細野不二彦のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ロボット好きを集めて新会社を!
慰安の為に行った温泉地での出来事をきっかけにこれまで周辺をかぎ回っていた、ロボット王子を味方につけられそうになったり、昔の上司が目指していた社会に役立つことの意味がわかり始めたり、そもそもカノンの意味が分かり始めたりと、いろいろな謎が解き明かされていきました。新会社をつくって前途洋洋な感じだけれど、この先の不安材料も仕込まれていて、、、いよいよ次巻が最終巻らしいけど、今から楽しみですな。
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購入済み
お帰りなさい!
フジタの次の活躍を見れて嬉しい!
サラとの関係も見ていて小気味良い。
是非、現代版の美術トークをもっともっと聞きたい。若沖の話はじんわりと胸に迫るものがあり、美術のみならず、生命や社会のあり方を1人1人に問いかける作品だと思った。
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全年齢推奨
主人公フジタとサラのもどかしい関係を楽しむも良し。
美術・骨董・科学・歴史等の知識を得るも良し。
作者の成長してゆく画力を見守るも良しの、五つ星作品です。
いろいろなジャンルへの扉を開けてくれる、デパートな作品です。
全巻リアルで買い揃えました(^ ^)たまにアダルト表現ありますが、ぷぷは当時小学生で読めてたので、大丈夫だと思います。
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購入済み
良くも悪くもマンガ
ユーモラスでH、でも頼りがいのある主人公。そしてなぜか可愛らしいヒロイン。良くも悪くも昔懐かしいマンガです。でも本来のマンガって単純明快なもののほうが面白いかな、と思い買ってしまいました。
期待は裏切られず、昔々の余韻にひたっております(おやじだなぁ~) -
Posted by ブクログ
ネタバレ細野不二彦先生の大作完結です。
私はこの作品を、天宮詩織が家族への愛憎に身を焦がしながら栄光への階段を登り、そして最後に破滅するサスペンスものだと認識しています。
父理一のようにジャーナリズムの理想を追い、母さおりのように自らの城を手に入れるために戦い、そして最後は自ら果てる。詩織の生き方にはその両親の人生と理想が強く反映されています。
両親の生き方を受け継ぎ、両親の思いや考えを感じ取り、そして最後には自ら命を絶ちます。彼女は、自ら命を絶つことで、今は亡き両親に寄り添い、彼らの感じた悲しみに寄り添い、それを共に分かち合います。そしてその先に、死の間際に父理一が夢見た、家族三人の温かい光景があるのではないでしょうか。
難点を上げるとするなら、最後のビデオ公開の際にジャーナリズム的動機(父由来)だけじゃなくて母への愛憎も描いて欲しかったなあと思いますし、その意味でビデオと集団自殺の真相は少し弱かったと感じます。
後はサスペンスとして纏めたために、本城律子等の序盤中盤のキーパーソンが脇に追いやられた感が強かったことでしょうか。せっかくだから後日談で補完して欲しいところでした。
最後に、最終ページの一つ前の見開きは、漫画史に残るような、本当に美しいシーンだったと感じます。
また、細野先生にこのような作品を書いていただけたらなと思います。 -
Posted by ブクログ
『電波の城』が23巻をもって完結しました。素晴らしい幕切れでした。
細野不二彦はミドルティーンの私にとって『さすがの猿飛』『どっきりドクター』『Gu-Guガンモ』など少年誌で素敵なコメディを紡いでくれる作家でした。しかし活動の舞台を青年誌に移した後はあまり食指が伸びず、『愛しのバットマン』(これは主人公の造型が好きでした)を最後に十年ほど彼の作品から遠ざかっていました。『電波の城』1巻発売時に書店で手に取ったのは本当に気まぐれだったと思います。しかし、この十年ぶりに読み始めた細野作品は、とてつもない吸引力を持って私に迫ってきたのです。以来8年間、本当に楽しませてもらいました。
作品の最初から谷口ハジメの回想記が織り込まれていましたが、その回想記が綴られることとなる経緯は、最終巻で初めて表現されています。谷口が詩織の犯行という真実にたどり着き、2人は対峙する。そのぎりぎりのせめぎ合い(84ページ3コマ目の詩織の表情が実にいい!)を経て、谷口に全てを書き留めてもらおうと語りはじめる詩織、そして、恋人として報道人として彼女に向き合う谷口。この6ページにわたるシーンは、ここまで読み続けてきた読者をぐっと深みに引きずり込み、そして最後の「事件」へ向かう必然を予感させます。
ラストでは、全国を揺るがす「事件」に並行して、天宮理一のことを「オジサン」と呼んでいた詩織が「お父さん」と呼びはじめるきっかけが描かれています。その現在と過去が一瞬に結びつく、最終ページひとつ前の見開き──この詩情を描くための全23巻だったとすら思わせる表現でした。本当に素晴らしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ謎のマジシャンが徐々にその人格を露わにし、安全圏から表舞台へ出て来ざるを得なくなっていくところが、マジックのネタばれのようでドキドキした。
さまざまな家族の関係が描かれてきたけれど、主人公の元家族が出てくるとは思わなかった。とくに息子との関係は。
結局、最後に春居の味方になったのが同じ組織の仲間ではなくマジシャン達だったというのも・・・おもしろい。
絶望した春居が手にナイフを刺そうとしたところが、死を選択するよりも辛いことだったのだと分かる。やはりあなどれない小泉じゅん。やったね!
たまたまかもしれないが、二人の重要なシーンはいつも海である。
溺れる小泉じゅんを助ける春居(見開きで海の中)、
孤独な戦いを始めようとする春居の前に現れる小泉じゅん(背景イメージ海、やはり見開き)、
そして崖の二人(背景海)。
『正義とはなんだ』終始一貫してこのテーマだったと思う。柳原もだれかにとっては正義だったろう。
冬(彦)から春(居)へ。
生まれ変わった主人公は新天地へ。
とりとめない感想になってしまった。とてもおもしろかった。 -
Posted by ブクログ
手塚治虫さんの、ブラックジャックの画商版。
と言うと、誤解がありそうでナンですが。
ダブルのスーツに身を包み、世界を渡り歩くアートディーラー。
美人中年で、凄腕の修復家で、ちょっと皮肉屋でかなり照れ屋。そんなおいしい設定の主人公が、たのしいイベントに巻き込まれまくって、色とりどりのステキなオジサマたちと対決し、命と貞操の危機(多分)もりだくさんのドキドキ冒険コミックス。
…だと思ってます(良い笑顔で)
細野さんの作品は、こっそりと同性愛をにおわせるストーリーがあるので、そう言う部分に食いついてしまう自分は、やっぱり女子なんだなあとしみじみしたり。