城繁幸のレビュー一覧

  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    最近の若者は、、、という言葉で片付けるのではなく、そのバックグラウンドにある背景を客観的に分析できていると感じます。私自身が若者ですので、名著と呼べる本でした。

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    2022年12月24日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    自民党は官僚に乗っかるのが上手い人、民主党は言いっ放しが上手い人が集まる。
    多数決では少子化は変わらない

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    2021年05月31日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    すごい!
    この本はすごい!とてもためになった。

    〜以下、◇○本より抜粋、●・コメント〜

    ◇p.49:人事制度の違い
    ○「職務給(しょくむきゅう)」:
    担当する職務内容によって給料が決まる
    ○「職能給(しょくのうきゅう)」:
    勤続年数を軸に給与が決まる
    ●自分は、どちらかなぁ。
    半分半分かもなぁ、


    ◇p.53:IT系日本企業の中途採用にくる30代後半以上のコンサルタント
    「優秀なんだけど、即戦力じゃないから」
    断る
    ●あぁ、たしかに実務の話が通じないマネージャはいらないな。。
    (これは、でも反対に考えたときにキビシイ現実)

    ◇p.93:派遣社

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    2019年05月04日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    今までの著者の本では一番わかりやすい。
    解決策は『雇用の流動化』が一番のポイント。
    しかし、国民の多数の理解を得ることが難しい。
    →政治家も怖くて言えない。国民の反感が怖い。

    あと、諸外国のように職務給制度とする。同じ会社でも
    職務別により賃金制度を変える。

    今のまま、何の改革もなければ、何も変わらない。

    全てを諸手をあげて賛成、とまではどうかと思うが、
    著者のいいたいことは一理ある。

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    2019年01月20日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    自分が就職してしばらく経た時、何故こんなに仕事ができない人間が自分の上司で、しかも高給取りなのだろうと疑問に思ったことは間違っていなかった。年功序列がもたらす弊害が少子高齢化に結びついているとは目からウロコだ。確かに若年層が、就職してから賃金抑制の憂き目に遭っているのを目の当たりにしている。高齢層は、我々からすれば高額な給与と退職金をもらって去っていく。成果を判断することが困難な職種があるが、そこに働く有能な労働者が、年齢に左右されることなく評価される社会・事業所は日本では実現困難なのであろうか。

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    2017年09月03日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    未来へ

     今、まさにこの本に書いてあることが起こっている。そして、それが自治体の中ならば、地域創生などとは程遠く、更には活性化にはつながらない。
     土地を無料にしたり、補助金(一時的)を出しても結局は若者の言葉を取り上げなければ、若者は失望してその地域を去っていく。

     今、イノベーションしなければならないのは高齢者が持っている「既得権」を若者に譲ること。
     そして、未来に生きる若者に地域を委ねることだと思う。

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    2017年06月27日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

    ネタバレ 購入済み

    時代に沿った働き方を

    若者はなぜ三年で辞めるのかとタイトルにある通りその仕組みを教えてくれる本。若い人ほど読むべき本かと思う。年功序列制度は既に破綻している企業がほとんどでその恩恵を受けられるのはベテラン社員。いまの若手に年功序列の恩恵を受けられる保証が全くないということを繰り返し述べられている。いまの社会は若手を除け者にしてベテラン勢が自らの権利にしがみつく構図という説明には妙に納得した気もする。自分の会社と照らし合わせて考えてみて将来を想像して今後の行動を決めるきっかけになる本かと思う。是非若い人に読んでもらいたい。

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    2017年06月24日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    日本型雇用制度の行き詰まりを明快なロジックで解説してくれている。
    各階層の人間別に物語形式で例を示してくれるのも非常にわかりやすい。
    年功序列制度がいかに行き詰まっており、雇用の流動性を高めることが、ごく一部の既得権益層を除いて、大多数の利益に繋がる可能性のある処方箋なのだということがわかった。

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    2015年03月05日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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     平成不況の中で、若者の経済的自立が阻まれる理由。

     それは、誰でも最初は世の中における弱者的立場から出発せねばならない事情が絡んでいる。若者は、失敗が許されない人生のレールを安全に渡ろうと必死なのだ。しかし苦境の中で社会の厳しさを充分認識した若者は、何者にも頼らず実力のみを鍛え上げ、自身のキャリア獲得に邁進するよう鬼に徹する覚悟に目覚めようと変化していく。

     若者自身が、最初に打ち立てた理想の甘さを反省して、現在も増加しつつある数多くの不遇な被雇用者にとって、何が一番必要な救済行動なのかを見抜き、その閉塞的な社会状況を変革し改善させる為の抜本的な対策は何かを、必死に導き出そうとする事。こ

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    2015年02月21日
  • 7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想

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    ネタバレ

    この本のタイトルに騙されてはいけません。課長昇進を考える人向けではないからです。もっと、視差の高い所から見た良書です。
    日本が今後迎えるであろう混沌とした停滞景気。世の中の裏の部分を垣間見ることが出来た。
    成長が止まった社会にとってどのような転換が必要か?
    だらだらとした社会人生活から抜け出し、自分の職に対して真摯に向き合わなければいけませんね。生き残るためにも。

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    2014年12月08日
  • 若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~

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    この新書を買う前は最近の若者の勤労意欲が低下していることなどを書いているものと思っていました。ところが、読み始めたら全く違っていて、若者が3年で辞めるのは若者の責任ではなく、将来に希望が持てない今の日本の会社にこそ問題があることが強調してあり、非常に興味を持ちました。

    年功序列制度の時代には、若いうちは低賃金と長時間労働に我慢して、でも、40代50代になると高い給料とそれなりの地位が与えられるというシステムだったが、それは多くの企業で崩壊しており、今の若い者は報われることのない労働を強いられている、という指摘が繰り返しなされています。

    日本の若年層にフリーター・ニート問題があることはよく知

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    2019年05月25日
  • 世代間格差ってなんだ 若者はなぜ損をするのか?

