城繁幸のレビュー一覧

  • 若者を殺すのは誰か?

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    著者の挑戦的な文体がすごく惹きつけられた。政治も含めて、この国の行く末が心配な方はぜひ読むことをお勧めする。

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    2012年11月13日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    大学時代に池田信夫さんの講義を聴き、池田さんの講演会?で城さんのお話を聞いた時から、この方はすごい切れ味のあるお話をされる方だなと思ってました。そしてやはり、この本もやはりものすごくズバズバとわかりやすい物言いと様々なデータを駆使して、格差の問題やその背景をついてくる本でした。

    現在の雇用制度とその成立背景がわかりやすく面白かったです。
    ぜひ城さんのTwitterもフォローすることをお勧めします。

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    2012年11月08日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    これからの時代のありかたを考えさせられる。もはやアウトサイダーはアウトサイダーでは無くなるのかもしれない。

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    2012年11月08日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    城さんのファンで、著者はだいたい読んでいます。

    世代間格差があるとわかりやすく啓蒙された功績は大きいと思います。

    しかし毎日忙しいと時々忘れかけて高給とりの上司やたっぷり年金を貰っている高齢者に優しくしてしまいます。

    だからといって選挙に行っても投票する人がいないし、いきなり暴れるわけにもいかず、問題はわかっているのに解決できないことがストレスです。

    よって日々の煩雑さに一旦忘れる、時々思い出してイライラする、考えてもしょうがないので忘れる、の繰り返しなのが残念です。

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    2012年11月05日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の続編的な新書。
    『昭和的価値観』から外れ『アウトサイダー』として生きる若者のインタビュー記事をベースに、今の社会が抱える閉塞化や問題点に切り込んでいる。
    私自身が20代半ばのサラリーマンなので、比較的著者の主張に同意できる部分が多い。
    年功序列制度や終身雇用、ワークライフバランス・正規非正規など多様なトピックに触れており、このような問題を考えるきっかけとしての本としては良いと思う。

    今の若者の事を理解できない、または理解することを避けているような方々に是非一度読んで頂きたい。

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    2012年08月16日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    働くことに対する昭和的価値観を提示し、勤労のあり方を問う一冊。
    労働者が適正な報酬を得られるシステムの確立を提唱している。

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    2012年06月13日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    ≪目次≫
    第1章  キャリア編 ~昭和的価値観
         ①「若者は、ただ上に従うこと」
         ②「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」
         ③「仕事の目的は、出世であること」
         ④「IT業界は3Kであるということ」
         ⑤「就職先は会社の名前で決めること」
         ⑥「女性は家庭に入ること」
         ⑦「言われたことは、何でもやること」
         ⑧「学歴に頼ること」
         ⑨「留学なんて意味がないということ」
    第2章  独立編
         ⑩「失敗を恐れること」
         ⑪「公私混同はしないこと」
         ⑫「盆暮れ正月以外、お墓参り

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    2012年06月12日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    「正社員保護」「終身雇用」と「非正規雇用をなくす」は矛盾しているという内容。
    なぜなら、非正規労働者が調整弁となっているから、正社員の保護ができるのだ。

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    2012年05月03日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    元富士通の人事で、終身雇用とか世代格差についての本をよく書いている著者の最新作。

    基本的には、「このまま日本的雇用(=終身雇用と調整弁としての非正規雇用)を続けるのではなく、職務給に移行すべき」という主張が分かりやすく書いてあります。
    確かにその意見は正しいんだろうけど、今の日本って・・・と考えてしまいますね。

    実際、既に職務上は仕事のない課長さんや部長さんがいる一方、ものすごく働いている若手もいるわけで。
    職務を何と規定するかによっても違いますが、管理するフリだけでは、マネージャーとして失格なわけで。
    そういう日本風土ではなかなか受け入れられないんだろうなあ・・・

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    2012年01月02日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    40歳以下必読の書!
    テーマは世代間格差の是正。

    遅かれ早かれ世の中のシステムはこう変わっていく他ない。
    どう読んでも正論と思われる。
    10年、いや5年以内に流れを変えられなかったら日本沈没だ。
    来たるべき変革の時に備えて己を磨くべき。

    後半はあまり面白くない。

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    2011年12月16日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    雇用問題のスペシャリストによる終身雇用崩壊の黙示録
    一言で「全ての大学生が読むべき1冊」と言ったところ

    非正規、中高年、新卒、女性、大学院生(博士)
    などの登場人物達を通して
    城ワールドで辛い現実を散文的に伝える


    読んでいて鬱になるが、希望を込めた最終章は
    城さんの温かい人間身を感じる

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    2011年12月15日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    日本が急激な少子化社会に突入している理由の一つに、企業の賃金制度が挙げられるだろう。
    若者が割を食う社会なのにどうして子供が増えるはずがあろうか。いや、ない。

