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あなたの職場の隣りに、以下の項目が当てはまる人はいませんか? ・机の上に書類を積み上げ、いつも何か探している ・仕事の期日の直前になってあわてはじめる ・打ち合わせの時刻に必ず遅れてくる ・お客さん相手に、一方的に自分の意見をまくしたてる ・茶碗を洗っといてと頼んだら、コップは洗わなかった ・夜中まで必要以上に些細な仕事に没頭している……もしかしたら、「大人の発達障害」かもしれません。本書では「職場の発達障害」の対処法について、「時間や約束を守れない」「仕事に集中できない」「上司や同僚とのコミュニケーションがうまくとれない」といった具体的場面に即して、当事者・周囲の人の両面からアドバイス。ベストセラー「発達障害に気づかない大人たち」に続く、シリーズ第2弾!
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Posted by ブクログ
発達障害について知りたくて読書。
ADHD、ASが主で、うつ病やパーソナリティ障害が2次的という概念は興味深く分かりやすい。新型うつ病は、ADHDやASの派生系だと述べている。
さらにニートや引きこもりはASの人が多いと著者が独自に調査している。DVにもつながるケースが多いことは驚く。
自分の状況、病状をしっかりと認識する。メタ認知能力がポイント。学童期の発見と適切な治療ができない日本の現状についても説明されている。
効果的な習慣として、日記(自己客観視を高める)。自分で自分を認めること。家族、周りの人たちの理解など。日本は早期発見が遅い。
発達障害とと呼ばれる人たちは近年増加傾向にある。
ADHDの特徴を見ると一般的な中国人は…と思ってしまう。
表5 アスペルガー質問表(自閉症スペクトラム指数)は、11点。私は、ASよりもADHSの傾向の方が強いと思った。
読書時間:約2時間
Posted by ブクログ
<職場編>ということですが、特に全編は発達障害一般のことについて書かれていますので、職場以外のことに興味がある人にも適する内容になっています。
発達障害者が職場に適応するためにどのようなサポートが必要なのか、極めて丁寧に書かれていて、読み物というよりはハウツー本のような感じになっています。「言われたことはメモする」「自分だけの部屋を作る」とか、何だか当たり前のことを言われているような気がするけれども、実際の発達障害者のサポートに当たっては、本当に大事なことなんでしょう。
「職場を配置換えしてもらう」などは、日本の今の現状ではなかなか難しそうです。最後のところでも触れられていますが、DSMの改定によって、発達障害者により適応する診断基準や社会環境が整備されていってもらえればと思います。
当たり前のように読めることも、実はそれが出来ていないから問題を抱えている人たちが生きにくい。「当たり前」と言って切って捨ててしまうのではなく、まずは実践してみよう。おそらく、いわゆる健常者にもきっと生きやすい世の中が作られていくのではないかな、と思います。発達障害者の社会環境整備は、ユニバーサルデザインをたくさん産むのではないかと思います。
だまされたと思って、ぜひご一読。
「世の中、不景気ですから、親の仕事を継ぎたくても難しい場合も多い。特に伝統的な職人の世界は、本来であれば、人付き合いが苦手な発達障害者にはとっても向いていると思いますが、それで食べていくのはどんどん難しくなっているのが実情です」(p172)
Posted by ブクログ
ずっとそうではないかと疑惑のあった身内が発達障害と診断されたので、改めて発達障害の人の特性を知るため本書を手に取った。
本書では発達障害のなかでも、主にADHD(注意欠陥多動性障害)、広汎性発達障害…のうちのASD(自閉症)、のうちのAS(アスペルガー)(ADHD以外は現在名称が変わっている可能性があるが、今でも使われている)について焦点を当てている。
発達障害の人たちが日常生活の中で、そしてタイトルにもあるように、職場でどのように振る舞えばいいか、また周りの人たちはどのように接したらいいのかなどを、著者自身の失敗談・経験談・著者が診た患者さんたちの事例などを元にアドバイス。
