あらすじ
すぐにキレる、失くし物が多い、デスク回りが乱雑、時間を守らず遅刻が多い、一方的に自分の話をする、場の空気が読めない―同僚、部下、上司にこんな人はいませんか。ADHD、アスペルガー症候群の人たちにどう対応するか。発達障害研究第一人者がお答えします! 不注意、多動性、衝動性、コミュニケーションや社会的想像力などに問題を抱える発達障害は、理解されにくく社会に馴染めないことが多いが、得意分野では優れた能力を発揮することも。症状を正確に理解し、障害を抱える人の特性を活かしながら、著者本人の体験も交え周囲の人のための具体的対応策を提案する必読書。 【目次】はじめに/第1章 大人の発達障害とは/第2章 大人の発達障害の種類と特性/第3章 職場で見られる発達障害/第4章 発達障害に気づいて三十年――ある心療内科医の体験記/第5章 発達障害に似た症状と発達障害の治療法/おわりに
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Posted by ブクログ
アスペルガー、ADHDなど症状や特徴がわかる。消極型アスペルガーは、自分に近い。著書の精神科医もアスペルガーのようだ。性格なのか、病気なのか境目がわからない。きっと昔は社会が矯正していたが、今は矯正せず個性として扱うため、世にアスペルガーやADHD等が目立つようになったように思う。
Posted by ブクログ
3つの構成からなっており、序章は発達障害の説明、中盤は発達障害のある人たちの職場での行動や考え方を多く紹介し、後半は発達障害であった著者自身の半生について書かれている。中盤の事例紹介は対応法が書いてあるのだが教科書的(優等生的?)で実践的できないと私は思った。そういうことができていたら、この本は読んでいないですよね…
後半の著者の反省は、医者であることと相性がよく面倒見のよい妻と出会えたことで成功できた、ということであった。うまく人生送れるかどうかは周りの環境と職業的次第なのかもしれない。
Posted by ブクログ
発達障害への理解はここ数年で急上昇したため
現在はまだ普通に大人になって会社勤めをしている人が多い。
働き出してから会社でうまく行かないことに戸惑ったり
歯車が狂って体調を崩して退職してしまったりしている。
上手く働けない部下に対するマニュアル本として
管理職の方に読んでいただきたい本。
管理職の方が発達障害のケースもありますが…
Posted by ブクログ
変わらないとみなして対応すべきなのか、この先生が診療の中で変わったように仕事の中で変わるように持っていけるのか。これだけではわからない。