里見蘭のレビュー一覧

  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    すごく面白かったけど、途中からこれは誰の話しだっけ?と混乱してしまった。
    もう一度ゆっくり時間をかけて整理しながら読んでみたい。
    まあくんとタカヤの成長と絆が愛しかった。

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    2020年07月25日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    古書カフェに本のソムリエ、いいですね♪本好きの食べ物好きには堪らない作品。すみれ屋のビジネスパートナーである紙野くん、実生活のパートナーにもなりそうで今後の2人の展開も気になるところですが、なかなか読み進めるのに時間がかかったー!すみれ屋が実在してたら是非行きたいお店。こんなお店にいつか出会えるといいな。

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    2020年05月09日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    【内容】
    カフェめしメニューとカフェ経営と、本にまつわるミステリが合体した感じ。比重はカフェめしに置かれてる気もする。

    【感想】
    食に対するこだわりのようなものがなかなかしんどそうな店。たぶん、ボクは入らない店。オーナーの単純な思考が怖くもある。
    『パン屋のパンセ』は読みたいと思った。
    著者は東京出身かな?もちろん珍しくはないけど。東京の方言が使われてるとこがあった。

    ▼古書カフェすみれ屋に関する簡単なメモ

    【紙野頁/かみの・よう】古書カフェすみれ屋の古書部の店長。長身、痩身、猫背、メガネ。最初の時点でたぶん31歳。古書部に客がいないときはカフェ部を手伝っている。相手がより必要とする本を

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    2019年10月17日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    引きこもりのまーくんがタカヤを育てるうちに、彼の成長を感じされられた。
    登場人物と時間の捻れに混乱することもあったが、発見も多くて楽しく読めたと思う。
    (すこし首をひねる疑問に思う部分も多かったが)

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    2019年09月28日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    年齢の割にはウブなオーナーすみれさんと、年下のミステリアスな青年紙野くんのコンビ。カフェに来るお客さんたちの抱える問題や悩みを、すみれさんが聞き役になり、紙野くんが本をお勧めして解決していく。すみれさんの作るカフェご飯は聞きなれない西洋料理が多く、ちょっとオシャレすぎて個人的にはあまり惹かれないのだけど、紹介される本は読みたいと思うものが多かった。小説や名作だけじゃなく、写真集や詩集、エッセイなど幅広いのも良かった。

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    2019年08月19日
  • 暗殺者ソラ―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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    展開は現実にはあり得ないルパン3世のような滅茶苦茶レベルだけと、己の正義を貫く大神兄弟探偵社の面々は格好いい。

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    2018年12月17日
  • 大神兄弟探偵社(新潮文庫nex)

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    三歳の頃に謎の誘拐をされた大学生の友彦が、彼女の姉の美術館からの絵画窃盗容疑を晴らす為、青年所長が取り仕切る探偵事務所の仲間になる。文章はするすると入って来るのに状況が上手く掴めないことが多かった。通気ダクトから侵入したり大蛇に襲われたりヘリに向かって空中を跳んだり、要所要所でハラハラさせられた。

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    2018年10月12日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    三十七歳と三十二歳になったすみれと紙野に二十代半ばのほまりが加わる。「ですです」他ゲストキャラの大人らしくない言葉遣いや、すみれが紙野宅へ猫を見に訪れる距離感に引っ掛かりを覚えてしまった。「この本、買っていただけませんか?」は定型として慣れられた。お洒落で豪華な各種サンドイッチ等がとても美味しそう!

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    2018年10月12日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    悩んでるのは古書店員ではなく新刊書店員でした。相変わらず料理が美味しそうだけど、普通のカフェにないメニューだけあって味の想像が追い付かない。

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    2017年07月23日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    シリーズ2作目。大きな事件が起こるわけではなく、
    登場人物は概ねいい人で(好みはあるかもしれないけれど)
    優しく読める作品。

    ただ、続くと紙野君の老熟っぷりに、
    君は何歳だと聞きたくなってしまう。

    年齢的には大人なすみれさんと紙野君だけど、
    もうちょっとときめいてほしい気がする。

    あと、二人のお店であってほしかったので、
    バイトを雇うのはちょっとなぁと思ってしまった。
    私が嫉妬してどうする(笑)

    なので、
    紙野君の家に持っていったパン・シュープリーズが一番心に残った、
    食べたい!!

    誰か作って!私のために!

