高橋則明のレビュー一覧

  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

    Posted by ブクログ

    タダより高いものはない!
    とはよく言ったものだが、まさにその通り。
    この書籍にはタダのカラクリが多数まとまっています。

    2025年の今、この本を読んで感じるのは『そーだねぇ』と同意するだけの浅いものになるかもしれません。

    しかし、この本が書かれたのは2009年。今から16年前です。

    その頃に読んだ読者はきっと『そーだねぇ、え?いやいやまた大袈裟な。。。!』みたいに感じてたんじゃないかなと。未来をある程度、当てにいく内容になってます。

    緻密な調査と先見の目で書かれた名書、ぜひ読んでもらいたいです。

    0
    2025年10月12日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    面白〜い!
    以下、興味深かったところのメモ。

    ・シンギュラリティ(特異点)は、数学と物理学で使われる言葉で、他と同じようなルールが適用できなくなる点を意味する
    (この言葉を作ったのが作者らしい!)

    ・1956年にスタンフォード大学教授のマッカーシーの呼びかけで研究会が行われた。この研究会に備えて、マッカーシーは、人工知能と呼ぶことを提案した

    ・AIは言葉の意味を、文法規則の本や辞書からではなく、実際に使われている文脈から学ぶ。例えば、ジャムを食べる、ギターのジャム(即興演奏)の使い方を文脈で学ぶ。AIの学習法は、私たちが言葉を学ぶのと全く同じ。

    ・googolゴーゴルは、1の次に0が1

    0
    2025年10月02日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    前作から目指す世界のディストピア化がますます進んだ感があります。
    ビックテックのリベラルな方達の意見です。
    面白いです。
    相変わらず倫理や道徳のバーョンアップについては言及がありません。
    なぜ、アメリカが世界であのような振る舞いができるのか垣間見えた気がします。

    0
    2025年07月09日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    2045年「シンギラリティー」を迎えるような時代には、AIの進化で3Dプリンティング・ロボティクスによるあらゆる製造業、建設業、諸々の「ものつくり」に影響を与える事は間違いなく、さらに医療でのバイオ・ナノテクノロジーによる変革は様々な難病でさえ完治、治療され寿命がさらに伸びることは間違いない。ここにあるブレイン・コンピュター・インタフェイスにおいては人間の脳との融合技術で人間そのものの存在意義など問われる可能性もある。一番のポイントは技術革新によるパフォーマンス(時間とコスト)が極端に短く安く、AIエージェントが作る、動くことで仮想と現実環境で人間はどのように対応すればいいのか予測できない。

    0
    2025年07月05日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    現在80歳以下の人は、永遠に生きられる可能性がある。
    そういう技術が近い未来に現実のものとなる。らしい。

    近年の技術革新が豊かさをもたらしていないように思えるのは、インターネットをはじめ、技術革新の成果に値段がつけられていないからに過ぎない。
    技術革新は私たちに豊かさをもたらしているし、これからもより豊かな未来をもたらす。

    そうなんだ。
    未来に対して、地球温暖化とかいろいろ悲観的な話が多いように思える中、すごく前向きで楽観していることにかなり驚き(笑)。
    私は、いまひとつワクワクまではしなかったけど、未来に希望を感じられる、実現を待ち望み期待できるような未来像、長生きしてるといいことがある

    0
    2025年05月29日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    チューリングテストに合格するのは2029年と予測
     シンギュラリティ=現在の人間の知能では理解できない時代の到来 

    小脳=固定的行動パターンの遺伝 
    大脳新皮質=学習による解決案 200億以上のニューロン 抽象的思考
     脳の階層構造 親指の存在
    ディープラーニング 大規模言語モデルへ
     1000億以上のパラメーター 意味でプロンプトを理解 言語を扱えるようになる
    マルチモダリティ 言葉と画像の関係を理解 Google リンク集からAIへ
    いまAIに足りないもの:文脈記憶 常識 社会的相互作用

