【感想・ネタバレ】発達障害に気づかない大人たちのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年11月10日

発達障がいの症状、付き合い方、治療法などが詳しく書かれていて勉強になった。基本が全体的に学べる良書。
まずは自分が発達障害であることを認めること、そして周りの理解も必要である点が特に重要だと学んだ。
対策で特にこれいいな、って思った点は3点。
1点目は仕事の優先順位が苦手なら、やるべきことを一覧表に...続きを読むまとめ、優先度が高い順で印をつける。◎、○、△と。
2点目は職場や上司と共有すること。騒音が気になるならイヤホンをつける、人事管理が苦手なら管理職につかないようにするなどを話しておく。
3点目は意外と食事管理。マグネシウム、鉄分など必要な栄養素がある。睡眠も同様で乱れると、症状が悪化。
生活のリズムを整える努力は必須。

0

Posted by ブクログ 2021年08月15日

家族の事でで困っていたことに当てはまる。今まで自分だけが困っていて、トラブルになっていたのが実は違ったのだと書いてあって引き込まれた。できれば本人にも読んで欲しいが難しいのだろう。

0

Posted by ブクログ 2020年08月30日

2010年の本にして、発達障害(特にADHD)についてここまで理解されていたことに驚きを隠せない。

2013年時点で41刷が発行されているほどのベストセラーと言えるが、発達障害は症状があまりにも幅広いため、健常者が自分も発達障害なのではないかと過度に不安を覚える可能性が今後高まることには注意が必要...続きを読むかもしれないと感じた。

0

Posted by ブクログ 2020年06月27日

大人の発達障害についてわかりやすく書いてある。
こんな人職場にいたなぁと思う事例が挙げてあった。
一方的にダメなヤツだと決めつけてはいけない。
理由があるのかもしれない。と感じた。

0

Posted by ブクログ 2017年12月14日

自分が今置かれている状況がようやく分かりました。何が得意で何が苦手かも詳しく分かりました。改善方法も少し書いてあります。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年07月27日

2020.7.26再読。
2010年時点で発達障害についてここまでわかっていたことに驚き。
筆者が当事者でもあるので説明に説得力がある。あるあるも多数。

・発達障害者はもともと健常者に比べてはるかにストレスに対する抵抗力が弱いので、健常者以上に温かく理解のある接し方と対応が必要になる
・発達障害者...続きを読むは、そのそも自分自身を客観的に正しく認識する「自己認知」が苦手で、また他者を正確に認識する「他者認知」も不得手
・対人スキルの未熟さは、どうしても彼らを孤立の淵に追い詰めやすいが、それでもADHDの彼らは、人と親しくしたり、仲間を作りたいという願望は持っている。

2015.8.29初読。
目からウロコ。
じっくり読んで勉強したい。

0

Posted by ブクログ 2015年02月18日

大人の発達障害について、わかりやすく書かれており、当事者やその周りの人にとって救いになるような内容だと思います。特に、適職について具体例を挙げられていたので、参考に出来て良いと思います。

0

Posted by ブクログ 2013年11月30日

この本を読んで以降、もしかしたらこのちょっと変わった人は発達障害なのかななどと思い、少しのことで怒るのを抑えて寛容になれたような気がする。
仮にそうでなくても、人それぞれ苦手なことはあるのだという当たり前のことを思い出させてくれた。
最近読んだ本の中で自分の実生活における意識を最も大きく変えてくれた...続きを読むのが、この本だと思う。

0

Posted by ブクログ 2020年03月18日

脳の情報フィルター機能の低下 人の話を聞いている際にも周りの音が聞こえてしまう
衝動性 思ったことを言ってしまう、無遠慮な言葉

0

Posted by ブクログ 2019年08月12日

発達障害とはどういったものか、基本的な内容がわかった。
アスペルガー症候群の本も読んでみようと思う。

0

Posted by ブクログ 2019年03月30日

読んでみたが、発達障害の障害事象は結構どこにでもある短所が顕著になったもん、位の感じでみている・・・
そこが著しくスキルが低いので、そこは配慮が必要ですね、というところはわかる。

結局カウンセリングや対応でなんとか周りの理解を得てやっていくということになりそうですね。

また、適材適所ってことでそ...続きを読むのへんの配慮をしつつやっていく必要があり。

スキル的には短所ではある部分を補うよりそこは他者にお願いして長所のぶんでカバーすることで自分としての立ち位置は確保できるんだろうな、と。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年11月23日

著者:
心療内科医・医学博士。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)、アスペルガー障害、学習障害などの発達障害に詳しい児童精神医学の第一人者である。自身がADHDであることを公表している。

