里見蘭のレビュー一覧

  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    日常推理という分野は確立されているが
    答え合わせを古書や料理に限定して行う
    制約の中でこそ様式美が決まるものだな
    ついでに店主とパートナーとの距離感も
    読んでいて楽しみな作品です(´・ω・`)

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    2023年01月15日
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件

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    カフェと書店。この組み合わせはいいな。古書店にはあまり言ったことがないけれど、ビブリアとかでも楽しそうだし、掘り出し物とかにであえそう。
    天狗様のお話。必要な伝承。
    ランチ部。シェアハウスの楽しそうな、ちょっとビビる一面が見られた。

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    2022年10月18日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    ネタバレ

    結構な人気カフェ店になってしまい、新たな人員増加という新要素を加えつつ、いつも通りのすみれ屋

    常客の悩みに適切な本を選び出す紙野君の読書量と、他者の話を細部まで聞き漏らさず推理できる知識に脱帽

    紙野君の勧める本は、読書好きな人ならワクワクするかも

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    2022年09月22日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    紙野さんの洞察力は今回も凄い。
    すみれさんの他にも魅力的な女性が沢山登場して頼もしい。
    サンドイッチ・ラプソディのジョーさんのハンバーガーをはじめ、食べてみたいお料理がまたまたたくさん。
    今作は辻征夫さんの詩が引用されております。とても美しくて、こちらもぜひ読んでみたい。

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    2022年08月25日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    美味しい食べ物と本の紹介。
    書かれているライトミステリーも身近な感じで割と好みだった。
    本の紹介も興味を惹かれて、今度読んでみようかと思わされる。
    主人公の二人の今後も気になるところ。

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    2022年08月21日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    いつもながら紙野くんの勧めてくれる本は的を得ていてすごい。
    サンドイッチのお話はなんだかよかった。
    アメリカの文化のことをわかっているすみれや嫌がらせに屈しない楓はかっこいいな。

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    2022年07月19日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    菜の花食堂の続きを買おうと思った近くに置かれていた。タイトルに惹かれて購入。
    お客様のちょっとした悩みに、ベストマッチな古本を紹介してすっきりする。謎解きも楽しいけど、自分で納得できる過程はいい。健太くんのお話はあわやというところでなんとか回避。見えていないって怖いな。

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    2022年06月28日
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件

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    ネタバレ

    2巻でおしまいだと思っていたので久しぶりの3巻目でびっくり。
    すみれさんのおいしそうなメニューと紙野君のチョイスは健在。

    すみれさん、もうアラフォーなんだ…
    紙野君の叔父様、せっかく出てきたんですから、なんとかしてください…笑

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    2022年05月07日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    <古書カフェすみれ屋>シリーズ第二作。

    『紙野君がお客様に本を薦めるとき、なにかが起こる』

    カフェに来た客の悩みを聞いた紙野が本を薦めるという形で事の真相を教えるという変則的ななぞ解きものになっているのだが、このシリーズが単なるなぞ解きではないのがその先。
    真相に気付いた当人が自分でその先の一歩に向けて解決策を導き出し動く。それこそが紙野の狙いなのだろう。
    人の心も性格も千差万別。同じ本でも受け止め方は人によって違うように、同じ真相でもその先の一歩が違えばその先の道も分かれていく。何が間違いで何が正しいかではなくて、その人それぞれの生き方を自身で納得した上で選んで進んで行ってねというメッセ

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    2022年04月23日
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件

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    5年ぶりの3巻目。2巻からだいぶ間が空いてしまいましたが、テイストは変わってない。すみれさんが紙野くんを意識し始めてるから、ちょっと恋の要素が濃くなってきてるかな。各話の謎はどれもよくできています。古書を通じて提示されるヒントもちょうどいい匙加減です。
    次はもうちょっと早く出るとうれしいなぁ。

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    2022年04月05日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    出てくるお料理が想像も出来ない様な高級感…。紙野さんが「どうぞ」と差し出す本が人生を変える、というか好転させる、なんだか頼もしい内容で、思わず一気読みしてしまいました。続きも気になる。

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    2022年03月08日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    新しい仲間が加わり、カフェも盛況で読んでいてわくわくして楽しい。料理のこだわりがすごい。中で紹介される本にも興味が出た。