    意識
     自分の内側の考えと、それとは異なる外の世界との両方を知っている能力
     チューリングテストに

    0
    2025年05月17日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    情報テクノロジーの指数関数的な成長と「収穫加速の法則(the law of accelerating returns)」によりシンギュラリティを達成、ナノロボットなどのデバイスを用いた原子レベルでの世界の再構築、現時点で120歳とされる生命の限界を超えた寿命の延長(寿命脱出速度に達する)、脳をクラウドに接続することによる知性の拡大化、すべての産業におけるイノベーションの推進による貧困や暴力の減少など、私たちの幸福のあらゆる側面を向上させる指数関数的なテクノロジーの成長、再生可能エネルギーと3Dプリンティングの成長など多岐にわたる進化を予測している。リスクについても1章を設けて説明しているが、や

    0
    2025年04月16日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    今の生成AIの進化っぷりを肌で感じていると、2030年までにAGIまで行っちゃうんじゃないか、と思う。ちょっと恐ろしいけど、見てみたい気がある。

    0
    2025年02月16日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    2025年6冊目。満足度★★★★★

    著者は多数の受賞歴を有する発明家で、現在のGoogleの主席研究員兼AIビジョナリー

    本書のタイトルにもなっている「シンギュラリティ」を語らせるのには、この人より適任の人はいないというぐらいの当該分野の有名人

    本書はAIをはじめとする未来のテクノロジーについて、一般人がアウトラインを掴むのに好適

    正直、かなり難しい箇所もあるが必読の書と言えるだろう

    0
    2025年01月21日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

    Posted by ブクログ

    カーツワイル氏が、持論を改めて展開している書籍。
    今のところ、彼の思ったとおりに技術と社会が進展しているような気がする。
    彼は以前から2029年にはAIがチューリングテストに合格しほとんどの面で人間を上回るようになると言っているが、正に昨今の生成AIの発展を考えると彼の予言とおりになっている。
    一方で、意識の問題に関しては踏み込み不足というか、「汎原心論」をとりあえず(根拠もなく)イチオシに置いているが、なぜその立場をとるのかの説明不足だし、特に主観的経験のメカニズムや存在要件についてはもっと深堀を期待したが、それは科学的課題ではなく哲学的課題であるということで終了。少し消化不良だった。
    未来

    0
    2024年12月29日
  • リアリティ+(プラス) 下 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦

    Posted by ブクログ

    (上巻より)
     第5部はいよいよ本書の核心とも言える「心と意識」の問題に分け入っていく。まず著者は、VRではデカルト二元論が成立する可能性を指摘する。VR環境下のユーザーはバーチャルな身体を持つが、その脳は身体とは分離されVRの外にある。つまりVRでは事物を支配する物理学と、行動を支配する心理学の2つのプロセスが並走しているのだ。エリザベト女王はデカルトに宛てた書簡の中で、「物質でない心がどうやって物体を動かすことができるのか」という素朴だが厄介な質問をぶつけているが、無論、神経科学による究明が進んだ今日では唯物論がこの疑問を解消する。しかし、バーチャル世界を前提とすると様相が異なる。バーチャ

    0
    2023年08月20日
  • リアリティ+(プラス) 上 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦

    Posted by ブクログ

     バーチャルリアリティ(VR)に関する本となるといかにも自然科学主義・還元主義的なものを連想してしまうが、本書のテーマはなんと〈形而上学〉である。「この世界には我々に現前してくる以上のものが備わっている」という形而上学的テーマに、科学革命以降のパラダイムを存分に適用しながら丁寧に取り組んでいく。〈テクノフィロソフィー〉(哲学はテクノロジーに関する新しい問いに光を当てるのを助け、テクノロジーは哲学に関する古い問いに光を当てるのを助ける)の理念のもと、VRを題材に昨今の思想界が敬して遠ざけてきた形而上学に真正面から取り組んだ意欲作と言える。

