里見蘭のレビュー一覧

  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    面白い
    扱う謎が日常的なものなのもいいし、料理も美味しそう
    大好きな作品です
    あと、でてくる本が実在する本で、その本を調べて読んでみるのも楽しい

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    2020年08月12日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    今回も読みたくなる本がいっぱい。好きな人がお酒好きだから自分もそう装ってしまう気持ちわかるなぁ。雑誌の取材の料理代てやっぱり貰えないんだ。すみれさんは新メニューを試食してもらう、て感じで納得しているみたいだけど、雑誌社側が「当然無料」と思っているのはおかしいと思う。「宣伝してる」ていうなら、その宣伝効果に対して責任持つべき(何%増やす、とか)。包丁隠すて、陰険。結婚しても嫌がらせされそう。

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    2020年07月18日
  • 古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

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    古書カフェすみれ屋で出される食事がどれも美味しそう。紙野くんに本を勧められてみたいし、カフェごはんも食べたいし、すみれ屋近所に欲しい。「百万円の本」の香奈子さん、紙野くんが気がついてヒントをくれたから良かったものの、それがなかったどうなったのか?幸せを求めても良いけど、色ボケは別でしょ。

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    2020年05月06日
  • ミリオンセラーガール

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    出版社の販促部の新入社員の奮闘ストーリー。
    頭を使わず一気読みできるので、「気分爽快モノがサクっと読みたい!」という方におすすめ。
    書店営業については全く知識がなかった為、営業経験者としては書店へのアプローチ方法が興味深かった。
    主人公の言葉遣いなどが好きになれなかったが、主人公以外のキャラも立っており、物語に愛着が持てる。
    本屋さんに行きたくなりました。

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    2020年05月05日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    よくある謎解き店員系の作品ですが、料理と本を2つ組み合わせているところが特徴的です。
    料理に関しては形容詞を盛り過ぎているせいでかえって魅力を感じませんが、本の選択は秀逸。
    本と謎のどちらを先に決めてから書いているのか非常に気になります。やっぱり本かな。

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    2019年11月21日
  • ミリオンセラーガール

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    ネタバレ

    最初の頃の沙智の仕事に対する姿勢は気分悪かった~。口だけで努力もしないし。仕事をなめている。途中で考えが変わってからはまあよかった。手がけた小説が大当たりして、でもその陰でお世話になったお店が閉店して。本を巡る環境は悪化の一途ですよね。書店は減るし、書店員さんの労働環境は最悪。一読書好きとして応援しています。

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    2019年03月15日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    母亡き後引き籠もる事四年の二十一歳雅祥が父の急死により急遽託された赤ん坊の育児。不妊症夫婦や産婦人科医や中学生の妊婦を挟みつつ、従姉に助けられ民生委員女性に叱られる。現実の養子縁組制度のうねりが説明だけで圧巻。タカヤの愛くるしさに絆される雅祥の育児パートがとてもすき。結末は胸が控え目ながら破れそう。

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    2018年10月16日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    ネタバレ

    古書カフェすみれ屋シリーズ2弾。

    あいかわらずすみれ屋の料理がめちゃ凝っている。
    あまり料理にこだわりのない自分としては、すみれの料理への探求心にひれ伏すばかり。

    一人でこれだけの料理の仕込みから片付けまでやってたら、まわらないんじゃないか…と心配してたら案の定。
    今回からすみれ屋のファンで、おいしいものが大好きな新キャラほまれも加わった。
    すみれの料理のファンを自認するだけあって、一層すみれ屋の料理の描写が詳しく、そして美味しそうに表現されてる。出てくるメニューを読むたびにググってしまう。

    ほろ酔い姉さんの初恋…酒を愛する32歳独身女性の初デートの失敗の訳
    (パテ・ド・カンパーニュを使

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    2018年06月19日
  • 誘拐サーカス―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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    現実離れした事件の内容と、それを追うなんでもアリな探偵たち。
    007やルパン三世を彷彿させると言ったら言い過ぎですが、そこまでやるんかいと突っ込みたくなるようなアクション描写は頭を使わずに楽しんで読むのにピッタリです。
    もう少し練られた展開なら文句なしに星4つのところですが、3.5がないので今回はやや甘めです。

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    2017年12月18日
  • 古書カフェすみれ屋と悩める書店員

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    2冊目もよかった。出てくる料理はどれも美味しそうだし、提示される謎もさりげないけど考えさせられるものです。
    この本の欠点は出てくる料理を食べたいと思っても、こういった本格的なサンドウィッチ系はなかなか食べられないということでしょうか。

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    2017年05月28日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    僕の自殺未遂。母の死。失われた“あの日”の記憶。ひきこもり続けて、もう四年。父が、家に傍若無人な赤ん坊を連れてきて、僕の生活は、無茶苦茶になった。でも、生きる目的は復活。

    漫画チックな表紙で少しひるみながらも、あらすじがどうにも気になって購入。
    所謂ニートが、見知らぬ赤ちゃんを世話する事によって次第に上向きになって行く話ですが、母親は死別で、父親も序盤で無くなる為結構かわいそう。21歳時分で同じ境遇になったら絶望ですね。
    成長小説、叙述ミステリーが混ざっているので結構盛り沢山なんですが、それを感じさない纏まりが有って、物語としてとても面白かったです。この

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    2017年02月10日
  • ミリオンセラーガール

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    ネタバレ

    どストライクでした!

