松田奈緒子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
高校時代に夢中になって以来、ずっと芥川龍之介が大好きだ。近代日本文学を読み始めるきっかけを与えてくれた文豪として、私の読書人生においてもはや初恋の人的存在。はじめて全集を読破した作家でもある。
そんなわけで、ついつい買ってしまった。我ながらミーハー?
描かれるのは田端在住時から後のおはなし。一貫した物語というよりはちょっとしたエピソードの連続といった形。一応フィクションということで、多少の改変もあるようだ。室生犀星と萩原朔太郎の田端組を筆頭に、文壇の人間模様もおもしろい。新しい女とか、社会主義とか、関東大震災とかの描かれ方を見ると、彼の生きた「大正という時代」が一つの主題となっている模様。まさに激動の時代だったんだろうな。
裏表紙にもある「僕たちは ただ 百年残る言葉を 探しているのだ そのために 今 生きているのだ」という一節が秀逸。
絵柄もすっきりしていて悪くなかった。芥川格好良すぎだけど。
ただ・・・「〜という」を「〜とゆう」と表記しているところがあって気になった。作品のテーマを考えると、文章には気を遣ってほしいところ。それとも何か作者なりの狙いでもあるんだろうか。
欲を言えば、終盤の展開はもう少し深く掘り下げてくれればよかったのにと思う。単発じゃなくてシリーズにして幼少時代から最晩年まで描ききる、くらいしてほしいー。 -
ネタバレ 購入済み
いまいち
長らくこのシリーズ愛読してきましたが、どうにも最近面白くないです、、、。
仕事に向かうひたむきさ、漫画という物づくりの難しさ面白さが良かったのですが、中田伯がおかしくなる話、前から長々やってるけど、発展性がなくて、これで何がいいたいのか意味不明。
河さんが新しくブックカフェ開く話は良かったですが、それにしても、あそこまでカリスマ店員だった人がいきなりクビになるとか、展開が強引過ぎました。 -
ネタバレ 購入済み
酷かった…
怜のスキャンダルから別れを告げられてあっさり関係終了。
太郎の心情なんかほとんど描かれず。
何十年も引っ張ってたのに。
怜と死んだ兄との関係とか最後に何で突っ込んできたんだろう。
女性差別を描きたかったの?