「障害」という名前がつくと、とても重症なイメージをもってしまう。
日本語訳が大げさなだけであり、本質的に理解する...続きを読むことが重要。

○発達障害とは
「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」「アスペルガー症候群」「自閉症」「学習障害」などの一連の症状。
発達障害が原因で「うつ病」「不安障害」などさまざまな合併症を引き起こしている。

○誤解されている事
大雑把に言えば、脳機能の発達の凸凹(偏り)が原因であり、一時的には家庭環境は本人の性格など関係ない。あくまで本質的な原因は脳であり、心の問題ではない。

「障害」という言葉が招く偏見。
例えば、[ADHD]は1987年米国精神医学学会が作成した診断基準[DSM-Ⅲ-R]に初めて登場した医学用語。(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)の「ディスオーダー」という言葉を「障害」と訳してしまった日本の翻訳者に責任の一端があるように思います。

▼本書に書かれている事
○こんな人は発達障害かもしれない
(1)注意欠陥・多動性障害の特徴
(2)アスペルガー症候群の特徴
(3)大人の女性の発達障害の特徴
○大人の発達障害は治せる
周囲はどう対応すればいいのか
○発達障害者がもっている才能を生かすには
○チェックシート
P53 [表1] 大人のADHDの主な診断基準
P116[表2]DSM- Ⅳにおける注意欠陥・多動性障害の診断基準
P123[アスペルガー質問表](自閉症スペクトラム指数)

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月25日

診断表あり。認知と受容から始まる。
TODOリストを作ってそれに従って行動する。クールダウンの時間をとる。ハイテク機器等を利用する。はまらないこと。社交の場では、できるだけ愛想右翼ふるまう。笑顔。自己主張を控える。聞く。相槌をうつ。長所を見つける。ほめる。パニックしそうになったらクールダウンする。
...続きを読む断る。せっかくのお話ですが、●●の理由で残念ながらお引き受けできません。すみません。相手のいうことを最後まで聞く。
やりすぎない。仕事、酒、依存症になる可能性のあるもの。
家族と過ごす時間を持つ。(楽しくなくていい)
職業選択。
メタボ予防。規則正しい睡眠のための注意。アルコールたばこカフェインの過剰摂取注意。バランスの取れた食。ゲームネットの制限。カウンセリング。認知行動療法。SOAA大人のADD&ADHDの会。えじそんくらぶ。薬物療法。
締め切りを決める。記録する。指示者がいるといい。

0

Posted by ブクログ 2016年09月16日

書き出しで、近くにいる「ちょっと困った人」は「大人の発達障害かもしれない」と始まるこの本は、読み進めるにしたがって、世の大人の大半は発達障害なのではないかと思えるくらいの実例が盛り込まれているものの、結果としてはまずは病院で診断を受けるべしとの結論。
しかしながら、これは個人のかなり繊細な問題である...続きを読むが故、対応の難しさは否めない。
近くにいるKYなあのお方、ちょっと攻撃的なあの方、物事をスケジュール立てて動けないあの方・・・、もしかすると大人の発達障害かもしれないと考えることで、イライラ度も少しは緩和するのかも。

0

Posted by ブクログ 2015年11月20日

以前勤めていた職場にそれっぽい女性がいたので、興味はありました。
日常会話、仕事に対する姿勢は普通だったのですが、自分のやり方を曲げない、人のアドバイスを聞かない、頓珍漢な事を言い出す(一番びっくりしたのは、『今日の○○さん、機嫌が悪いですね。生理なんでしょうか?』と、男の僕に言ってきた事です!男の...続きを読む僕には分からないし、そんな事言われても返答に窮します…)。
仕事でのトラブルも多々あり、職場では煙たい存在の彼女でしたが、発達障害なら『それなら仕方ないか~。じゃ出来る範囲の仕事に限定して、残りは他の人たちでサポートしなきゃいけないな』と感じました。

