あらすじ
国立瑞宝美術館の依頼で絵画を修復したものの、一向に代金が支払われないため取り立てに向かったフジタ。だが応対した若い館員達は、館が独立行政法人になってから集客イベントが重視される反面、地味な部門には予算が回らなくなったと逆に不満を漏らしてきた。さらに彼らは、新館長が収蔵作品の横流しを企んでいると訴え、フジタにリアトリビューション(真贋鑑定)を頼むのだが…
...続きを読む感情タグBEST3
芸術は誰のものか?
美術館の運営も色々あるのだなぁ。
経営者によっても変わるし、スタッフが阿呆か賢いかによっても変わる。ただ愛でるだけではなく、実用品としての芸術についての考察が楽しめる一冊。
Posted by ブクログ
完結したよー。
幻のモナリザやサラのことなんかをするっとまとめたよい最終話だった。
こういう数話で1つの話が終わる蘊蓄ものはさらっと読めていいです。
Posted by ブクログ
細野不二彦氏自体が最近少し絵が雑になっている気がします。・・・いや、そんな作風になった、と考えるべきなんでんしょうか。20巻過ぎたあたりから、なんか画面が荒くなったなあ、と。
物語自体は大好きです、いや〜勉強になったなあ。美術に(といっても幅広いですが)興味がある人は一読アレ。荒唐無稽ではあるけれども、ほほ〜・・と知識も増えていきます。キャラクターも魅力的、カニとパチンコ大好きな藤田とアラブ人のサラちゃんのコンビが微笑ましいな。
Posted by ブクログ
美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。
Posted by ブクログ
アニメ化+連載終了を聞いてびっくり(情報遅っ)。本屋に行くと最終巻が平積み。途中からアートが主題から添え物ぽくなって連載を追わなくなったけど、改めて読むと話の構成は巧みだし勢いもあり、読ませてくれました。教授フジタと細野先生に敬意を表して。