松田奈緒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドラマからの後追い、中古本でまずは1巻購入。
…といいつつも、実はしばらく前に新聞広告で目にして、出版されているのは知っていた。チビ絵(?)とタイトルのみの表紙を見た限り、お仕事あるあるエッセイ漫画だと認識していたのだ。まさかストーリー漫画だったとは。さらにこの漫画が出た時期は、「百姓貴族」や「ママはテンパリスト」といった大型サイズのエッセイ漫画が華やいでいたように思う。近所の本屋でも新刊というくくりだったのか、確かそれらと同列に扱われていたような…。
皮肉にも…「仕掛ける話」「表紙の話」を活かせなかったのでは?と思ってしまった。
それでも手に取ったのは、ドラマの余韻にまだまだ浸りたかったからだ。
そもそも連続ドラマなど気にも留めないのだが、主題歌がユニコーンだというのでたまたまチェックしたのがきっかけだ。そして出演者の面々に魅力を感じて観はじめた。すぐに、個性的な登場人物たちによる、いち言動やいち心理表現の、細かさ、上手さ、巧みさにぐいぐい惹き込まれていった。私には傑作だった。
さて漫画はというと、人物設定や着眼点がものすごくいいと思う。この人たちが今後何かやらかしていくぞ?とわくわくさせられた。知らない業界を見ることができて、知的好奇心がうずいた。
しかし…いかんせん読みにくいのだ。コマの流れというか、見たい、見せてほしい場面があっさりとした小さいコマだったり、小さいコマの中で、カギとなるセリフが言われていたり、不要かと思われる「描写の補足文字」がぎゅうぎゅうに詰められていたりする。各所でストレスを感じ、違和感ばかりが残る。これが作者の作風なのだろうか?それとも1巻だからなのだろうか?これまで漫画は人並み程度には読んできたつもりだが、こういったストレスは初めてだった。
どうしても理解できないのは、主人公が「小熊」と称される場面。あまりに唐突すぎて、どこか読み飛ばしたのかとざっとめくり直すも特に説明や背景は見当たらず…。2巻以降にでてくるのだろうか…?
残念ながら絵柄にも魅力を感じず、好感を持てなかった。
個人的には漫画としては2巻以降は手に取らないだろう。
ただ、ドラマは大満足だったので、ドラマでの続編を期待して☆3とした。 -
Posted by ブクログ
四年半前、まさか自分が大地震を経験するとは思っていませんでした。
この地震があったからこそ関東圏に行くことができ、仕事も決まり、結婚その他諸々が決まったので、ほかの方々に比べてとてもとてもわたしは幸せだったのだと思います。
勿論、実家は流されはしなかったものの半壊やら祖父母の家も浸水被害に遭い、生きていてよかったという状態でしたけれども。
『Booklive』のお買い得ページをつらつら眺めていたらこちらが割引になっていたので、気になって購入しました。
福島の友人のこと、家が流された友達のこと、いろいろとまざまざ思い出されて、胸にずしりと来ました。
特に、ササキミヤさんのところで描かれた若林区荒浜海岸の一報はわたしも聴いた瞬間にぎくりとしたな、と。錯綜する情報と真偽のわからなさ、それはとても恐ろしいものでした。
あの震災からどのように考え方が変わったのか?というレビュー形式のようなものでしたので、さくさく読めると思います。 -
Posted by ブクログ
この作品についてレビュー書くのははじめてだけど
ただの読者として漫画を読んでいる私からすると
何気なくただ単に楽しんで読んでいる作品が、漫画家がこんなに大変な思いをして描いているなんて・・・と絶句。
ってか、読んでいて苦しくなる。
漫画家が漫画を描き始める理由ってなんだったんだろう?
何を求めて漫画家になったのだろう?
ただ絵が上手いから、ただ絵を書くのが好きだから、もちろん漫画が好きだから
と単純な思いから始まったとしても、仕事としてプロとしてこんなにつらく、険しい現実の中で何年も何十年もやっている人達って好きだけじゃやっていけないですよね?
でも大変な仕事だけど、その分得られるモノも大きいのかな。
玄人うけは絶対する作品ですね。
でもって、趣味で気軽にいつも漫画を手にとって読んでいる私にとっては申し訳なくなるほどの内容に、心苦しいといいますか、すべての漫画家と関係者の方にはがんばってくださいと思うしかない作品です。
仕事とはこういうもんだよなんて言葉があったけど、ノイローゼ気味になって、トイレで吐くほどの思いで仕事をしてる人ってどれだけいるんだろう?って思うだけに本当に大変な仕事なんだなって。
この作品の終着点がどこへ向かって、どう終わるのかもよくわかりませんが、次巻もでたら読みたいと思います。