     本書のメインテーマが形而上学であるということは、議論

    0
    2023年08月20日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

    Posted by ブクログ

    1ビットでもデジタルに触れるビジネスマンにオススメ
    デジタルビジネス×無料のメカニズムがわかりやすく説明されている
    行動経済学の要素もあるよ

    0
    2023年08月13日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

    Posted by ブクログ

    シンプルであるべきか、複雑であるべきか。シンプルであることは誰が見ても正しいように思えるのに、いざ自ら行動すると簡単に複雑な道へそれてしまう。「複雑」というものは、とても魅力的なのだ。
    あらゆるデザイン、あらゆるオプション、あらゆる価格帯の統一性のない型番の商品の中からひとつの製品を選ばなければならないというのは、考えただけで重い作業であるけれども、iPhoneを選ぶなら、もしくはMacBookを選ぶなら、考えることはとても少ない。これほどユーザーに親切な商品は、作る側に立つと不思議となかなか作れない。
    『Think Simple』では、シンプルを貫くということがいかに難しいかということを延々

    0
    2020年01月05日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アップルという会社に「シンプル」というマインドがいかに根付いているかが、数々のスティーブジョブスの逸話にそって描かれています。

    「シンプルであることは複雑であることを圧倒するが、シンプルで居続けるのは難しい」

    この本で強く訴えられているのは、この点です。



    読んで、印象に残ったエピソードを挙げていきたいと思います。



    Think Brutal(容赦なく伝える)より

    「アカウント(取引先担当)で働いてます」と伝えると、スティーブ・ジョブズは、

    「そうか、オーバーヘッド(圧縮削減が可能なムダな処理)だな」と。 と言う会話。

    よくある話ですが、会社が大きくなると会社の付加

    0
    2019年09月30日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

    Posted by ブクログ

    多くの例を出したり,あるいは反論に答えたりしながらの分析には,驚嘆するばかり。これからやって来る厳しい世界を早く受け入れて,自分の/自社の立ち位置を見つけたい。あわせて,本書のモデルと異なるモデルを信じているように見える日本国がどういう政策を出していくのか,その結果どうなっていくかも注目したい。

    0
    2019年02月17日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。
    シンプルさは都合のいいときだけ持ち出してすぐに手に入るものではなく、不断の努力と鉄の意志によって手に入れることができるものだということがよくわかる。

    マーケティングの人が書いた本だけど、内容は全くマーケティングに限った話ではなく、普遍的な学びがめちゃめちゃある本だった。

    0
    2019年01月19日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

    Posted by ブクログ

    險?繧上★縺ィ遏・繧後◆繝吶せ繝医そ繝ゥ繝シ縲ゅう繝ウ繧ソ繝シ繝阪ャ繝医↓縺翫¢繧九ン繧ク繝阪せ縺ョ縺ソ縺ァ縺ェ縺上?√h繧贋ク?闊ャ逧??豁エ蜿イ逧?↓辟。譁吶ン繧ク繝阪せ繧呈侍繧贋ク九£縺ヲ縺翫j縲∵悄蠕?サ・荳翫↓闊亥袖豺ア縺剰ェュ繧薙□縲

    縲後ワ繝シ繝峨?螳ケ驥丞宛髯舌r螳医k縺ケ縺上?∽ク崎ヲ√ヵ繧。繧、繝ォ縺ョ蜑企勁繧偵&縺帙※縺?k莨夂、セ縺ッ譎ゆサ」驕?l縲阪→縺ッ縲∵ュ」縺ォ蟆冗函縺ョ蜍、繧√k莨夂、セ縺ョ縺薙→?

    0
    2018年12月31日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

    Posted by ブクログ

    読み応えあった。
    前半はアメリカの昔の話なので取っ付きにくいけど終盤は最近の話なので身近に感じられて勉強になった。
    また自分のビジネスにも参考になった。

    0
    2018年10月25日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

    Posted by ブクログ

    シンプルに、それも情け容赦なく、徹底的に。
    決定は選ばれた少人数で。
    いつも動き続けろ。
    勝つなら僅差でなく、圧倒的に。
    フェアでなくてもいい、使える武器は全て使え。
    そういう事らしい。

    0
    2018年12月28日