亜樹直のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
借りたもの。
前巻の続き、”神様”の代わりが”神様の悪戯”という、粋な謎かけから始まる。
ワインのエピソードと人生が準えられ、年月をかけて熟成された情愛という形にもなっていた。
遠峰との対決では彼に軍配が上がったが、一般的に伝わるワインの蘊蓄とイメージよりも、そこに己の人生を見出す方に価値がある――
遺言というものが、故人の人生観、さらには遺族への思いであるなら、もう既に神咲雫に軍配が上がっているようなものなのでは……
神咲雫がそれを理解するため、研ぎ澄ますために遣わされた洗礼者ヨハネが遠峰、という事かも知れない。
フランスワイン対イタリアワイン対決とは興味深い。
そして今のところ憎まれ -
Posted by ブクログ
借りたもの。
日本でのフランスワインの知名度を、より上げた漫画をようやく読み始める。
デキャンタを取り上げる導入から、初心者でもワインの奥深さを伝える凄い描写だと思う。
オキモト・シュウ氏による美麗な漫画、音楽のイメージ、引用される名画の数々は、ワインの味や香りが、嗜む人に与える想起――教養や歴史的背景を読み手に伝える。
文章量の多さにも感嘆……
ソムリエになるため勉強しているみやびちゃんがいるおかげで、トレーニングツールがあることを知ったり…
香りの描写、匂いに関する表現がとても豊か。繊細な分類を的確に表現する能力に重点が置かれているようにも思う。
著名なワイン評論家であり父親・神咲豊多香