で、本書を読む前から、「発達障害者には、そうであると告白させて、仕事の負担を少なくするようにしなきゃいけない、健常者と同じように考えてはいけない、そのためには発達障害の定義をしっかりさせて、健常者か発達障害者かどうかをはっきりさなければなれない。でないとお互いが不幸になる。」と思っていました。
そういう考えがあったところからスタートして本書を読んだのですが……なかなか深い問題です。
昨今の景気低迷で、健常者ですら仕事が厳しいというのに、発達障害というハンディを持つ人々には更に生きづらい環境になっているのではないでしょうか。彼らに対する理解もまだまだ浸透していない社会を変えていかなければならないのですが、今の日本社会にそこまで余裕があるとは思えません。
あまつさえ、この発達障害の診断基準が難しい。忘れ物が多い、遅刻する、片付けが苦手、金銭管理ができない……なんてのは誰にでもあてはまりそうなもので、『診断方法によっては万人が発達障害だと診断されてもおかしくはない』と思わせるものでした。もしかしたら自分自身もそうなのかも知れない、と疑心暗鬼になります。
発達障害は脳の異常によるものが大部分ということで、これは幼少期に診断させるべきだと思います。しかし一方で、『ここまで医療水準が上がったのだから、昔は普通の人で通っていた人も、現在の基準では発達障害と診断されるかも知れない』と、大人の診断も必要になってきます。
脳の異常が急激に増えるとは考えられないのですが、事実そうであるならば、やっぱり今の環境が人間の住むのに適していない状態であると警告しているように思います。そのあたりはもう少しサンプルが増えないと分からないので、これからの研究に期待せざるを得ません。
僕の評価はA-にします。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年03月02日

ヤフーニュースに大人のADHDについての記事が載っていたのを見て、発達障害についてあまりに知識が無いことに気付き、手にした一冊。
15歳未満の子供の約1割が発達障害であるということを考えれば、発達障害はもはや障害ではなく、性格や個性として捉えなければならないと思った。
そして、自分自身発達障害に対し...続きを読むての理解を深めなければと思うし、社会全体が発達障害を受け入れるようにしなければいけないのではないかとも思った(横並びを好む日本では難しいのかもしれないが)。

0

Posted by ブクログ 2013年06月29日

発達障害の中でも、ADHDとASについて、かなり詳しく書かれている。
他の本になかった症状もあり、理解を深めることができた。
ADHDにおいて、髪の毛やまつ毛、眉毛などを抜いてしまうことがわが子にも当てはまり、更に確信を深める。
最近では大人の女性にも、こういった障害が見られることがわかっており、思...続きを読むい当たる方は、ひとり悩まず、医師の診断を受けてみるのも良いかと思われる。

0

Posted by ブクログ 2022年10月28日

 発達障害のとらえ方から、AS/ADHDを中心に具体的症状、合併症、原因とメカニズム、治療・対応方法、発達障害の肯定、の流れで書かれています。
 自閉症、学習障害については別読が必要。 


 新発見:発達障害の薬物療法以外の治し方(5章)、過去障害が見逃されてきた理由、症状の男女差、ADHDの合併...続きを読む症(うつ病・躁うつ病・依存症・異常性愛など>P132)、恋愛・結婚などでの注意点(6章最後)

 5・6章はとても参考になった。再読の必要あり。

0

Posted by ブクログ 2022年01月19日

この本を読んで”障害”とは、”病気”とは何かについて考えさせられた。列挙されている発達障害の特徴は多かれ少なかれ誰にも当てはまるものだが、子供の12%が発達障害だとすると1.5σ。これを身長で例えてみる。身長もあまりにも高すぎたり低すぎたりすれば生きづらいことに変わりはない。日本人の成人男性の平均身...続きを読む長が172cmで標準偏差が6cmなので、身長が172-6×1.5=163cm未満の人はもれなく“身長障害”と言われることになる。こんな事ってありうる? ASもADHDも一昔前なら「個性的な人」で済んでたのに。
こうやって病名を付けることで救われる人もいるだろうが、なんでもかんでも病気にしてしまうのは問題があるように思う。せめて3σ(出現確率が1000人に3人程度)くらい外れた人でないと“障害”と呼ぶべきではないだろう。

0

Posted by ブクログ 2021年10月17日

発達障害者を理解し自分自身を診断する意味でも読み始めた。結論的には、私は、ただの「怠けもの」であった。それはさておき、多くの人が発達障害に苦しんでいる。発達障害者とともに生きていくにはどうしたらよいのか。現代の課題の一つであることを認識した。

0

Posted by ブクログ 2021年02月09日

非常に面白い。自分の過去の症状と一致するものが多く、納得がいく。ただし、著者は「がんは食事で治る」「末期がんを克服するゲルソン療法」とか意味不明なことをヌかすゲテモノなので信用しすぎない方がいいかも。

ADHDの治し方でパートナーの補助が大切みたいにあったけど、なんでADHDで結婚している前提なん...続きを読むですかね……!
救急救命医にはADHDが多いのは草。注意欠陥が出たらやばいけど、純粋に多動なだけなのかな?

