高橋則明のレビュー一覧

  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    目次で本の内容が全てわかるのはいい本と誰かが言っていましたが、まさにその通りの本ですね。
    特にマーケティングに特化し過ぎた内容でもないので、どんな業種の人にもこの本の言いたいことは伝わると思います。製品開発・広告に限らず会社やチームの運営とか、どんなことにも当てはまる内容。
    いないと思うけど、アップルの歴史とかジョブズの伝記的なことを期待して読むと全然違うのでそこは注意してください。

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    2018年08月07日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    ===引用ここから==
    二一世紀の無料(フリー)は二〇世紀のそれとは違う。アトム(原子)からビット(情報)に移行するどこかで、私たちが理解していたはずの現象も変質したのだ。「フリー」は言葉の意味そのままに「無料で自由」であることとなった。
    ===引用ここまで===

    「アトム(原子)からビット(情報)に移行」。このくだりが大好きなのです。

    本著では、IT技術の飛躍的な革新により、モノの価値を図る概念の変化が起きた結果、経済活動(”稀少な資源をめぐる選択“と呼べる)の在り方を変える必要性を説きます。

    巻末付録では、フリービジネスを以下の3つに大別し、50個の例を挙げています。

    フリーその1

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    2018年05月20日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    すべてがF(ree)になる。
    とは別に言ってるわけではないんだけど笑

    無料についてこんなに考えたことはなかったので、ゆっくり考えることができる骨太の一冊。
    タイミング的には自分がいま関わっている部分もあり、メモしながら読んだ。

    無料とは向き合わ合いといけない。
    どう無料を使いこなし、創造性を持たせるか。が大事なんですよね。

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    2017年07月30日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    ジョブズが示したシンプルなロードマップによって、瀕死状態だったAppleは息を吹き返す。
    その時の、ブランドイメージ向上に一役買ったのが、Think Differentキャンペーンだった。
    ジョブズは、常にマーケティングに対しての情熱を持っていた。
    倒産の危機的状況下においても、目先の収益改善よりも先に、企業イメージの再建に対して投資を行うなど、
    誰よりもブランド力の重要性について理解していた。

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    2016年06月20日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    前半の方ちょっと退屈かなと思っていたが,後半になってくると色々裏話が出てきた.
    表の話を知っていただけに非常に興味深かった.
    (裏ではこういうことがあったのかと・・・)

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    2014年11月10日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    クリエイティヴな職種に限らずどんな人であれ、働いている人がこの本を読むと鼓舞されつつも落胆するだろう。スティーヴ・ジョブズとの仕事はなんてエキサイティングで、自分のやっている仕事はなんてつまらないんだろうと。

    この本は、iMacという名前を考えたケン・シーガルという人が書いた本で、シャイアットというマーケティングの会社でアップルの外注を受けていた。この人はスティーヴ・ジョブズと10年に渡って広告の仕事をしてきた。スティーヴがネクストの頃からアップルに復帰して以降もマーケティングの外注を受けてきた。広告という媒体を中心に書かれてはいるが、内容に至っては主に、スティーヴ・ジョブズの考え方について

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    2014年08月08日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    物事はシンプルに考えて、突き進むのが一番いい。
    時間的にも費用的にも、当然精神的にも。
    ただ、難しいことを分かりやすく簡単に説明するのが難しいように、
    シンプルさを突き詰めることは困難を極める。

    それをやってのけたのが、Appleでありスティーブ・ジョブズである。
    本書はAppleでのサービス企画、製品化までの流れをまとめてくれています。
    内容は濃かったですが、その分得るものも多かったように思う。
    全てをマネする必要は無いと思うが、必要なところは参考にしたい。

    【参考になった内容】
    ・自分の時間、部屋にいる全員の時間が無駄になるくらいなら、
     遠慮せずに会議を打ち切るべきである。
     惰性で

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    2014年04月28日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    Think Simple アップルが生み出す熱狂的哲学 ケン・シーガル

    ケン・シーガル氏は、スティーブ・ジョブスのもとで、
    Think Differentキャンペーンにたずさわった。

    私が嵌っている読書家向けSNSで、私がフォローしている方が、
    魅力的なレビューを書いていたため、読みたくなって買った本です。

    これは、全ての、企画、マーケティング、デザイン、開発に携わる人に
    読んでもらいたいと断言できる本です。

    コンテキストがあって生きるキーワードではありますが、2,3抜粋します。

    「創造的な思考によって世界を変えるために、リーダーは、 創造性が
    必要だとわかっている組織を作ればいいの

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    2020年05月05日
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

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    ウイルスの人間への影響がとてもわかりやすく説明されている。HIVの歴史が比較的簡単な相互作用、中央アフリカでチンパンジーがサルを飼ったことがはじまりだと走らなかった。

    ウイルスは動物、人間を移動しながら繁殖していく。動物の身体では無害だったが、人間の身体の中に入ると、害を及ぼすこともあるみたいだ。動物を生で食べることの危険性がよくわかった。他の動物と接触することは、新しいウイルスが人間の身体に入る可能性を高くするのだ。複数のウイルスが身体の中で出会い、遺伝子を交換する機会を増やす。ウイルスが遺伝子を交換する方法は2つある。遺伝情報を直接変えること(変異)と、遺伝情報を交換すること(遺伝子の組

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    2013年05月26日
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

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    この本を読むと、見えないものが見えてくるというこの表現が比喩的でなくあてはまります。
    ちょっと専門的になりますが、微生物というくくりを説明すると「顕微鏡でしか見えないあらゆる有機体」と著者は書いています。この中にはウイルス、細菌、寄生虫、プリオンなどが含まれるのですが、この本ではその中で最も小さいウイルスを取り上げています。ウイルスは「地球上でもっともすばやく進化する有機体」であり、他の有機体に依存し進化を遂げているので、副題にあるようにウイルスを研究することは人類の進化を知ることにつながるわけです。
    著者のネイサン・ウルフはもともと中央アフリカで野生のチンパンジーを対象とした研究を計画してい