    本に惚れ込み、それを売る人たち。
    そこに関わるすべての職種
    すべての立ち位置から
    本を作り 売ることの何もかもが
    描かれている おそらく稀有な一冊。

    その人たちがお仕事、日常の中に抱える
    ジレンマ、苦悩、反発、哀しみ、喜び、
    一体感、達成感、ときめき、愛惜……

    ここまでがっつり描きこまれていると
    もう本を愛する者にはたまりません!

    ひとりひとりの個性もメリハリがきいて
    ストーリーにも背景にも 不足や無駄を
    まったく感じなかった。

    校閲ガールより
    わたしはこちらを推したいです。

    作者の綿密な取材力と筆力を
    堪能してください。

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    2016年12月11日
  • 大神兄弟探偵社(新潮文庫nex)

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    天才的な頭脳を持つリーダーと、ピンチを救う小道具、何故か探偵と協働する警察と、名探偵コナンばりの展開を見せるアクションエンターテインメント。
    事件はかなり非現実的だけど、まあ面白かったからいいか。

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    2016年07月23日
  • 誘拐サーカス―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    本屋に二巻目がなかったからとばして三巻目を。一巻目よりは面白かった気がする。相変わらずの鏡市の先読みスキル。ちょっと現実味がないけれどそういうものだと思って読む分には楽しい。
    カゲロウが割とあっけなく死んだのが惜しかった。土壇場で物語が急スピードで進んでくのも相変わらずな気がする。次巻があるとするなら黎には戻ってきて欲しい。

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    2016年07月04日
  • ミリオンセラーガール

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    失恋と失業。二十歳の女性・沙智は、不幸のどん底に。そこでアパレルで働いた知識を活かし、ファッション誌の編集者になろうと一念発起し、出版社に就職することに。
    配属されたのは販売促進部。本に興味のない沙智は、上司や他部署のスタッフ、また書店員達からあまりの無知に呆れられるが、書店での研修や、無名の作家の作品を売るための販促プロジェクト等を通して、徐々に仕事に熱を感じるように。
    本、書店、編集、流通、出版界を巡る様々な知識が網羅されている。著者の取材能力の高さを感じた。
    (印税に関しても知識がついた。印税は大体10%らしい。1000円だとしたら100円。そして芥川賞にノミネートされたとしても、初版は

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    2016年06月15日
  • ミリオンセラーガール

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    アパレル業界からファッション雑誌の編集に転職を希望するも、業界の知識ゼロなのに販売促進部に配属された女の子の話
    業界の知識がゼロなので、同じく何も知らない読者層にもわかりやすい
    書店や編集視点の作品はあるけど、販売促進や流通システムの視点で描く作品は珍しいかな
    書店研修の部分では書店あるあるも紹介されてるし、出版業界全体を網羅している
    (「暴れん坊本屋さんでもあったネタだなぁ」とか思ってたら、参考資料で暴本が載ってて「あ~、やっぱり」と思った)

    ちなみに、似たような名前の出版社が多いというところで、うちの会社の名前があって、ちょっと笑える
    うちも一応出版社なんだよなぁ(笑)

    あと、作中の書

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    2016年05月21日
  • さよなら、ベイビー(新潮文庫)

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    想定外の掘り出し物。家にも帰らず、喫茶店に寄って久々の一気読み。ミステリとしても、心温まるエンタメ小説としても楽しまさせていただきました。都合のいい部分はあるが、それでもいい。

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    2016年04月20日
  • 誘拐サーカス―大神兄弟探偵社―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    え!?続きはどうなっちゃうの……?

    と、巻末まで読んだあと久しぶりに次の巻の心配をしてしまいました(;゜゜)
    ので、次回作に期待をこめて。


    (次回作あるならば、意外と普通に冒頭から黎が復活していそうだけれど)

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    2016年02月03日
  • 小説L DK 柊聖’S ROOM(2)

    けっこーいい☆

    けっこーいい感じ♪

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    2016年01月24日
  • ミリオンセラーガール

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    アパレルショップをリストラされた沙智は心機一転、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ入社するが、配属されたのは販売促進部…どこそれ?なにする部署?…とお話が進んでいく。個性豊かな周りの人物に囲まれ、無名作家の小説をミリオンセラーにせよ、と命令され必死に奮闘する沙智。
    本当に登場人物が個性豊かに描かれていて、文章も少しコメディが混じっていて思わずクスッと笑えます。以下、気に入った文章。

    沙智も理子も酒が好きだ。専門学校時代も、同級生たちから、その飲みっぷりを「おやじみたい」とよくからかわれた。不本意だ。そんじょそこらのおやじには負ける気がしない。

    どうしてだろう。ぴかぴかの新車としてこの

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    2016年01月07日