星野仁彦のレビュー一覧
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筆者の伝えたいことが分かりやすい1冊!
(自分が発達障がいであることを認め、周囲の理解が必須。
日本ではまだまだ認知されてないから、もっと進んでほしい。)
また、読んでいて、薬や生活リズムを崩さなければ、過ごしやすくなるし、自分はダメだと卑下する必要はない。
ストレスコーピング(運動、趣味など)も大...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障がいの症状、付き合い方、治療法などが詳しく書かれていて勉強になった。基本が全体的に学べる良書。
まずは自分が発達障害であることを認めること、そして周りの理解も必要である点が特に重要だと学んだ。
対策で特にこれいいな、って思った点は3点。
1点目は仕事の優先順位が苦手なら、やるべきことを一覧表に...続きを読むPosted by ブクログ -
これは良書。発達障害を克服して医者になったと言い著者が書いているので、以前読んだ健常者の医者が書いた決めつけの様な冷たい感じは一切なかった。むしろ暖かさを感じた。
本書はタイトルのように、いかに早期に発達障害を認知し、治療を開始するかの重要性を説いている。それはそうだ、一般的な躾は全く無意味なのだか...続きを読むPosted by ブクログ -
家族の事でで困っていたことに当てはまる。今まで自分だけが困っていて、トラブルになっていたのが実は違ったのだと書いてあって引き込まれた。できれば本人にも読んで欲しいが難しいのだろう。Posted by ブクログ
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2010年の本にして、発達障害(特にADHD)についてここまで理解されていたことに驚きを隠せない。
2013年時点で41刷が発行されているほどのベストセラーと言えるが、発達障害は症状があまりにも幅広いため、健常者が自分も発達障害なのではないかと過度に不安を覚える可能性が今後高まることには注意が必要...続きを読むPosted by ブクログ -
さかもと未明さんの生まれてから現在までの記録と、星野仁彦先生の発達障害の解説を交互に読める本。
さかもと未明さんがこんなに苦しんでいたなんて。それでもがんばる心はこの障害の特性なんだろうか。
発達障害、機能不全家族ともに当事者である星野先生の理解あるあたたかいかかわりに癒された。
・気持ちが素直で...続きを読むPosted by ブクログ -
大人の発達障害についてわかりやすく書いてある。
こんな人職場にいたなぁと思う事例が挙げてあった。
一方的にダメなヤツだと決めつけてはいけない。
理由があるのかもしれない。と感じた。Posted by ブクログ -
ゲームをやりすぎると前頭葉が…には若干不安を感じましたが、真っ当な本でした。ただ、前半の診断リストは手抜き。トランプ大統領を勝手に診断、はやりすぎかな、と。自分を客観視できれば無敵なんですが、それが難しいんですよね…Posted by ブクログ
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食事療法に関してとても参考になる本だと思います。
約1年前から主人の前立腺がんの治療のためにいろいろな情報を仕入れて、手探り状態ながらも自分なりに食事を工夫しています。
食事療法を始めてから約8ヶ月の再検査では数値が少し低くなっている(改善されている)ということが分かり少しだけ安心しましたが、自...続きを読む -
さかもと未明氏についてはたまにテレビで観る程度でしか知らず、なんとなくチャラいイメージでしかなかったのでこのような著書を出している事が意外でした。
診断を受けられないまま、発達障害かそうでないかというグラデーションの疑念の中で生きている人は世の中に多くいると思うのですが、
そういった人達にとっての...続きを読むPosted by ブクログ -
悲しき深い自伝と星野Drによる毒親にも通じる解説。困った時何が何でも血縁探そうとしてしまうが、それはそれで家族内に軋轢を押し込む時がある実感が少し説明できそうな気がする。その方を「困った人」としてしか見れていない方には読んでほしい一冊。Posted by ブクログ
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発達障害について知りたくて読書。
ADHD、ASが主で、うつ病やパーソナリティ障害が2次的という概念は興味深く分かりやすい。新型うつ病は、ADHDやASの派生系だと述べている。
さらにニートや引きこもりはASの人が多いと著者が独自に調査している。DVにもつながるケースが多いことは驚く。
自分の...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.7.26再読。
2010年時点で発達障害についてここまでわかっていたことに驚き。
筆者が当事者でもあるので説明に説得力がある。あるあるも多数。
・発達障害者はもともと健常者に比べてはるかにストレスに対する抵抗力が弱いので、健常者以上に温かく理解のある接し方と対応が必要になる
・発達障害者...続きを読むPosted by ブクログ -
大人の発達障害について、わかりやすく書かれており、当事者やその周りの人にとって救いになるような内容だと思います。特に、適職について具体例を挙げられていたので、参考に出来て良いと思います。Posted by ブクログ
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よくぞここまで赤裸々に語ってくれたものだ。壮絶の一言に尽きるドキュメントである。
発達障害という病気の全体像を知れるような本ではないが、その実状がどのようなものかをまざまざと見せつける、非常に意義深い一冊だった。表現が悪いが、テストケースとして見ることが出来るだろう。
その凄惨な人生にはただた...続きを読むPosted by ブクログ -
まずは子どもたちの早期発見ができてよかった。
幼児の段階で発達障害を認めなかったり見過ごしていたりすると、将来ひきこもりになったり犯罪を起こしたりする可能性があるということを考えると、一時の子どものレッテル貼りを恐れてはいけないなと思う。
あとはテレビの長時間視聴、スマホ、睡眠リズム、食事に気を...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害は克服できる障害だと理解できました。著者がいうように、克服する為にも早期治療が大切ですから、保護者の方も気を落とさず前向きに、お子さんのサポートをされ、児童福祉施設や地域の力も借りながらストレスを溜め込まないようにしてくださいと願うばかりです。Posted by ブクログ
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この本を読んで以降、もしかしたらこのちょっと変わった人は発達障害なのかななどと思い、少しのことで怒るのを抑えて寛容になれたような気がする。
仮にそうでなくても、人それぞれ苦手なことはあるのだという当たり前のことを思い出させてくれた。
最近読んだ本の中で自分の実生活における意識を最も大きく変えてくれた...続きを読むPosted by ブクログ