松田奈緒子のレビュー一覧

  • 重版出来! 5
    今回もいろいろ感じるところのあるお話がいっぱい。
    東江さんのエピソードも巨匠のエピソードも印象的だったけど、
    一番「へええ」と思ったのはグラビアのエピソードかな。
    とかくマイナスなイメージを抱きがちな「修正」だけれど、
    その作業に関わってる方々視線の「想い」が感じられて
    ちょっと違う視点が拓けたよう...続きを読む
  • 重版出来! 8
    ドラマ版で観たシーンがあって、「この辺のお話も入ってたのか!」と
    改めてドラマ版の構成の妙も感じた第8巻。
    黒沢のひとり暮らしも始まり、『ピーヴ遷移』の新刊も発売へ…。
    黒沢と中田くん、それぞれに大きな動きが起こってきそう。
    早く次の巻出ないかな〜。ドラマ版のBlu-ray発売日も早く来ないかな!
  • 重版出来! 7
    作家さんにいい作品を作ってもらおうと心を砕く編集者さん、
    自分のがんばりに何か「裏づけ」がほしい作家さん、
    作品作りにのめり込み、現実との境目が曖昧になってしまう人…。
    作品を作る人、世に出す人々の光と闇が、今回も胸に迫ります。
  • 重版出来! 12
    新Web雑誌創刊に向け動き出す編集部。
    過去の挫折を胸に、新たな挑戦に燃える安井さん。
    東江さんの再挑戦、中田くんの次なるステップ…。
    この巻で感じた大きな要素は「より先へ」です。
    主人公はもちろんのこと、ベテランも新人も、
    編集さんもマンガ家さんも、新しい可能性に向かって、
    もっともっと挑戦し、壁...続きを読む
  • 重版出来! 12
    新雑誌の担当で世代交代。安井さんの「もう違うんだーーオレの知ってる「若い人」とは今の「若い人」じゃないんだ」という独白がズシンと来た…。
  • 重版出来! 12
     確かに仕事はできるけど、愛想が無くて冷たい感じの安井は、嫌いなキャラだったけど、最後に自分のセンスでは今の「若い人」に完全にコミットできないことを素直に認めて、東江さんの担当を黒沢に任せたことに感銘を受け彼を見直した。
     知識だけでは同時代性を感じフォローすることはできない、という安井の言葉が自分...続きを読む
  • 重版出来! 12
    熱い、熱い、作家、造り手達の闘い。
    その周りの人々闘い。

    しかし、web雑誌の題名発表シーンの熱いこと。涙出たわ。
  • 重版出来! 12
    電子化にまつわる話。
    今は紙から電子への過渡期で、まだ紙にこだわっている出版社や人も多い中、シフトしていこうと決めてやり通す安井さんはやっぱり仕事できる人ではあるのだなと思います。

    電子書籍を読んでいて、たとえば大きいサイズのタブレットで横向きにして読んでいれば見開きも普通に大迫力で楽しめますが、...続きを読む
  • 重版出来! 12
    Web漫画誌FLOW立ち上げ。どんなに安井さんのやり方がずるくても、五百旗頭さんの言うようにグチを垂れ流して何かが変わるわけじゃない。黒沢が考えて考えて考えた企画書だからこそ、安井さんにも届いたのかな、と。『担当、黒沢心です!!』の一言にはなんか、ジーンときた。
  • 重版出来! 11
    電子書籍メイン回。
    そうかー、電子ってこういう動きしてるんだなー。
    私は紙派なんだけど(電子でバズッたやつの単行本化待ったりとか)、確かに無料とかついてると読みたくなってしまう。
    けど、電子で読むならiPad的なやつ必要だなあ、特に漫画は。
  • 重版出来! 11
    電子書籍の無料本などのしくみがわかって興味深かったです。
    絵がすごく雑になっていて残念。やはり主人公にはかわいいところがあってほしいと思うのだけど。
    電子書籍は手軽に読めるし、知らない少し前の作品の掘り起しができることもあってありがたいのですが、電子書籍が伸びてきた反面、紙のマンガ雑誌が休刊になった...続きを読む
  • 重版出来! 11
    第2集でも取り上げた電子書籍だが、本集では行き詰りに悩む漫画家・府川を中心に、電書を使った販売戦略という一面を見られて良かった。
  • 重版出来! 11
    「がんばり方がわからなくなった人」の
    エピソードが連続する11巻。
    思うに任せないことや、人の想いを蹂躙する出来事も
    多いけれど、どこかにきっと見ていてくれる人はいると、
    そう感じさせてくれるお話でした。
    自分を振り返る部分も多く、涙しました(´;ω;`)。
    電子書籍をめぐる出版業界の現状が描かれた...続きを読む
  • 重版出来! 11
    電子書籍を取り巻く現状と書店業界の話が中心。
    二作目のジレンマ・・・打ち切りと漫画家の生みの苦しみもあり。
    電子書籍は紙の本の流通とは異なる、読書の選書&読まれ方が
    あることに、今更ながら衝撃でした。なるほど~。
    でも、電子書籍によって救われる作品あり。
    河さんの棚にしても同様に、読者やファンの声の...続きを読む
  • 重版出来! 11
    今回は気分のいい話が多くて、良かった良かった。中田伯が笑ったのなんて初めてだよね。そりゃまあ、現実は厳しいし、いいことばかり続くわけではないのはわかっているけど、それでもこういう巻は嬉しいです。
  • 重版出来! 10
    フォントについては、そこそこ知っているほうであるとは思っていたが、尤もなことながら始めた知った事実もあり、興味深く読んだ。
  • 重版出来! 9
    ピーヴ遷移1巻発売、中田伯アシスタント決まらず、アユちゃんの進路、3Dフィギュア、高畑一寸の下に送り込まれる新人漫画家、嫉妬する中田伯、たんぽぽ鉄道映画化、からの付録製作、などなど。

    DTPオペレーターのお姉さんまた出てきた!
    ご結婚おめでとうございます!
  • 重版出来! 7
    アシスタントが居つかない中田伯。
    バイク便のお兄さん。
    賞が欲しい高畑一寸&高畑一寸賞。
    山縣留羽『音の作法』担当編集者の矜持。
    中田伯、単行本1巻発売に向けた”ヒキ”。

    コミックス1巻の“ヒキ”の話をしてるところでこのヒキかー!っていう衝撃。

    確かに女性は、「自分の好きなものを広めたい、好きな...続きを読む
  • 重版出来! 8
    中田伯『ピーヴ遷移』1巻発売に向けて……。
    魅力的な女性の新キャラ作り、平台確保のためのプルーフ配布、Webコミックでの試し読みetc.
    運命の部数決定会議。
    さらにカバーデザイン、帯作り。
    その合間に、心の一人暮らしエピソード、そして中田家の家庭問題を差し挟む重層的な演出。
    そして来ました「重版出...続きを読む
  • 重版出来! 6
    中田伯、連載決定。
    三蔵山先生アシスタントの栗山さん、Webマンガの波に踊らされる。
    北の大地の本屋さん&ここにもいた!校閲ガールの話。

    たまにポッと出てくる、サブキャラですらないゲストみたいな登場人物の回、結構好き。
    人気出たら後から出番増やせるし、上手い手だな。