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    2017年05月14日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    今回も、おいしそうな料理がたくさん♪
    ほろ酔い姉さんの話がよかった。男性が、ちょっと臆病だけど、見方によってはそこが微笑ましくもあるし。
    サンドイッチに、色々あるのね。ハンバーガーもその範疇に入るとは思わなかったけど、なるほどと納得。ジョーさんのハンバーガーについては、けっこうしっかり伏線があったので、なんとなくそうかなぁと思ったのが当たって嬉しい(笑)
    でも、最後の作品、あれって反則ではと思えてしまう。それに、両親の説得も祖父母任せって、なんでも人頼みだよなぁ。頼りないって思われてもしょうがないでしょ。ま、相思相愛の2人が分かれずに済んだのはよかった。
    新登場のほまりさん、次は、目覚ましい活

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    2017年03月28日
  • ミリオンセラーガール

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    アパレルショップをリストラされた沙智は、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ。しかし、配属されたのは販売促進部。無名作家の小説を「ミリオンセラーにせよ」との特命まで課せられた。

    作家、出版社、取次、書店という、本が読者に届くまでの全ての関係者が登場し、それぞれの言い分で損得が分かれる、書籍業界の課題を分かりやすく示した本著。

    でも、それぞれの立場の人たちが、一つの本をミリオンセラーにするべく、一体となって売り出して行く様子は胸が熱くなる。

    沙智の成長物語としても面白い。

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    2016年12月30日
  • 大神兄弟探偵社(新潮文庫nex)

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    恋人の身内が巻き込まれた事件を解決するために探偵社を訪れる男子大学生のはなし。

    この人の本はこの作品が初めてでした。
    モノや情景の描写が細かく、会話を流し読みすることが多い私には少し読みづらかったです。
    ですが話の内容は面白かったです。

    「変な天才とそれに振り回される普通じゃない普通の人」

    基本的に私はこの構図が好きなんだなと改めて思いました。笑
    男子大学生 友彦(ともひこ)のあの柔軟性には驚かされますね。普通なら付いて行かないです。でもそうしないと話も進みませんし(笑)何だかんだみんな普通じゃない。

    あとおばあちゃまの立ち位置。いいな~と思います。誰の役をやるかと聞かれたら迷わずおば

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    2016年10月06日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    進むにつれて疑問が解決するかと思いきや、いろいろミスリードもあり、最後まで注意して読まないといけない感じはあったけど、内容はなかなか興味深かったです。

    なんつーか、やっぱ子供産むのも育てるのも大変なんだよ、ほんと。

    2016.9.21

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    2016年09月21日
  • 暗殺者ソラ―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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    三巻目のが話が入り組んでて面白かった気がする。やはりアクション多めのシリーズだなぁと思うけれどそれがこの作品の特徴だし、普段読まない系統だから新鮮味はある。また茶道や大神流についての説明は面白かった。

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    2016年07月09日
  • 大神兄弟探偵社(新潮文庫nex)

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    探偵兄弟が茶道の家元の孫ということで、てっきり推理重視の探偵物と思いきや、まさかのミッションインポシブルばりのアクション連発に驚かされた。
    ハリウッドなみの派手な手並みを披露するには、どうも日本というのは、悪党的にもロケーション的にもせせこましすぎる気がする。

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    2016年07月09日
  • 暗殺者ソラ―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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     今回は戦闘シーンが多い。最初は敵がとても強大で恐ろしい組織のような描かれ方だったけど、実際の戦闘になると素人相手なのにあっさりやられるんだなーと少し肩透かしだった。
     とはいえ、対決の場面はハラハラしたし、黒幕も全然気づかなくて驚かされた。大神兄弟は相変わらず超人的だけど、一番かっこよかったのは比佐さん。

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    2016年05月22日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    親との死別、出生の秘密、ひきこもりなど暗い要素満載ながら希望を持てるハートフルストーリー。赤ん坊の可愛さと怖さもそれなりにリアリティがありますね。遥か昔、親になった頃を思い出します。

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    2016年05月01日
  • 大神兄弟探偵社(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    軽快でキャラの個性がうまく描かれてる。鏡市が絶対王者的なポジションでなんでも先読みしてるのが少しワザとらしい感じもしたけど全体的には楽しく読めた。最後のお父さんの登場からフィニッシュまでのスピードが早かったのは気になった。

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    2016年03月25日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    引きこもり中の21才の雅隆。そこに父親が突然赤ん坊を連れてきた。
    突然混じってきた赤ん坊にイライラしたり怖いと思ったり、彼の平穏が崩される。
    そんな中、彼の父親が突然死し、引きこもり状態で赤ん坊を抱えて途方にくれるはめに。
    赤ん坊の親が誰なのかもわからず、父が借金の連帯保証人にもなっていたり、大変な事に。

    民生委員の緒方さんから引きこもりの主人公に
    居心地の良い逃げ場所から抜け出すいいチャンスじゃないと言われたり、大災害のように泣き出す赤ん坊の世話に追われたり大変な目にあいながら徐々に社会復帰していく。

    特別養子縁組に結びつけたミステリー。
    子供の利益を守るという目的で制定されたこの制度、

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    2016年01月20日