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    2013年01月19日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    わかりやすい議題を取り上げているせいもあり、
    論旨がつかみやすく、あっという間に読めた。

    内部相互補助:一枚買ったら、一枚ただ。無料の恩恵を受けた人が払う
    三者間市場:利用者はフリーの恩恵を受けるが、そこにある広告のものを買った人が払う。広告収入
    フリーミアム:一部の有料会員がお金を払う。オンラインゲーム。時間のない人がお金で時間を買う。
    非貨幣経済:無料で提供し、評判を買う。

    無料で提供することで、知ってもらう。→ コンサートチケット、グッヅ販売などで収入を得る。

    ビットの世界は、コストが限りなくゼロになるからこそできる。
    ロングテールの世界では、商品棚は無限にある。
    選択する必要はな

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    2020年05月30日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    2018/12/08(2回目の感想)
    シンプルなやり方が必ずしも一番簡単なやり方ではない。
    著者はアップルで仕事をするときに、重要と思ったことを記録している中で、シンプルさにつながる10の項目を見つけて紹介している。
    1.Think Brutal 容赦なく伝える
    2.Think Small 少人数で取り組む
    3.Think Minimal ミニマルに徹する
    4.Think Motion 動かし続ける
    5.Think Iconic イメージを利用する
    6.Think Phrasal フレーズを決める
    7.Think Casual カジュアルに話し合う
    8.Think Human 人間を中心にする

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    2018年12月09日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    アップルの黄金期にブランド戦略やPRツールのコンサルに携わっていた人による、アップル経営哲学(らしきもの)の紹介。アップルが収めた成功のベースに、率直でシンプルであることを重んじる企業理念(文化?・・というよりジョブズの信条か・・。)があるとする。すなわち、
    ■容赦なく伝える
    ■少人数で取り組む
    ■ミニマルに徹する
    ■動かし続ける
    ■イメージを利用する
    ■フレーズを決める
    ■カジュアルに話し合う
    ■人間を中心にする
    ■不可能を疑う
    ■戦いを挑む
    複雑で煩雑で?文で縟礼で「コミュニケーション」と称する情報共有のためだけの大人数会議で時間を絞り取られているレガシー会社のビジネスマンには、納得できる

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    2018年10月14日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    ネット(ビット経済)の情報/サービスは、構造的に無料に向かう

    上記が大きなメッセージだと思う。
    対比として、もの(アトム経済)は、簡単には無料にならない。
    この軸に無いが、サービス(タイム経済?)も簡単には無料にならないんだろう。

    また、価値としてはお金以外にいかがある。(それぞれマネタイズは別にできる)
    「ウェブの世界には、貨幣経済以外に、評判(トラフィック)経済と注目(リンク)経済がある」

    その上で無料からお金を得るビジネス類型が4つ説明ある。
    代表的なものはフリーミリアム(一部、高機能有料モデル)、広告モデル
    あと忘れた・・・

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    2021年06月24日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    ●アップルの成功の秘訣は、「シンプル」の一言に換言できる。「シンプル」という武器を用いて、クリエイティブな力を発揮するための方法を10の要素にして紹介。

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    2025年07月29日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    AIがこれからの世界にどのような変化をもたらすか、など解説されている。AIを利用できるようにならないとこれからの時代は乗り切っていけないだろうなと思う。習うより慣れよと言い聞かせる毎日。

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    2025年04月25日
  • リアリティ+(プラス) 上 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦

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    内容などから、シミュレーション仮説の読み物かなと思っていましたが、結構哲学寄りの本でした :)

    ライトな科学書よりは表現も哲学寄り(でも、難解というほどではなかったです)で、ボリューム感もあり、読むのに結構時間かかりましたw

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    2025年03月16日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    シンギュラリティの続編で、前著よりも早くシンギュラリティに近づいているということ。

    確かにこの1年くらいのChatGPTの進化を見ても、その辺りは実感する。このスピードで変化するとスタッフ業務の仕事は相当なくなるだろうと思う。肉体労働よりも知的な仕事の方がなくなるということになる。

    ということで、多くの仕事がなくなることで不幸な社会を想像してしまうし、AIを活用した犯罪や戦争が増加すれば、明るい未来は想像しにくい。

    しかし、著者の描く未来は明るい。人間の脳とAIを直接接続して、人間の能力を桁違いに拡大する。一時的な混乱はあっても、結果的にはAIと統合した人間はさまざまな課題を乗り越え、明

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    2025年01月12日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    「シンギュラリティは近い」のアップデート版な印象でした。前作を読んでからだと真新しい内容は少ない。

    テクノロジーは人類社会を豊かにしてきており、これからもAIやナノテクノロジー、脳の情報の複製などで超知能を実現し、120歳程度の寿命の限界も超えて生きていけるなど。

    スマホが脳の拡張となっていて今ない技術もその延長線っていうのは腑に落ちた。

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    2024年12月16日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    アップルの中枢で働いていた著者の、シンプルの極意。
    アップルの、「シンプル・イズ・ベスト」の精神がよく分かる一冊。

    アップルというよりは、ジョブスの精神と言えるかもしれない。
    彼の伝記を読んでいれば、より理解が深まる。

    この手の書籍を読めば読むほど、なぜ自分は未だにWindowsなのか、疑問を抱く。
    考え方的には、絶対Macの方が合っているのだけれど。
    それほどまでに、アップルのシンプル志向には心惹かれる。

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    2024年08月28日