細野不二彦のレビュー一覧
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大阪に来た太郎が街で偶々出会ったのは、知らない女性を連れた太郎の父。そして試合会場で遭遇したのは、初戦の相手ガルシア。太郎は覚えていなかったが、ガルシアにとって太郎は優しかった姉を殺した男の息子として、私怨を向けられていた。その呪怨は太郎の思考を迷走させ…。
どうにか試合には勝利したものの、信金職員...続きを読む -
会長にすら知らせていなかった引退を掛けて上がったリング。
プロデビュー3戦目にして、1ラウンドで初KO、初勝利。
ボクサーとしても信金職員としても順風満帆…、などという事は起こり得るべくもなく。
しかし、チケットを無償で配った効果があったか、これまで話しを聞いても貰えなかった相手か声を掛けられる様に...続きを読む -
速水卓との試合をドローで終え、2戦1敗1分で勝ち星なしとなった太郎。
打たれた顔を腫らして出勤するも、その当日から本部の検査があり、上司から入店を力尽くで阻止される太郎。
更には就職を世話して貰ったおじさんからもボクサー引退を迫られ、次の試合で負けたら引退する事を口走ってしまう太郎。
その試合相手も...続きを読む -
時は昭和の香りも未だ色濃い平成の初頭、ボクシング漫画というと暴力的な展開の作品も多かった時代、信用金庫に勤めながらプロボクサーとなる吉野太郎の少し異色の物語。
未だ初巻なので、ガルシア、森崎みほ、太郎の母親、花形青児、速水卓、大卒同期や同僚ら、関係性が全ては開示されていない中で進む展開。
太郎の潜在...続きを読む -
ソシャゲからウクライナ紛争まで、直近の話題をふんだんに詰め込んだエピソード。
そこだけにフォーカスすると、数年後見ると冷めてしまうけど、ストーリーのきっかけ程度に使っていてテーマの本筋は別にあるのが良かった。
久しぶりに読んだけど、サラちゃんも館長もこんなに乙女チックなキャラだったっけ?
また昔の作...続きを読む -
親子話が多い。
コロナで離婚した貧しい母の話、
アメリカのレプリカ作成しちゃってる人と幼女誘拐事件(映画:美術館を手玉にとった男のモデルかな?)、
息子に尊敬されたくていろいろやってたぼけた父の相続の話、
ミャンマーのブローカーの人を探して過激派のリーダー(娘に会う話)
三田村母の思い出の品の話←楽...続きを読むPosted by ブクログ -
今どきの若手エリート美術商と、日本の贋作師。
茶器の女体ゲーアプリの話。
ひさびさの知念さん登場話!。
最終話の三田村さんとフリーポート(保税倉庫)で二人で美術品補修する話面白い~~!Posted by ブクログ -
この作品の凄いところは幅広い芸術に触れられるところ。ある作品は絵画であり、ある作品は茶器であり、芸術に関しては何でもOKと言うのがすごい
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バンクシーの独自の解釈が登場。
現代美術の有り様が描かれている意欲作。
フジタのとんがった所と、デジタルによって美術の時代が更に変わった今についての考察が面白い。
三田村館長が今までで1番可愛かった。 -
知的な作品です。
絵画の奥の世界、美術館の仕事、作家たちのことなど、いろんな事を知ることができて、さらにミステリーが絡むので、飽きません。名作好きな人には是非読んでほしいです。 -
オーナーと宝石との関わりが妖しい。
アクションもあり、知識あり、で読み応え抜群。
石、なんだけどなぁ。なぜ昔から人は色のついた石にこれだけ惹かれてきたのだろう?
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仏像の世界も知りませんでしたが、昔の人が何を思って仏像を彫ったのか、昔の日本がどのような社会だったのか、その時間や空間が現代の目の前に立ち現れてくる。
そんな一冊です。 -
美術館の運営も色々あるのだなぁ。
経営者によっても変わるし、スタッフが阿呆か賢いかによっても変わる。ただ愛でるだけではなく、実用品としての芸術についての考察が楽しめる一冊。 -
巻頭カラーのグラビアが、表紙と同じく花をあしらった衣装やホットパンツ姿のカットが、グラビアというより、個展で載せてるようなアート感があって、ステキです。
加えて、デジタル版限定のグラビアは、ロリータ衣装に扮したカットもあり、楽しめました。
また、あくまで個人的な見解ですが、「マイホームアフロ...続きを読む -
作者の自伝的青春記。ステレオタイプな苦労話ではなく、主人公の才能も経歴も人脈も一見華々しすぎるぐらいに華やかで、得られたチャンスも努力でしっかりモノにしているのに、彼の家庭の事情や、「人の命」に関するとある出来事が心に深く影を落としていて、そのことがこの物語全体に独特のトーンを作り出しています。
1...続きを読むPosted by ブクログ -
朝、コンビニで購入。
昼、電子書籍を眺めていたら、【デジタル版限定グラビア増量「新内眞衣」】と発見!
こうゆうの今まで知らなかった。
次からは電子で。