新野剛志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
第45回江戸川乱歩賞受賞作(1999年)
冒頭───
猫は眼だけを動かし、視線をよこした。
白目もないくせに小癪なまねをする。私は猫がいすわるドアのステップに片足をかけた。ここのところ三回に一回は見かける。斜めから射すスポットライトが温いのだろう。師走ももう間近だった。
会話文のぎこちなさがどうも気になって仕方ない。
ですます調で話していたかと思えば、急にため口になったりする。
特に何の理由もなくだ。
若いお笑い芸人とのやりとり。
事情聴取にきた刑事とのやりとり。
などなどで、そういう会話が多々見られる。
敢えて意図的にやる理由もないはずだから、違和感を覚えることこの上ない。
デビュー -
Posted by ブクログ
ここ最近、重めの本に当たることが多く、週1冊以下というローペースでした。そんなわけで、ちょっと軽いのをと選んだ本です。
実は前作の感想にも、タイトル『あぽやん』から軽いイメージがあったけれど読んだら意外に軽くなかったと書いているのですが、その事もすっかり忘れてました。
ツアー客からの難題や天候に振り回される空港で働く旅行会社社員のお仕事小説。舞台といいストーリーといい月並みかな。まあCAを主人公にしちゃうと本当に何番煎じかになってしまうのですが。
テレビドラマみたいと思ったら、本当に来年ドラマ化されるみたいです。帯に書いてあったのに気付かず買ってしまいました。