城繁幸のレビュー一覧

  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    近年取りざたされている年金問題、これは何も高齢者に限ったことではなく、むしろ私たち若者世代にも重要な課題であると言える。本書ではまず日本の現状や世界との比較を行ったうえで、それぞれ著者が独自の提言を行っている。
    提言の中には読んでいて非現実的ではないかと疑いを持つようなものもあったが、全編を通してとてもおもいしろい内容だった。
    それぞれの内容は良いとして、この本を読んで思ったことは、若者である私たちはもっと政治に興味を持って積極的に参加していかなければ何も変わらないということである。読み始めてすぐまえがきに書いてあった、「どんなに不利益な政策を実施されても、一言の文句も言わない連中がいるんだ。

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    2012年01月09日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    ・世代間の格差を無くそう、では広い支持は得られないように感じた。実現するべきは社会の持続可能性ではないかと。
    ・高齢層の年金を減額しても、生活が成り立たなくなってしまえば結局は社会が面倒を見なければならなくなる。実際にはどのくらいの額が捻出できるんだろう。
    ・予算が捻出できないなら、教育や育児にお金をかけることも不可能。

    ひろゆきじゃないけど、今ある社会を変えようなんて努力するより逃げちゃった方が早い気はする。

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    2012年01月07日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    ・年功序列の日本は中年の給与を減らせないので、若者を昇給させない
    ・そのうちに根本的に回らなくなり、リストラ法が生成される

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    2011年12月24日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    これからの利害調整は、都市と地方ではなく、世代間であるとして、世代別選挙制度を提案しているのが興味深い。ユース・デモクラシーの言及も。

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    2011年12月24日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    雇用問題、社会保障、若者の政治参加、子育て、あたりの現代の20代以下ならチラッとは聞いたことあるような、日本の直面する問題を明確にして、いくつかの解決策を数人の人が解説してくれる、凄くシンプルで読みやすく分かりやすい本だった。いわゆる若者たちはみんな読んだほうがイイ。最後には、ちょっと昔の各政党のマニフェストの、取り上げた問題に対する評価もあっておもしろい。まあ当時読むのがベストだったんだろうが、今でも十分各政党の考え方の参考になる。

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    2011年09月23日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    『若者はなぜ3年でや辞めるのか?』でおなじみの経営コンサルタント城繁幸氏の著書。
    『若者はなぜ3年でや辞めるのか?』シリーズ3部作の完結編の位置づけになっている。

    今回は、物語り風に平均的な日本の地方都市を舞台とした設定で、派遣社員、女性社員、若手社員、中堅社員の立場から見た、日本型雇用の現状(限界)を分析している。
    書かれていることは、日常、自分の周りでも繰り広げられていることなので、リアリティがある。
    普段でも閉塞感を感じているのに、この本を読むと更に閉塞感を感じてしまう。(笑)
    まぁ現実をしっかり見るのは大切なことだが、悲観的になってもしかたない。
    今自分にできる最善をつくしていくしか

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    2013年08月07日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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     どうして自分探しばっかりしている若者が増えたのかわかってスッキリした。つまるところ今の日本の閉塞感は団塊世代がつくってるんじゃないか。
     JALの年金問題もそうだったけど、過去の功績を考慮してたらもうどうにもならないところにいる。若者にツケを回す長寿社会はひどくいびつだ。

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    2017年08月15日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    ネタバレ

    「教育と政治を切り離さずにポリティカルリテラシーの育成を行う。」
    「選挙権の年齢を下げて選挙権人口の年齢別分布を平等にする。平成の大合併で地方には将来に関わる大事なことは未成年にも選挙権を与え、144市町村では16歳も住民投票に参加できるようになっている(2005年)」

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    2010年12月18日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    ネタバレ

    一種の下剋上物語。

    それはそれでいいとして、高齢者を一括りに経済的強者とする主張はどうなのか…。

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    2013年07月14日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    クーリエ・ジャポンで紹介されていたため購入。
    政治以外の話もあるのかと思っていたがほとんど政治だったので少し求めていたものとは違った。残念。

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    2010年09月03日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    こういう世代間格差を煽りがちな本はついつい興味をそそります。
    問題は著者全員が自分より年下・・・。

    こういうときに自分は若者ではないと実感させられます(笑)
    (ま、さすがに”若者”と思うほど厚かましくもないつもりですが^^;)

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    2010年07月12日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    なんか、年寄りって本当に自分勝手。特に60歳以上の人間。とにかく20歳ぐらいからずーっとそう思って生きてきました。戦争だなんだ言ってますが、とにかく都合のいい、おいしいとこどりで逃げ切りを図るやつらとの格差には、本当に怒っています。ということで、本書を購入してみた。

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    2012年07月01日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    前著の「若者はなぜ3年で辞めるのか?」を読んでいたので、自然とこれも購入。 自分の中に漠然とあった「会社に勤めるってのはこういうもの」というイメージが、まさに昭和的価値観だったんだなー、というのを意識させられました。 でも、ここで紹介されるような「平成的仕事観」にも共感を覚えるので、自分が「狭間の世代」なんだな、というのも実感しました。 今の日本が抱える閉塞感の原因の一部は、この「昭和的価値観に基づく社会システムの破綻」、およびそのことに気づかない、あるいは目をそらし続けている点にあるようです。 我が身を振り返って、いろいろと考えさせられます。 ちょうど同時期に岡田斗司夫著「オタクはすでに死

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    2013年03月16日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    ネタバレ

    3年で辞めている人には共通性があるのか?と思い、読んでみた。確かに、年功序列が最大の原因のような気がする。若いころに汗水たらして、安月給で働く。それでも、毎年給料が上がっていけば、未来のビジョンも見えるだろうし、モチベーションを保てるかも知れない。でも実際のところ、年功序列が崩壊し始めており、終身雇用も保証されない現実。退職金をあてにすることもできなければ、途中でいきなりリストラされる可能性もあるわけで。。。あとは、新卒者は就職というより、就社してるところにも原因があるのかも。だからミスマッチが起きて、すぐに辞めてしまうのかもしれない。そういう意味では、自分が本当にやりたいことやった方がいいし

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    2020年01月04日