新野剛志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ新野剛志による旅行会社の空港係員の活躍を描くシリーズ二作目。
本物のあぽやん、今泉が去り、古賀恵が自分探しと称して留学のために日本を離れ、所長も変わった成田空港所。今泉の後任としてやってきた枝元はグアム帰りの典型的なアイランダー。教育係を任された遠藤が様々なトラブルを経験しながら、本物のあぽやんになるために奔走する。
タイトルの「恋する」が掲げられているほどは恋愛沙汰は盛り込まれていないが、遠藤がお嬢様に惚れられるエピソードがあるなど、一応の恋愛要素は盛り込まれている。遠藤はあまり乗り気でないが、お嬢様側は案外積極的で、空港所の窮地を救ってくれるのではという期待感から、周囲の対応が変わるあたり -
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◆空港勤務のエキスパート『あぽやん』の活躍を描く第2弾!
遠藤慶太は30歳。大航ツーリスト成田空港所に赴任して2年目を迎えた。
今や空港勤務のプロ「あぽやん」として大活躍―のはずが、能天気な新人の教育、テロリストの出没騒動に悪戦苦闘。
さらに空港所閉鎖の話が浮上する中、気儘な旅客やトラブルにも右往左往。
しかも恋のライバル登場で、まさに大ピンチ!? 大波乱!?
遠藤の活躍と成長を描く、大人気シリーズの続編。
(^^)comment
ようやく第2弾読み終わった-!
前回、レビューアップしたのが2月‥(笑)
や-この2ヶ月、出張続きでマジ忙しかった(-"-;)
ツアコン的な仕事も回 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一作目よりかはパワーダウンしているけど、なかなか面白く読めます。
空港所の存続をかけた舞台裏の出来事とか、人間関係とか、スタッフの採用形態とか、妙にリアルなところが良いです。
JALパックって、お客さんから見れば半分はJAL、働いている社員からしてみれば1/3くらいJALという意識があると思うんだけど、それって、JALの仕事をちょっと受託でやっていることもあって華やかな気持ちになれるとか、普通の旅行会社とは違うんだぞというプライドが持てる部分がある一方で、所詮子会社なのでJALにおんぶにだっこだったり、大手旅行会社に力では太刀打ちできないとか、やるせない部分もあるはず。
そういう部分もひっくる -
Posted by ブクログ
池井戸潤の解説に書いてあったが、彼が書くような企業小説とは一線を画す「お仕事小説」だと言っていたが、そんなジャンルがいつの間にかあったとは。確かにその言葉がぴったりくると思う。トッカンなんかもそのジャンルでしょうね。
仕事出張でときどき成田空港に行くが、4Fのマックとかは実態通りですね。
ツアーで海外旅行したことがないので、あぽやんの仕事ぶりはよく知りませんが、知らない人にもわかったような気にさせてくれて、主人公の成長とかジレンマに共感したり応援したくなっちゃう。
6つ話なっているが、いちおう緩く連携していてだんだん後半にいくほど恋愛の要素が強くなる。
それにしても、最後に成田駅前で「お前何や