本人も父親みたいに酒乱になったり、母親みたいに発達障害になっていて、遺伝というか、みんな同類なカンジがする。
それでも、未明という人は、一生懸命がんばって、漫画家になったり、論客になったり、歌手になったり、いろんなことにチャレンジして、おもしろい。
でも、やっぱりムリがきて、酒乱になったり、ウツになったり、膠原病になったりして、しんどそう。
父も母も、まじめだし、子供のために精神科医にもつれていってるのに、発達障害 -
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レディコミ作家で、派手な格好をして、テレビでコメンテーターをしていたキツめの感じの女性、さかもと未明さんを覚えている。正直、以前はあまり好きではなかった。本書は、そんな彼女が実は発達障害を抱え、アルコール依存症の父親、そしておそらくはアスペルガーで欝気味の母親という両親、いわゆる「機能不全家族」で育ち、大変に生き難い人生を歩んできたその回想と、現在の主治医である星野仁彦氏による所見という構成になっている。
歯に衣着せぬキツイ言葉はテレビでは面白がられても、本人の実生活では自他共に傷つける刃にしかならなかっただろう。それら生きていくのに不利な特性が彼女の障害によるものだと、理解していた人は本人 -
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発達障害は早く見抜いて子どもがまだ小さいうちから対処していけば、まったく気づかずに過ごしてしまい思春期に2次障害を起こして初めて気がついて対処に苦慮するといったことを回避できたり、本人の特性に応じた人生を有意義に送れるようにすることが可能だと述べています。
ADHD・アスペルガー症候群・LD・低機能自閉症・反応性愛着障害の子どもの各特徴がわかりやすくまとめられていていて、見抜くポイントが簡潔にまとめられており、判断の参考になると思います。
ただし、各分野の特徴は混ざり込んでいることがあるので、特定のものだけを見るのではなく、各項目の内容を参考にするとよいと思います。 -
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★オメガ6脂肪酸が多いメニュー【発達障害悪化、認知症、うつ病、統合失調症】
オカアサン ヤスメ ハハ キトク
(オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドウィッチ、焼きそば、スパゲティ、目玉焼き、ハンバーグ、ハムエッグ、ギョウザ、トースト、クリームシチュー)
仕事柄、当然に思えることも多かったが、多くの人に詠んでもらいたい本。
発達障害をもつ人は、学校生活だけではなく、生涯それと向き合うことになる。本人もそうだが周囲も障害やその可能性について考えなくてはいけない。日本の公教育において、個にあった支援の仕方はまだまだ発展途上段階にあると思った。 -
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注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS)といった発達障害の典型的症状と社会への適用方法について概説した本。前者の典型的症状は、仕事のスケジューリングが出来ない、机の整頓・部屋の掃除が出来ないといったもの。後者の典型症状は、会話の把握能力に難があり、空気が読めなかったり、会話のキャッチボールが出来ないといったもののようだ。頭がよく学校の成績が良いような人だと、当該障害の存在を見過ごされたまま、普通に学校を出て社会に出ていくことも多いということで、本人も周りの人間もとても苦労しそうだ。
こういうご時世なので、わが社にもこうした障害を持つ若者が入社してくることを覚悟しなければい -
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あなたの職場のとなりにいませんか?
で始まる、具体的で分かりやすい内容でした。
★机の上に書類を積み上げ、いつも何か探している。
★仕事の期日の直前になってあわて始める。
★打ち合わせの時刻に必ず遅れてくる。
★お客さん相手に、一方的に自分の意見をまくしたてる。
★茶碗を洗っといてと頼んだら、コップは洗わなかった。
★夜中まで必要以上に些細な仕事に没頭している。
たしかに、いるいる、そんな人。
でも、だらしないだけの人と、発達障害の人との区別が
とても難しい。
私も、グレーゾーンじゃないかと思ってしまったが、私は、ただ
だらしないだけなんだろう。