新野剛志のレビュー一覧

  • 迷える空港 あぽやん3

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    「あぽやん」、久し振りの第3巻。前巻から4年も経っていて続きが出るとはちょっと意外。それでも遠藤→伊藤淳史の顔はパッと浮かんでくるけどね。
    しかし、最初の話を読んで驚いた。ここでも伊藤淳史の困った顔が目に浮かぶ。確かにカラ元気出しながら、う~どうしよう…ってキャラは彼ならではだな。
    二つ目の話からは遠藤を取り巻く人々が一人ひとり主人公となって進むのだが、なんだか中途半端な人々が中途半端に再生したようなお話で、いまひとつ沁みて来ず。
    まあ、遠藤くんが元気になって良かったけどな。

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    2017年05月21日
  • 美しい家

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    新野剛志著:「美しい家」
    「煮詰まる」が「行き詰まる」のような意味に使われることはもはや誤用ではないのだろうか?
    謎めいた書き出しに引き込まれて読み始めながら、わずか3ページで
    「散歩は煮詰まったときにもちいる手軽な最終手段。」という文章にであってしまった。これは明らかに「アイデアが出ずにどうしようもなくなった状態」の意味で「煮詰まった」を使用していると考えられます。
    さらに終盤に
    「岩田は、錆びついた鋏の片割れを握りしめて佇む、若者を見上げた。」
    という文章があるのだけれどこの場合2つの読点「、」は要るのだろうか??
    読む時のリズムも壊す上にもしかすると意味も不明確になるのではないか?

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    2017年04月10日
  • カクメイ

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    まだインターネット等がない時代のミステリーは好き。

    最後のほうで怪しい人物が新たに現れたから、大どんでん返しがあるのかと思ったけれど、最終的には津田もあんな最後だし、少し残念だった。

    1980年代はまだ小学生だったため、この本に出てくるバカな番組はおそらく、両親から見ないように制限されていたように思う。
    今もあまりテレビを見ないけど、テレビ局が健全な番組を作ってくれるといいな、と思った。

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    2017年02月20日
  • 美しい家

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    妻子と別れ一人暮らしの中谷は高校時代に行方不明となった姉を探し続けている。
    中谷はある日酔った女性を助ける。
    彼女が語った話と共通の過去を持つ青年。
    三人の思いが交錯していく。

    ストーリーの軸となる人が呆気なくドロップアウトしてしまい、軸を見失ったまま読み進めてエンディングとなったので、少し拍子抜けしてしまった。

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    2017年02月14日
  • あぽやん

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    お仕事小説。ちゃんと仕事やれよ!って言いたい部分もあるけど、そこは小説だから…。
    専門用語が結構面白くて好き。使いたくなる。恋愛の部分は煮え切らないけどねぇ…。

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    2017年02月08日
  • あぽやん

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    お仕事小説はその仕事の大変なことがわかったり、勉強になることも多いからあっという間に読める。主人公の遠藤慶太はドラマ化されたせいもあり伊藤淳史がちらつきながら読んだ。今泉の柳葉といいピッタリ。慶太の恋愛も気にはなるから続編も近いうちに読まなくては‼︎

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    2017年02月04日
  • 美しい家

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    新野剛志『美しい家』講談社文庫。

    デビュー作の『八月のマルクス』と同じような路線のミステリー小説なのだが、『八月のマルクス』の面白さは無く、殺伐とした後味だけが残った。

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    2017年01月18日
  • 八月のマルクス

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    まぁ、普通に面白かったけど。
    マルクスって、表紙の絵と相まって、経済小説かなんかかと思って(アンダーグラウンド市場とかさ)、ちょっと仕事マインドが高まっていた時に買ったんだけど。
    いや、お笑いって(笑)。
    って感じでした。
    別に、小説だから、面白けりゃいいんですけどね。

    でも、なんていうか、いきなり、レイプに仕立て上げられたスキャンダル始まるし、なんか、そういうのあるよね、っていう負の部分ばかりすごい強調されて、ちょっと、辛かったかな。全体的に。
    最後には、少しポジティブな話も出てくるんだけど、それも、ネガティブな中での再起、という感じだから、現実まぁそんなもんとは言え、そこまで晴れ晴れもし