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    雇用問題、社会保障、政治参加、子育て 教育 家族の4つの分野に分けて現在の世代間格差、主に若者が損をしている現状をわかりやすく紹介している。OECD諸国間でのデータをきちんと提示しての論考なので説得力がある。
    政治的なパワーの弱い若者が多数決の民主主義ではどうしても不利になってしまう。しかし長期的な社会のあり方を考えていくのなら次世代につけを先送りばかりするやり方は具さく以外の何物でも無い。
    それがわかっていてもなかなか実現できないところに既得権益克服の難しさを感じる。
    筆者たちが提言しているワカモノマニフェストはラディカルだが、既得権益に縛られずに純粋に崎の世代のことも考えた公平な政策という

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    2013年11月08日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    日本の年功序列社会に警鐘をならしてる本。
    ていうか優秀な若手の日本人からはもう日本は見放されてるってのが書いてあった。
    いろんな人のエピソードが書かれててすごい勉強になった。

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    2013年08月15日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    法律改正によって定年延長や再雇用で安穏と会社に居続ける団塊世代、「俺たちの世代はまだ何とか逃げ通せるが、君たち以降の世代は大変な時代だねえ~」などとほざくが、全く仕事は出来ず無能な50歳代、60歳代のオヤジ連中は意外に多い。一方、昔を懐かしみながら、すっかり精気を奪われ、それでも会社にしがみつき働き続けるバブル世代。「気合い・根性」を連発するのみで何も見えていない分かっていない上司達。そんな世代を横目に見ながら日々会社生活を続けているサラリーマンは、相当な数いるはず。日々そんなことを感じている人たちは、是非一読する価値のある1冊。本書は、何も若者たちだけに向けられた著書ではない。

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    2013年07月07日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    新書には知が詰まっていると思うのは、
    この本のように、
    現代の問題を取り上げ、
    しっかり構造を分析しつつ、
    最終的には、生き方を示唆してくれる点です。

    若者の立場に立って、書かれています。
    レールに乗って生きるような、
    「昭和的価値観」を、捨てる必要性が
    説いてあります。

    自分がどれほど深く
    昭和的価値観を持っているかが
    分かったと同時に、
    「自分にも平成的価値観を持つことができるかもしれない」と
    思わせてくれた本書は、非常に有意義でした。

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    2013年02月02日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    新成人に是非読んで頂きたい。
    数多いる論客の中でも城氏はブレないし、今のところ世の中の向かっている方向性としてはこの人の論が一番的を射ているように思われる。

    心に残ったワード。今の日本を表す言葉。「リスクを取れない社会」「総論賛成、各論反対な社会」

    あとがきが痛烈。
    「選挙権も時間もたっぷりあったのに、何も変えられなかったのだから自己責任だ。」
    未来の自分からこう言われないようしっかり行動を起こしたい。

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    2013年01月17日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    著者の論調はブレないな。今作品は、以前のものと比較して、政治により目を向けた内容だった。
    政治に期待するためにも、自らがきちんと色々勉強して、その上で投票=意思表示を行いたい。

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    2012年12月24日
  • 若者を殺すのは誰か?

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    この人のtwitterとかで主張が自分と非常に近い(というかほとんど同じ)なあ、と感じていたので、読んで非常にすっきりしました。
    挑戦的な書き方を敢えてしているから、それで趣旨を誤解されることもあるんだろうけど、これからの世の中に対する現状認識としては、ぜひ共有していきたいと感じた。
    今後については、消費税の増税+社会保障制度の変更、年金は積立式に+転職できる社会に、の3つがポイントだと思う。
    これくらいやっても、おそらく数十年は日本は沈没すると思うし。

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    2012年12月09日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    一大センセーションを巻き起こした名著

    「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

    の続編。

    こうした続編ものは前作に比して
    期待を裏切ることが多いのだけど(cf:ウェブ時代をゆく)
    これは想像以上の出来。

    「実際に3年でやめた若者は、どこで何をしているのか」

    様々なモデルケースを列挙し、インタビュー形式で
    多様な価値観を指し示していく。

    インタビューはあくまで補佐的な役割で、
    本書も筆者の切れ味鋭い意見が満載である。


    「○○業界は給料がいい」
    「××社は30歳で一千万」

    新入社員間で当たり前に交わされる会話であり、
    事実俺もつい最近まで拘泥していたわけだけど

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    2012年10月10日
  • 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか ――アウトサイダーの時代

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    筆者の挙げる22の「昭和的価値観」を題材に、いまの若者たちのでき方や考え方について探る。

    読んでみて気づいたのは、自分の価値観と、ここで語られる価値観とがそうは変わらないこと。やはり私も平成の子なのである。

    昭和的価値観を理解しつつも、どうやったら日本人みなが幸せに働けるのか。誰もが現代の矛盾に気づいていながらも、指摘できたのは筆者が初めててあろう。その点では非常に痛烈だった。

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    2012年05月03日