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    2022年03月02日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    料理にこだわりがあって素敵なカフェだと思った。近所にあったらお気に入りになりそう。
    本をおすすめして悩みを解決していく話の展開も面白い。小説の中でオススメされていた料理歳時記が気になって買ってみた。

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    2022年02月13日
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件

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    絶品メニューと名著が味わえる日常ミステリーの第3弾。
    深く追求しなければ、「こんな事もあった」だけで終わってしまいそうな出来事。

    だけどそのままだとお互いが納得いかずに関係性も悪くなってしまう…という日常の謎に本を紹介し、読んでもらって解決する。

    その古書担当の紙野君が紹介する本に凄さを感じる。

    なぜ、その本⁇なのか…
    今回4冊とも読んだことのない本なので内容がわからなかったことに関係するのかも…⁇と思ったが、
    やはり最後まで完璧に予想はできなかった。

    「シェアハウスのランチ部事件」は、アッパレとしかいいようがなかった。
    この中で勧めていたカーポティ短篇集「銀の酒瓶」は読んでみたいと思

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    2021年12月22日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりの再読
    緒方さんが母親、タカヤがしーちゃんの子 というのは覚えていたもののその間の話がすっぽり抜けていたのでミスリードに踊らされ、後半の続きが気になる……!となる勢いがすごい。
    昔読んだ時よりもまあくんの逃げ腰な部分に色々感じるようになったことに自分の変化も感じつつ、でも最後にはこの子は大丈夫そうだな と思える成長物語としてもとてもよかった。大好きな小説のひとつです。

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    2021年12月03日
  • 古書カフェすみれ屋とランチ部事件

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    わーい、すみれ屋さんの3巻!!
    と前のめりで読む読む。

    相変わらずお腹が空くし、紙野くんのおすすめ本は気になるし、どうしてわたしの住む街にすみれ屋さんがないのかと地団駄踏みたくなる。困った。

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    2021年11月14日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    父が預かってきた赤ちゃんを引きこもりの男の人がてんやわんやしながらも頑張って育てる!
    そんな愛情物語かと思ったらミステリーでした!
    合間合間に出てくる主人公とは接点なさそうな人たちはどうお話に絡んでくるんだろうと思っていたら、、終盤でびっくり!!
    でも私の理解能力が低いからか、本を読み終わっても全てが繋がった!とはならず、メモに書き出してやっと頭の中で時系列や相関図を整理出来ました
    また読み返したい!

    運命に動かされたんじゃなくて、自分の意思が運命を変えた
    っていう考え方が素敵だなと思いました

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    2021年10月14日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    心に響くミステリーの第二弾。

    前作を上回るほどの料理に関する熱量が凄い。

    もちろん悩める人に勧める本のチョイスが憎いほど的確すぎてまたまた驚かされた。

    答え合わせをしてくれないと謎が解けないのは、もはや頭の回転が悪いのか…と少々落ち込むが。。

    もう一度読みたいと思ったのは「台所の音」

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    2021年10月11日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    読み進めるうちにだんだんとハマっていく。。

    なにしろ古書店カフェのオーナーすみれさんが作るランチとビストロ、バルは、凄く凝ってるうえにおしゃれで美味しそうで、近くにあれば通うの間違いないと思わせる。

    それだけでなく聞き上手というか、人の心をほどかせる何かをもっている。

    それを上回るのは、古書店主の紙野君。
    一見、クールに見えてなかなか人の気持ちを汲み取るのが上手い人だとわかる。
    悩める人に勧める一冊の本は、まるで魔法か…と思うくらい完全に心を動かす本、その人のベストな一冊なのだから…

    5話あるが、お勧めの本はすべて名著である。

    「にんじん」と「料理歳時記」をもう一度読みたいと思った。

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    2021年10月11日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    悩みを持ったお客さんが来店する
    すみれさんが全ての欲を満たす美味しそうな料理を提供し、悩みを解決するためのきっかけとなるであろう本をおすすめするお話

    実際に存在する本っていうのが好きなところ
    それで毎回悩みや問題がその本で解決される過程が納得するからめっちゃ気持ちいいし、よく作り込まれてるなぁと尊敬している

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    2021年03月07日