城繁幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容はヘビーですが、新書仕立てでもあって読みやすいです。
一面的見方ではなく「そこにはこんなウラもある」という細かな解説があって、社会福祉に興味があるけれどどこから入っていいやらという方に
良いのではないでしょうか。
今まであった「おじちゃんたちの論理」じゃなくて「今の現役世代」の論理になっているところが良いです。著者も略歴拝見しましたら、もう中年と言って良い世代ですもの、真剣です。
個人的には「それはどうかな」とか「そこは納得いかんな」というところも
ありますけれど、言ってることは大筋間違ってないでしょうし、そもそも
この方の言ってる段階に思考が行っていない若い方が多いのでしょうから
と -
Posted by ブクログ
たまには新書も読まないと、ってことで手にしてみました。
「若者はなぜ3年で辞めるのか」の城さんの本。相変わらず切り口するどい、労働問題の論客の作品として読み進めたけど、結局前作以来の、年功序列悪玉論に終始。年功主義より成果主義・能力主義がいいのはわかるし、個人的には解雇規制を弱くすべきという論調は支持できるけど、ムラ社会にどのように導入すれば成功するか(当然、能力開発と再就職とセットでなければならない)、もちろんそんな「解決策や提言」はない。世代間格差の問題に警鐘をならしたいのは、氏より年下の世代として、子を持つ親として十分理解するし、そこは頑張ってほしいけど、専門家としてならすのであれば、も -
Posted by ブクログ
うちの会社も半数は非正社員で構成されている。
人件費を削減するための有効な手段。
必要となれば簡単に募集。
余剰が出れば、契約更新お断り。
年をとった人も、若い人もいるが、
それぞれの事情で勤めている彼ら。
雇用側からすればもっと頑張って欲しいと思い、
雇われている側からすれば、そんなにはやりたくない。
モチベーションをどうやって維持すればいいのだろう。
どこを目指せばいいのだろう。
自分もアルバイトから採用されて20年。
次第に雇用側に染まってきて、
でも、若い彼らの明日をサポートしてあげたい、とも思う。
中年の明日も不安だけど、若者の未来がせつなく思え -
Posted by ブクログ
近年取りざたされている年金問題、これは何も高齢者に限ったことではなく、むしろ私たち若者世代にも重要な課題であると言える。本書ではまず日本の現状や世界との比較を行ったうえで、それぞれ著者が独自の提言を行っている。
提言の中には読んでいて非現実的ではないかと疑いを持つようなものもあったが、全編を通してとてもおもいしろい内容だった。
それぞれの内容は良いとして、この本を読んで思ったことは、若者である私たちはもっと政治に興味を持って積極的に参加していかなければ何も変わらないということである。読み始めてすぐまえがきに書いてあった、「どんなに不利益な政策を実施されても、一言の文句も言わない連中がいるんだ。 -
Posted by ブクログ
『若者はなぜ3年でや辞めるのか?』でおなじみの経営コンサルタント城繁幸氏の著書。
『若者はなぜ3年でや辞めるのか?』シリーズ3部作の完結編の位置づけになっている。
今回は、物語り風に平均的な日本の地方都市を舞台とした設定で、派遣社員、女性社員、若手社員、中堅社員の立場から見た、日本型雇用の現状(限界)を分析している。
書かれていることは、日常、自分の周りでも繰り広げられていることなので、リアリティがある。
普段でも閉塞感を感じているのに、この本を読むと更に閉塞感を感じてしまう。(笑)
まぁ現実をしっかり見るのは大切なことだが、悲観的になってもしかたない。
今自分にできる最善をつくしていくしか