松田奈緒子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎号感動してますけど、7巻はるうるうの鈴木さんの〝僕は彼女に、「この作品はわたしがみつけたんだ」という喜びも一緒にプレゼントしたいんだ〟って言葉にガツンとやられた。なんでもかんでも目立たせりゃいいってもんじゃないよなぁ。ほんと大切なのは誰に届けるか。そんな体験まで届けられるって、やっぱり編集の仕事いいな…ってしみじみ思ったよ…
あとマンガ賞の回の「死ぬ気で描いてる」にもいろいろ考えさせられる。本当は自分で読んで判断するのが正しいと思うけど、マンガの競合がマンガだけじゃなくなった今、業界全体に目を向ける施策は必要だとも思う。現に自分もそうした賞で優れた作品に出会えることもあるし…。そして面白い作 -
Posted by ブクログ
面白い。
お仕事ドラマは好きな方。
主に小説ばかりで漫画はそんなに読まなくなってしまったけれど、ドラマに惹かれて読んでみました。
大好きな作家さんたちがよく言う出版社や、一冊一冊を読者へと手渡してくれる書店員さんたちへの感謝の言葉。
わかるんだけど、でも、やっぱりすごいのはあなたじゃないの?って思ってました。
私の好きな作家さんたちは、もう、その名前だけできっとたくさん売れちゃう人たちです。
でも、そんな人たちがこぞって言う。
ああ、それはこういうことだったのかな〜と納得しました。
売れてるんじゃない。俺たちが売ってるんだ。
こんな風に自分の仕事に誇りを持てるってステキなことです。 -
Posted by ブクログ
いやあ今回はいい! 6巻はちょっと話が拡散した印象で残念だったんだけど、おお、戻ってきたよ、という感じ。大好きな心の柔道シーンもあって、こうでなくっちゃあ。小熊みたいな体に、無限の体力とまっすぐな志。この心の個性がやっぱり最大の魅力なんだと思う。
お馴染みになってきた周辺キャラもいい感じだ。アシスタントの栗山君、編集の小泉君、高畑一寸、書店員の河さん、みなそれぞれこのマンガの中の時間を「生きている」ということが伝わってくる。中田画伯がどうなっていくのかという「ヒキ」もうまい。
他にもどうなっているのか気になる人たちがある。東江さんはいつまた描き出すんだろうとか、牛露田先生も復活するんだよね