0

Posted by ブクログ 2019年05月21日

精神科医による発達障害(ADHD)の解説、症状、原因、治療などの紹介
ニート、引きこもりなど社会適応不全の背景には、発達障害の患者が多いのではないか(著者自身によるニートの診断の結果では、8割近くが発達障害だったらしい)

0

Posted by ブクログ 2019年01月20日

統計数値の扱いとか、本当に定量的な評価がされているのか、がちょっと微妙に思う箇所もあった。新書だしそんなもんなんだろうか。。。

まずは「認知」と「受容」から始まる、という部分にはアグリー。

0

Posted by ブクログ 2016年11月14日

発達障害について、本書でも述べられているが、そもそも「障害」という悪しき呼び名自体が誤解を招くことが多い。
彼らの悪意なき反社会行為は幾度と(そう残念ながら幾度と!)見てきた。だが脳の病と考えられているもので、「障害」と呼ばれるべきものではない。
かといってADHDやアスペが「個性」「人間性」といっ...続きを読むた生易しい言葉で語れるものでもない。

筆者は周囲の理解の大切さを語るが、私も同意見である。

だが、それはときに周囲に犠牲を強いることでもある。
共生すること、社会を営むことには多くの人々の善意と忍耐が何より大切だと、幸運にも発達障害ではない(であろう)私は思いました。

0

Posted by ブクログ 2016年02月13日

読みやすかったし、分かりやすかった。思いあたる節が・・(笑)京都大学の話は、すこしやりすぎな感じもした。みんながみんなあのようにしてもらえるわけではないと思う。

0

Posted by ブクログ 2014年04月14日

何なんだろう、この人って思ってた人のことを友人に話したら、それは発達障害では?と指摘されたことを切っ掛けに手に取った一冊。読めば読むほど、身近なその人は発達障害なんだということが分かった。
発達障害は治療で改善される可能性が高いけど、何よりまず本人が発達障害でえることを認識、受容しないことには始まら...続きを読むない。そこがやっぱり難しいんだな。
正直疎ましいな、とよく思ってしまうことが多い相手…でもイノセントな感覚を持ってる所とか、何なら見習わないといけない面も持ち合わせている。どうせなら、いい面ばかりを見て、付き合いを上手く継続させたいものです。

0

Posted by ブクログ 2013年10月10日

発達障害が大人になってから発見されることが多いのは、彼らの発達がアンバランスであり、「普通の人ならできることができない半面、特定の限られた領域では普通の人にはとてもできないような優れた才能を発揮することもある」ためだと言われると、ああそうかと思います。
発達のアンバランスなまま大人になって、人に劣る...続きを読む領域で問題を起こしがちな人は、うつ病や嗜好品や薬物への依存などの二次障害を発症し、原発障害が分かりづらくなりがちだというのもうなずけます。
親がカバーしていた問題点が、親の手を離れて社会に出て初めて顕在化し、障害として姿を現すというのもむべなるかなと思います。

0

Posted by ブクログ 2013年06月15日

発達障害は心ではなく脳機能の発達の偏り。子供の1割以上が発達障害。大人の発達障害は治せる①やるべきことを一覧表にする。②自分だけの時間と場所をつくる③ハイテク機器の活用で負担軽減(携帯・食洗器等)④社交の場での所作(聞き役・褒め上手になる)⑤職場の人間関係の改善(対人スキルをあげる)⑥衝動性・感情の...続きを読む事故制御(まず自覚〕⑦過労に注意⑧家族団欒の時間を持つ⑨自分にあった仕事を選ぶ-------
なんかやっぱり読めば読むほど自分にあてはまる気がするのですが・・・

0

Posted by ブクログ 2013年05月03日

子供だけでなく大人でも10%ちかくの方が発達障害を抱えているそうです。
発達障害とは、注意欠陥多動障害(ADHD)、自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)、知的障害、発達性協調運動障害などのことの総称です。
知的なレベルが低いわけでなく、ちょっと風変わりな子供とい...続きを読むうことで大学まで終えて、社会にでて適応が困難になる場合があるそうです。
治療の原則は、本人および周りの者が発達障害であることを認め(受容)、病気を理解することだそうです。
ベートーヴェン、モーツァルト、アインシュタイン、ピカソ、ダリ、レオナルド・ダ・ピンチも発達障害だったのですね。

0

Posted by ブクログ 2019年04月20日

「発達障害」について真正面から考察を重ねる一冊。

著者自体、発達障害ということで、説得力がある反面、正常な人に分類されてない人は全て発達障害(著者曰く「発達アンバランス症候群」)ということで、かなり広範囲の人が該当してしまう(含む自分)。

結局、発達障害の人を受け入れるほど社会は成熟してないし、...続きを読む実際周囲にいたら扱いが難しいだろうと感じてしまった。

0

「学術・語学」ランキング