細野不二彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫画家細野不二彦の自伝的青春漫画。
細野不二彦というと、自分の中では神風の術「さすがの猿飛」の人です。アニメで知りました。ドタバタコメディの印象が強くて「ギャラリーフェイク」書いている人と同一人物と知ったときには驚いたものです。
80年代SFブーム、80年代ロボットアニメ。令和の今にも影響を与える漫画やアニメが生まれた時代を、先駆者でなく当事者として駆け抜けてきた人たちの青春群像劇になるのかな。一つの時代の記録として楽しみです。
知らないことが多いですけどね、この時代のサブカル。
いや、90年代も00年代も、どの時代であっても自分が興味持ったこと以外は詳しくないのですが、時代の空気を知る一助 -
無料版購入済み
やはり作者の代表作の1つ
1979年に漫画家デビューしているという細野不二彦の、中期以降の代表作の1つだと思う。
(初期はやはり、アニメもヒットした「さすがの猿飛」「Gu-Guガンモ」があるので)
絵としては既に完成されており、十分キレイ。
2010年以降の比較的新しい作者の作品と比べても、全くそん色ない。
また、何と言っても主人公フジタと助手かつヒロインのサラのキャラがすごくよい。
この2人のキャラは、この作者の長いマンガ歴の中でも屈指のコンビと言えると思う。
連載開始は1994年と古く、ところどころに時代を感じる描写もあるが、テーマが普遍的な「美術品」という事もあり、大筋では古さも気にならな -
購入済み
久しぶりに安心して楽しめる作品
理系の私でも違和感なく味わえる、のめり込める、しっかりした調査の内田で書かれた作品だと思います。引き込まれて、感動です体
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ネタバレ 購入済み
新人として突然やってきた訳あり美人ドライバーが、通称「ゴミ山」と呼ばれるタクシー会社に変化をもたらす…という作品紹介だけ見ると主人公がバリバリ会社変革をしそうだけれど、この「ヒメタク」は飽くまでタクシードライバーと乗客、もしくはその周辺に主眼を置いた人情噺。
一話完結で進むこともあり、細野作品の中では「りざべーしょんプリーズ」や「ビールとメガホン」に近い雰囲気でしょうか。
元レーシングドライバーの主人公は運転技術には長けていても、乗客たちがそれぞれ抱える問題を全て解決するほどの力はありません。しかしそれが却ってこの作品にリアリティを与え、各話のドラマを生んでいると思います。
2巻 -
購入済み
世相を反映してて良い
昔っから読んでいて、そのお陰で美術にも興味を持てたし、旅行先の美術鑑賞も楽しめて人生が豊かになったっと思っている。
さてそんな最新作は、トランプやコロナの世の中を反映しており現在進行形のアートマンガ感が世相を反映しており共感を呼ぶ。
内容は言わずもがな、安定したストーリーです。