亜樹直のレビュー一覧
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太陽ビールのワイン事業部に新たに配属されることになった新入社員の木戸竜介(きど・りゅうすけ)は、ワインを飲もうともせず、雫たちと打ち解けることができません。そんな彼の気持ちを変えさせるために、雫は軽井沢の別荘を訪れ、父・豊多香ののこしたワイン・コレクションを見ることになります。
後半は、おなじワイン事業部に所属する川俣さんの娘の結婚をめぐるエピソードです。娘の恋人はフランス人で、その父親が日本人との結婚に強硬に反対しているということを聞いた雫は、父親の頑なな心を解くために尽力します。
さらに、雫のかつての上司だった長崎和雄(ながさき・かずお)が急死し、長崎が雫とともに飲む約束をしていたワイ -
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一青は、自分に欠けている「渇き」とそれを越えたところにあるワインをさがし求めて、単身でタクラマカン砂漠へと旅立ちます。命の危機にも直面しながら、ガイドのローランという女性との出会いを通じて、一青は新たな境地に進んでいきます。
一方雫は、知人でミステリ作家の夏八木舞子(なつやぎ・まいこ)のもとに届いたワインと脅迫状をめぐる事件をみごとな推理で解き明かすというエピソードを挟んで、ついに「第二の使徒」のこたえを出すときがやってきます。
シャトー・パルメ2000年のワインに「モナ・リザ」の姿を見たと思った雫でしたが、そこに現われたのはダ・ヴィンチそのひとであり、女性的なやさしさが欠けていることを思 -
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神咲豊多香の遺言状に記された「第一の使徒」をめぐる決戦がおこなわれ、雫と一青はそれぞれがこれこそ「第一の使徒」だと確信するワインを持ち寄ります。完璧を求める一青は、グレート・ヴィンテージである1999年のジョルジュ・ルーミエのワインをえらびます。しかし、完璧であるがゆえにそこで物語が終わっていると感じた雫は、あえて多くの作り手たちが苦しんだ2001年のワインで勝負をかけます。はたして結果は雫の勝利となります。
本間が片思いをしていたワイン・スクールのフランス人教師カトリーヌ・ノエラが結婚するというエピソードを挟んで、みやびの初恋の相手だった高杉の会社が、太陽ビールと新たな契約を交わす話になり -
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ネタバレワインに偏見があるというか、それ以前の問題に見える若手社員。
横暴を許しているし、そもそも彼らが会社のお金で
勤務時間中にお酒を飲んでいるし
しかもそれが私的な問題の解決の為だったりするので
その辺りもどうなのだろうと思うが、漫画なのでそこは置いておくとして。
コレクションが単なるコレクションではなくて
父親そのものと雫が気がつけたことはとても素敵だ。
お父さんのテイスティングのメモが、日記のようで
とても人間味がある。
新人、思惑にあっさりはまってくれて急に素直になった。それはいいが、こういうキャラにするのならもうちょっと「人として酷い」言動は無しにしておいて欲しかった。掌返しされても好 -
ネタバレ 購入済み
主人公の神咲雫は有名なワイン評論家である父の遺言で遺された
時価何億円と言われる貴重なワイン12本をめぐって
父が養子にしていたワインに詳しい男と争う話で
ワインの勉強になりそう。 -
購入済み
神のしずくの世界のお話
神の雫の間の出来事。
こちらは、少しシリアス度は低めです。
ですがワインはもちろんたくさん出てきます。
ワインもそうですが、隣の畑でもすべての作物はすでにおいしさが違ってくるので土は奥深いと思っています。
ワインはアルコールなので余計に、その違いを語るのが面白いのではないかと思います