新野剛志のレビュー一覧

  • 迷える空港 あぽやん3

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    一気に読んでしまいました。
    成田の街並みを知っているので、主人公がたどったルートが目に浮かびます。
    仲間の仕事環境を良くして、旅行者に笑顔で「行ってきます」と言ってもらえるように奮闘する姿に勇気づけられました。

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    2023年11月03日
  • あぽやん

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    「8月のマルクス」を書いた作者として記憶していたので、はじめは少しとまどったが、肩の凝らない、連ドラのような作品で、読み終わるとすぐに続巻を買ってしまった。

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    2022年09月22日
  • 八月のマルクス

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    TV芸能界…こんな事もあるかも。

    若手芸人をベテランがイジって、それに必死に?応える感じも一つ間違えたらこんな事件に繋がることも否定できない?
    全ての元凶は一つの事故からつながっていて、結果各々が全て(と言えるのでは)失ってしまった。

    ラストの笠原と奈津子の会話が救いだった。

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    2022年01月22日
  • ヘブン

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    新野剛志『ヘブン』幻冬舎文庫。

    『キングダム』の続編。前作の『キングダム』は消化不良というか嫌悪感と喪失感だけが残る物語だったが、この続編はどうだろうか。600ページ超えの長編ノワール小説である。

    前作を遥かに凌ぐ、馳星周か新堂冬樹かというくらいの真っ黒で絶望的なノワール小説。前作の主要人物を巧く絡めながら、見事なノワールの新たな世界を描いている。

    かつて、半グレ集団『武蔵野連合』の頂点に君臨し、東京の裏社会に自らの王国を築いた真嶋貴士は前作での事件後にタイに逃れ、麻薬王の元で新たな非合法ビジネスに手を染めながら、組織内で頭角を現す。

    数年後に麻薬の販路を求め、再び日本の地を踏んだ真嶋

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    2021年10月13日
  • 迷える空港 あぽやん3

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    シリーズ最終巻…今のところは。
    遂に終わってしまったか…という悲しみ。

    第一話からなかなか衝撃的な幕開けで、遠藤が出社できなくなる、ということを契機に他の人物目線での話が中心に描かれる。

    遠藤が再び空港に戻ることとなるきっかけも、単純に仲間に支えられて、ていうものではなくある意味原点回帰となるストーリーがあって良い。

    まぁ3巻目まで読んでると、この小説の大ファンなので評価も甘くなります。
    遠藤さんと森尾さんには幸せになって欲しいです。

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    2020年06月20日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    続編ということで、前作からパワーダウンしないかな…という不安もありましたが、面白かったです。

    前作はスーパーバイザーとして成長していく遠藤の姿を描いていていたが、今作は新人スーパーバイザーを指導する、リーダーとしての遠藤の成長を見ることができる。

    基本的に各話独立なのは変わりないですが、今回は更に新たな恋愛と、ハマコウさんを巡る話が同時進行していく。

    強いて残念なところを挙げるとすると、堀之内や田波さんの活躍がそんなに無いところ…
    でも森尾さんが可愛いんで、オッケーです!

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    2020年06月17日
  • あぽやん

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    空港勤務が舞台の小説を初めて読みました。
    空港勤務の過酷さや旅行会社の内情を知り、頭が下がる思いです。

    既刊のあぽやん第二・三弾が楽しみです。

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    2020年04月28日
  • 美しい家

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    妻子と別れ一人で暮らす作家の中谷は、ある夜、コンビニの前で酔った女を助ける。連れて帰った部屋で女が語ったのは幼いころの不可思議な記憶。中谷はその過去を辿ることになる。同じころ一人の青年が幼少期の「恩人」を探し出そうとしていた。孤独な三人が交錯し「家族」の真の意味を模索する傑作ミステリー!

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    2017年03月15日
  • 僕の探偵

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    おもしろかった。解説でも書かれているけど常識人の主人公と破天荒な友人の同居生活が『まほろ駅前シリーズ』っぽい。ストーリーは別物

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    2016年06月05日
  • あぽやん

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    ネタバレ

    新野剛志による旅行会社の空港係員の活躍を描くシリーズ一作目。
    タイトルの「あぽやん」が一体何を意味するのか、それが気になって読み始める。しばらくは明かされないが、明かされてみるとなるほど、そういうことかと納得する。そのあぽやんたちが巻き込まれる騒動と、それによって成長していく主人公がストーリーの軸だ。
    空港係員といっても、本作の係員は航空会社の子会社の旅行会社で働く人たちなので、他の旅行会社では持っていない特権も持っている。また、旅行会社のカウンター業務についても解説され、普段何気なく対応してもらっている空港の人たちの仕事が垣間見れて面白い。
    ストーリーも空港ならではであるが、登場人物も癖のあ

