里見蘭のレビュー一覧
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【内容】
カフェめしメニューとカフェ経営と、本にまつわるミステリが合体した感じ。比重はカフェめしに置かれてる気もする。
【感想】
食に対するこだわりのようなものがなかなかしんどそうな店。たぶん、ボクは入らない店。オーナーの単純な思考が怖くもある。
『パン屋のパンセ』は読みたいと思った。
著者は東京出身かな?もちろん珍しくはないけど。東京の方言が使われてるとこがあった。
▼古書カフェすみれ屋に関する簡単なメモ
【紙野頁/かみの・よう】古書カフェすみれ屋の古書部の店長。長身、痩身、猫背、メガネ。最初の時点でたぶん31歳。古書部に客がいないときはカフェ部を手伝っている。相手がより必要とする本を -
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今回も、おいしそうな料理がたくさん♪
ほろ酔い姉さんの話がよかった。男性が、ちょっと臆病だけど、見方によってはそこが微笑ましくもあるし。
サンドイッチに、色々あるのね。ハンバーガーもその範疇に入るとは思わなかったけど、なるほどと納得。ジョーさんのハンバーガーについては、けっこうしっかり伏線があったので、なんとなくそうかなぁと思ったのが当たって嬉しい(笑)
でも、最後の作品、あれって反則ではと思えてしまう。それに、両親の説得も祖父母任せって、なんでも人頼みだよなぁ。頼りないって思われてもしょうがないでしょ。ま、相思相愛の2人が分かれずに済んだのはよかった。
新登場のほまりさん、次は、目覚ましい活 -
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恋人の身内が巻き込まれた事件を解決するために探偵社を訪れる男子大学生のはなし。
この人の本はこの作品が初めてでした。
モノや情景の描写が細かく、会話を流し読みすることが多い私には少し読みづらかったです。
ですが話の内容は面白かったです。
「変な天才とそれに振り回される普通じゃない普通の人」
基本的に私はこの構図が好きなんだなと改めて思いました。笑
男子大学生 友彦(ともひこ)のあの柔軟性には驚かされますね。普通なら付いて行かないです。でもそうしないと話も進みませんし(笑)何だかんだみんな普通じゃない。
あとおばあちゃまの立ち位置。いいな~と思います。誰の役をやるかと聞かれたら迷わずおば -
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ネタバレ引きこもり中の21才の雅隆。そこに父親が突然赤ん坊を連れてきた。
突然混じってきた赤ん坊にイライラしたり怖いと思ったり、彼の平穏が崩される。
そんな中、彼の父親が突然死し、引きこもり状態で赤ん坊を抱えて途方にくれるはめに。
赤ん坊の親が誰なのかもわからず、父が借金の連帯保証人にもなっていたり、大変な事に。
民生委員の緒方さんから引きこもりの主人公に
居心地の良い逃げ場所から抜け出すいいチャンスじゃないと言われたり、大災害のように泣き出す赤ん坊の世話に追われたり大変な目にあいながら徐々に社会復帰していく。
特別養子縁組に結びつけたミステリー。
子供の利益を守るという目的で制定されたこの制度、