細野不二彦のレビュー一覧
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購入済み
良くも悪くもマンガ
ユーモラスでH、でも頼りがいのある主人公。そしてなぜか可愛らしいヒロイン。良くも悪くも昔懐かしいマンガです。でも本来のマンガって単純明快なもののほうが面白いかな、と思い買ってしまいました。
期待は裏切られず、昔々の余韻にひたっております(おやじだなぁ~) -
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ネタバレ細野不二彦先生の大作完結です。
私はこの作品を、天宮詩織が家族への愛憎に身を焦がしながら栄光への階段を登り、そして最後に破滅するサスペンスものだと認識しています。
父理一のようにジャーナリズムの理想を追い、母さおりのように自らの城を手に入れるために戦い、そして最後は自ら果てる。詩織の生き方にはその両親の人生と理想が強く反映されています。
両親の生き方を受け継ぎ、両親の思いや考えを感じ取り、そして最後には自ら命を絶ちます。彼女は、自ら命を絶つことで、今は亡き両親に寄り添い、彼らの感じた悲しみに寄り添い、それを共に分かち合います。そしてその先に、死の間際に父理一が夢見た、家族三人の温かい光景がある -
Posted by ブクログ
『電波の城』が23巻をもって完結しました。素晴らしい幕切れでした。
細野不二彦はミドルティーンの私にとって『さすがの猿飛』『どっきりドクター』『Gu-Guガンモ』など少年誌で素敵なコメディを紡いでくれる作家でした。しかし活動の舞台を青年誌に移した後はあまり食指が伸びず、『愛しのバットマン』(これは主人公の造型が好きでした)を最後に十年ほど彼の作品から遠ざかっていました。『電波の城』1巻発売時に書店で手に取ったのは本当に気まぐれだったと思います。しかし、この十年ぶりに読み始めた細野作品は、とてつもない吸引力を持って私に迫ってきたのです。以来8年間、本当に楽しませてもらいました。
作品の -
Posted by ブクログ
ネタバレ謎のマジシャンが徐々にその人格を露わにし、安全圏から表舞台へ出て来ざるを得なくなっていくところが、マジックのネタばれのようでドキドキした。
さまざまな家族の関係が描かれてきたけれど、主人公の元家族が出てくるとは思わなかった。とくに息子との関係は。
結局、最後に春居の味方になったのが同じ組織の仲間ではなくマジシャン達だったというのも・・・おもしろい。
絶望した春居が手にナイフを刺そうとしたところが、死を選択するよりも辛いことだったのだと分かる。やはりあなどれない小泉じゅん。やったね!
たまたまかもしれないが、二人の重要なシーンはいつも海である。
溺れる小泉じゅんを助ける春居(見開きで海の中) -
Posted by ブクログ
手塚治虫さんの、ブラックジャックの画商版。
と言うと、誤解がありそうでナンですが。
ダブルのスーツに身を包み、世界を渡り歩くアートディーラー。
美人中年で、凄腕の修復家で、ちょっと皮肉屋でかなり照れ屋。そんなおいしい設定の主人公が、たのしいイベントに巻き込まれまくって、色とりどりのステキなオジサマたちと対決し、命と貞操の危機(多分)もりだくさんのドキドキ冒険コミックス。
…だと思ってます(良い笑顔で)
細野さんの作品は、こっそりと同性愛をにおわせるストーリーがあるので、そう言う部分に食いついてしまう自分は、やっぱり女子なんだなあとしみじみしたり。