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    2016年08月16日
  • あぽやん

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    本書のタイトル、あぽやん。
    何のこっちゃ?と思って読み勧めると一章の中で説明があった。
    あぽとは空港のことだ。航空業界、旅行業界では、かつてテレックスを使っていた名残で、アルファベット三文字で事物を表すことが多い。旅客はPAX、航空券はTKT、ホテルはHTL、そして空港はAPO。それをそのままローマ字読みにしたアポは、普段の会話の中でもよく使われる業界用語だ。
    本書は、空港勤務のエキスパート「あぽやん」を目指す青年の物語である。

    いわゆる「お仕事」小説である。
    「お仕事」小説......心ならずも「その仕事」に就くことになった主人公が、様々なトラブルに立ち向かいながら、その仕事の面白さ・やり

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    2016年07月07日
  • 僕の探偵

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    電車で読みはじめて冒頭でギョっとした。デリヘルの店長が主人公、その居候が探偵役。ある意味お仕事もの。いろいろ出てくるヨガのポーズを想像するのが楽しい。

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    2016年07月03日
  • 八月のマルクス

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    タイトルのマルクスは、「万国の労働者よ、団結せよ!」とちょしょを結ぶカール・マルクスではなく、喜劇のマルクス3兄弟に由来するものであった。

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    2016年05月13日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    「あぽやん」の続編。
    空港を舞台に様々な事件や出来事が発生!
    大航ツーリストの面々が奮闘する。
    困った旅客に上司や新人社員。
    そこに恋愛までが加わって…楽しんで読めるお仕事小説。

    2015.9.27

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    2015年09月27日
  • あぽやん

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    空港での旅客のトラブル対応をする部署に異動になった遠藤。エキスパートのあぽやんを目指す!
    頼もしいけど個性的な仲間に囲まれながら、様々なトラブルに対応し、恋愛もする。
    楽しいお仕事小説。

    2015.7.12

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    2015年07月12日
  • 中野トリップスター

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    ヤクザの凌ぎが旅行代理店…という話。

    感想としては、最後は…どうなった??
    と思ってしまぅ。
    有耶無耶な感じで終わってる。

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    2015年07月06日
  • あぽやん

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    旅行業界って、サービス業だよねぇ・・・。大変だろうなぁ。私なんか昔の人だから、国際線は2時間前、国内は1時間前には空港に、って信じ込んで早め早めに空港に行ってるけどなぁ。人任せの旅行ってどうなの?楽しいの?不安だから、旅行会社に頼むのか。

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    2015年05月27日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    空港勤務の不器用なツアー会社社員を取り巻く青春群像劇。お客様サービス業の難しさと楽しさが伝わり、ちょっと憧れますね。お客様第一主義という一本通った信念がかっこいい。
    それぞれのテーマを内包した6つの短編はいろいろな出来事が多い重なり読み手を飽きさせない。
    サブタイトルでベタな社内恋愛を想像していたが、ストーリーのごく一部でした。
    一作目も読んだがだんだん職場規模が縮小してあいくのがなんだか寂しい。3作目があるならば職場がもっと喜ばしい方向にむいてほしいものです。

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    2014年11月28日
  • 八月のマルクス

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    第45回江戸川乱歩賞受賞作(1999年)

    冒頭───

    猫は眼だけを動かし、視線をよこした。
    白目もないくせに小癪なまねをする。私は猫がいすわるドアのステップに片足をかけた。ここのところ三回に一回は見かける。斜めから射すスポットライトが温いのだろう。師走ももう間近だった。


    会話文のぎこちなさがどうも気になって仕方ない。
    ですます調で話していたかと思えば、急にため口になったりする。
    特に何の理由もなくだ。
    若いお笑い芸人とのやりとり。
    事情聴取にきた刑事とのやりとり。
    などなどで、そういう会話が多々見られる。
    敢えて意図的にやる理由もないはずだから、違和感を覚えることこの上ない。
    デビュー

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    2014年08月13日
  • パブリック・ブラザース

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    大学生なドタバタ夏休み。出てくる人が何気にいい人だらけだ!?
    2014.6.3

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    2014年06月03日
  • 恋する空港 あぽやん2

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    第2弾ですが、1冊目を読んだのが結構昔なので頭の中で話が続いていない。

    第1弾ほどの面白さがないように感じたのは、1回で見放したドラマの所為か?

    浜幸君、可愛そう・・・

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    2013年12月07日
  • パブリック・ブラザース

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    いまどきの草食系男子はこんな感じなのかな?
    内容に山場がないようには思えましたが、たんたんと読めて、それなりに楽しめました。

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    2013年03月18日