松田奈緒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校時代に夢中になって以来、ずっと芥川龍之介が大好きだ。近代日本文学を読み始めるきっかけを与えてくれた文豪として、私の読書人生においてもはや初恋の人的存在。はじめて全集を読破した作家でもある。
そんなわけで、ついつい買ってしまった。我ながらミーハー?
描かれるのは田端在住時から後のおはなし。一貫した物語というよりはちょっとしたエピソードの連続といった形。一応フィクションということで、多少の改変もあるようだ。室生犀星と萩原朔太郎の田端組を筆頭に、文壇の人間模様もおもしろい。新しい女とか、社会主義とか、関東大震災とかの描かれ方を見ると、彼の生きた「大正という時代」が一つの主題となっている模様。ま -
ネタバレ 購入済み
いまいち
長らくこのシリーズ愛読してきましたが、どうにも最近面白くないです、、、。
仕事に向かうひたむきさ、漫画という物づくりの難しさ面白さが良かったのですが、中田伯がおかしくなる話、前から長々やってるけど、発展性がなくて、これで何がいいたいのか意味不明。
河さんが新しくブックカフェ開く話は良かったですが、それにしても、あそこまでカリスマ店員だった人がいきなりクビになるとか、展開が強引過ぎました。 -
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ネタバレ 購入済み
酷かった…
怜のスキャンダルから別れを告げられてあっさり関係終了。
太郎の心情なんかほとんど描かれず。
何十年も引っ張ってたのに。
怜と死んだ兄との関係とか最後に何で突っ込んできたんだろう。
女性差別を描きたかったの? -