そう、著者自身がADHDなのです。
客観的な視点から成るアドバイスと共に、星野流仕事術として、著者の経験から成るADHDとしてミスややらかしをしないようにこのように気をつけているとも、本書では紹介されている。
また、まだ診断を受けていないけど自分や身内が発達障害かも…?という方の参考にもなるチェックシートがついている。
発達障害は脳機能障害であり、人生設計などの対策を練ることができるよう、早めに診断を受けた方がいいらしい。
何よりも、本人や家族などの周囲が、発達障害のことをいい意味で受け入れること・認めることが大事とのこと。確かにこれは発達障害に限らず、どの障害・病気にも当てはまることだと思う。
しかし一生付き合っていく必要のある発達障害は、なおさら本人や周囲が自身の特性を受け止め、意識して行動することが、本人の人生のためにも必要なことだろう。
ただ発達障害当事者の中には、自分が発達障害であるかもしれないという疑念を露ほども抱いていないことが多いので(私の身内もそうだった)、本人自身が発達障害であることを認めるのが一番大変だろう…
この本は、発達障害当事者が読むのはもちろん、私のような当事者に身近な人間が読むのにも適している本なので、ぜひ手に取って読んでみてほしい。
とても読みやすい構成になっているので。
最後に、本書が出版されたのは10年以上前であるが、本文中でいまだに精神医学・臨床心理etcの分野でも、大人の発達障害について学ぶ機会が少ないことを言及されている。
これは10年経った現在でもあまり改善されていない…気がする。
私自身、大人の発達障害について無知である(他の分野もそうだけども)。臨床心理の分野では、子どもに比重を置いた発達心理学については大学院で学ぶと思うのだが(発達心理学=発達障害についてではないです念のため)。身内に当事者がいて、発達障害かもしれないと思っていたが、はっきりとは分からなかったのだから…
ケアされるべき現場ですらそうなのだから、まだまだ社会全体では大人の発達障害への認知度が少なく、発達障害当事者にとってかなり生きづらい社会だ。
また、とても正直な話、発達障害当事者の周りの人たちも、当事者と関わること自体苦になることがやはりある。
本書を読んで、発達障害の方々がどのようなことができて、できないのか(かなり個人差はあるが)、ざっくり知ることができたので、次はどうやったら発達障害当事者がもっと苦なく生きられるか、どうやって社会が(発達障害に関わらず、とも言いたい)受け入れていけるかを考えながら、他の書籍にもあたっていきたい。
Posted by ブクログ
注意欠陥・多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群(AS)といった発達障害の典型的症状と社会への適用方法について概説した本。前者の典型的症状は、仕事のスケジューリングが出来ない、机の整頓・部屋の掃除が出来ないといったもの。後者の典型症状は、会話の把握能力に難があり、空気が読めなかったり、会話のキャッチボールが出来ないといったもののようだ。頭がよく学校の成績が良いような人だと、当該障害の存在を見過ごされたまま、普通に学校を出て社会に出ていくことも多いということで、本人も周りの人間もとても苦労しそうだ。
こういうご時世なので、わが社にもこうした障害を持つ若者が入社してくることを覚悟しなければいけない時代なのかも、と思った次第。
Posted by ブクログ
あなたの職場のとなりにいませんか?
で始まる、具体的で分かりやすい内容でした。
★机の上に書類を積み上げ、いつも何か探している。
★仕事の期日の直前になってあわて始める。
★打ち合わせの時刻に必ず遅れてくる。
★お客さん相手に、一方的に自分の意見をまくしたてる。
★茶碗を洗っといてと頼んだら、コップは洗わなかった。
★夜中まで必要以上に些細な仕事に没頭している。
たしかに、いるいる、そんな人。
でも、だらしないだけの人と、発達障害の人との区別が
とても難しい。
私も、グレーゾーンじゃないかと思ってしまったが、私は、ただ
だらしないだけなんだろう。
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