    体質を一向に変えようとしない企業。政治家や官僚、大企業やマスコミを非難し、馬鹿にしつつ努力を怠る大衆。これに呆れた。

    本書を読んで、新しい発見がいくつもあった。例えば、能力が平均以下だと思う人間にとっては終身雇用制はありがたい存在だということ、最賃を引き上げるのは一概に良いとは言えないことなどである。
    今後を生きる上で参考にしたい。

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    2011年11月05日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    経済学や政治学等の分野における気鋭の若手の学者さんたちの共著。世代間格差をデータとして示し、それが顕著である領域において各著者が提言を述べていた。雇用の流動化、社会保障の積立・税の財源化、若者の政治参加、子供の福祉への重点化など提言のポイント自体は、既視感を覚えるものだった。ただ気になったのは、社会保障の箇所で提案されていた世代間公平委員会である。これは、これからの未来を持続的に発展・豊かにする上で必要であると共感したが、その民主主義という枠組みを超えた「硬直」的なシステム作りへの懸念もある。世代や利益などの定義、考慮する世代の範囲、委員会の政治プロセスなど関しては時代や社会背景に応じて、その

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    2011年05月31日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    年功序列をオワコンとして叩き斬る一冊。足りない記述は資本主義と世界の雇用形態についてぐらい。日本の「どうしてこうなった」をきっちり書いててわかりやすい。全方位から老害に搾取されつづける若者にこそ読んでほしい。

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    2018年10月20日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    生まれた世代によって格差が生まるという事実に驚いた。今の世代を食い物にして高齢者を優遇している日本の政治に対して不満が生まれた。格差を少しでもなくしていく政策を期待したい。

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    2011年02月20日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    今月読んだ本について感想をつらつらと。
    1.「世代間格差ってなんだ」 著:城繁幸、大黒一正、高橋亮平 PHP新書 2010年

    タイトルどおり日本人の若者やご年配、さらには将来世代の間の「格差」を明らかにして、大きく以下の4つの「格差」をテーマに、格差是正の方法を主張している。
    1.雇用問題
    2.社会保障
    3.政治参加
    4.子育て、教育、家族

    感じたことを纏めた。

    1.雇用問題
    この章ではおなじみの「終身雇用」と「年功序列」が今の若者にとって非常に不利に働いているということを述べている。若者というより、非正規や50代以上の転職者など、いわば日本の社会人の「王道」のレールから(望む望まないに

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    2011年01月31日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    [ 内容 ]
    すでに平成二〇年。
    いまだに、多くの会社で、昭和の時代から続く風習や決まりごと、働き方が支配している。
    『若者はなぜ3年で辞めるのか?』でその状況を描いた著者が、辞めた後の、いわば「平成的な生き方」とは何なのかを指南する。
    “完全実力主義の企業で数千万円稼ぐ若者”“建築現場から人事部長に転身した若者”など、アウトサイダーたちの挑戦と本音が語られる。
    自分がいかに昭和的価値観にとらわれているか、そして、時代が本当に変わりつつあることを実感できる。

    [ 目次 ]
    第1章 キャリア編(「若者は、ただ上に従うこと」―大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼 「実力主義の

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    2014年10月27日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    ネタバレ

    購入:湖浜
    タイトルが気になってつい購入してしまいました。
    たとえ話のストーリーのおかげで、雇用と経済の問題がとてもわかりやすく理解できました。 今すぐ何か自分にできるかどうかは別として、考えるきっかけになった一冊。 面白かったです。
    貸出:吉田 裕(2010.05.07)
    日本の雇用問題の本質が見えてきます。終身雇用への幻想に誰しもが気づく一冊でしょう。。。がんばろ。
    貸出:中山(2010.10.23)
    昔、フリーターしてました。もし、フリーターのままだったら、と思うとゾッとします。社員として雇ってもらっているガモウ関西に感謝です。
    貸出:石賀(2010.11.1)
    日本の良さだと思っていた

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    2012年08月22日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    年功序列制度・・・若い頃の報酬を将来の出世で払うもの

    年功序列を体験したことがないので、少し遠い世界に思えてならない。
    身近にもそのような大人も少ないし。

    実際に話しを聞いてみたいな。

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    2025年09月03日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    しばらく前に書かれ昭和的価値観について言及されているが、およそ20年経って事態がそんなに変わってないことに暗澹たる気持ちになる。

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    2025年06月11日