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    2015年10月16日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    おもしろい。
    ただの旅行会社の一社員が、成田空港で奮闘する話。これだけでは、小説としてのネタないだろと思うけど、ほんと小さなエピソード大きなエピソードを、これでもかというぐらい出してくる。
    すごいわ、新野(作者)。

    主人公の遠藤は、大したやつじゃない。どこにでもいる平社員。
    だからこそ、共感できる。
    まっすぐで憎めない。自分をもってる人。
    もともと空港の仕事を何とも思ってない遠藤が、少しずつお客と接しているうちに、やりがいを見出し、能力を発揮する。

    もともと有能で容姿もいい遠藤だから、あまりいない人物のようにも思うが、四苦八苦してる様を見てると微笑ましい。

    感情移入できやすい小説、次はど

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    2014年03月30日
  • 八月のマルクス

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    15年ぐらい前に芸能界を追放された元売れっ子お笑い芸人がある事件に巻き込まれたことをきっかけに封印した過去の自分に立ち向かうおはなし。
    舞台が芸能界、番組のライツ事業関連ということで興味深かったです。
    ストーリーもぬかりない!!
    もっかい読もう^^

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    2010年01月25日
  • 迷える空港 あぽやん3

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    あぽやんシリーズ第三弾。第二弾で森尾と付き合う事になって展開が楽しみ!って思ってたら、会社がピンチで成田所が閉鎖の危機になってしまった。そして更に遠藤が出社出来なくなって休職してしまうというピンチ…期限ギリギリに出社出来たが、問題を起こしてしまう。中々上手くいかないものだ。これからはLCCの時代となり、安いがサービスは低下が段々と定着していくんだなぁと思った。

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    2024年12月05日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    あぽやんとして活躍している遠藤が枝元をスーパーバイザーに育てる為に奮闘する中、様々なお客様トラブルが絶えない。そんな中で森尾と遠藤が恋に落ちる。次回作が楽しみです。

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    2024年11月28日
  • あぽやん

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    正直、あまり期待していたわけでは無かったけど、文章は読みやすく話も面白く読めました。主人公にも好感。
    続きがあるようなので、ぜひ読んでみたい。

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    2024年10月29日
  • キングダム

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    幻冬舎文庫 496ページ

    ちょっと読みにくいかなあ…
    ヘルドッグスを読んだ後だと、だいぶ冗長感を感じる。
    ヘルドックスのスピード感が異常なのかもしれないけれど。

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    2024年03月11日
  • 戦うハニー

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    ネタバレ

    やはり返事はなく、通り過ぎていく。
    かわりに子供たちが挨拶をしてくれた。
    「ハロー」
    「ハローエブリバディー」
    何故か英語だった。
    「今日は英語の日なのかな」
    そう訪ねてみたら、目がくりっとした
    かわいい女の子が、「シャラップ」と答えた。


    もちろん挨拶などない。逃げるようだ、とも
    いえるけど、それにしては堂々としている。
    子供たちにバイバイと言ったら「グッバイ」と
    普通に返ってきた。やってきたときに
    声をかけた、目がくりっとした子に
    「楽しかった?」と訪ねてみた。

    女の子は口を尖らせ、僕を指さした。
    「ユーアードッグ」
    なかなか考えさせられる答えだった。

    このくだり何回読んでも笑っちゃ

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    2023年06月22日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    前作から何人かの魅力的なメンバーが抜けてしまい、その分だけ、新たに関わりを持った乗客の物語が加わって来るのだが、私はそこにやや入り込めない感があった。
    と言いつつも、既に次作を買ってしまったのだが。

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    2022年10月08日
  • 迷える空港 あぽやん3

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    成田空港の旅行会社の話。
    様々な人が行き来する空港で働くって良さそう


    遠藤くんがサービス重視のあぽやんに成長していくおはなし。

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    2022年10月05日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    シリーズ第2弾。
    成長した主人公遠藤君の人柄も魅力的で映像化された伊藤淳史を
    浮かべてしまう。ピッタリだ。
    お仕事小説で空港で働く人の奮闘がわかりやすく描かれている。
    お年頃らしく恋の行方も気になるところ。次回作も期待してしまう。

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    2018年10月24日